ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

京鰹節つけ麺 愛宕(東京都港区新橋)

2010年02月18日 21時25分16秒 | ラーメン
今日は職場の同僚と一緒に、新橋駅の近くの「京鰹節つけ麺 愛宕」に久しぶりに食べに行きました。

店内の券売機でしばし迷ったのですが、つけ麺をあつもりで食べたいよねということで、
TSUKE ATAGO(930円)を選択。店員さんに食券を渡す時に麺の種類を通常のものと
限定の極太麺の2種類から通常のもので、麺をあつもりで量は中盛でオーダーしました。

つけだれはいわゆる魚粉全開の豚骨魚介系で粘度が高く、麺は中太の平内麺で、具は別皿で
炙りチャーシュー、海苔、モヤシ、メンマ、味玉が出て来、更にレンゲの中に中国山椒が入っていました。
店員さんに聞いたら、つけ麺のあつもりではこのような具の出し方をしているのだとか・・・。

つけだれ・・・というか、スープは流行に合わせて来ているのか、
鰹節の香りというよりはひたすら魚粉(笑)っていう感じの味ですが、
豚骨による濃度もしっかり出ていて、ツボはしっかり押さえています。
麺は食べ応え十分で、やや縮れているのもあってスープの絡みはかなり良いです。
そりゃもう、良過ぎて食べ終わる頃にはつけだれの量が目に見えて少なくなるくらい・・・(笑)。

具は炙りチャーシューの香ばしさと半熟の味玉が秀逸で、メンマは歯応えこそ
しっかり主張するも味付けは控えめでスープの味を邪魔せず好印象です。
海苔も地味ながら良いものを使っていて、粗挽き黒胡椒で味付けされたモヤシもグッドです。
中国山椒をつけだれに溶かすと味わいがピリッとした感じに変化しで面白いのですが、
この辺は好みでしょうか、なくても十分にパッケージが完成しており、蛇足な感は否めません。

全体的にはやはり流行のツボを押さえつつ、しっかりと作り込んだ一杯で、
香りの使い方が上手いなぁと思いました。あと、食べている最中に気がついて
店員さんに確認したら、営業スタイルを変えたそうで、以前は昼なら鶏、夜なら豚骨という
二毛作だったのが、昼夜ともに2系統どちらでも食べられるように変えたとのことです。
鶏ベースのスープも悪くはなかったのですが、この店はやはり豚骨の方がお気に入りです。

店構えが地味なのか、知名度がいまいちなのかは分かりませんが、
この店では行列ができているのを見たことがありません。
でも、下手な行列店よりもよっぽど上等なラーメンを食べさせてくれる店です。
「Shimbashiおらが」が休業に入った今、この店は新橋最強と言っても過言ではないでしょう。
もっとも、その「Shimbashiおらが」も3月には復活するようですが・・・。
コメント
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