ルリの鳥見日記

万年初心者バードウォッチャー、ルリの怪しさ大爆発の鳥見とラーメン食べ歩きの記録です。

新宿 モモンガ(東京都新宿区歌舞伎町)

2012年05月28日 21時38分13秒 | ラーメン
今日は単純に店の名前が面白いなぁ・・・という理由だけで仕事帰りに
歌舞伎町に向かいました。たどり着いたのは「新宿 モモンガ」。
どの辺がどうモモンガなのかは分かりませんが、とりあえず店内の券売機で
特製塩らーめん(900円)の食券を購入してカウンター越しに店員さんに渡しました。
その際、麺の量と味の濃さの好みを聞かれたので、麺の量は大盛り、味の濃さは普通で頼みました。

出て来たのは鶏ガラベースに煮干や昆布などを合わせて塩をきかせたスープに
細めのストレート麺が入り、チャーシュー、ネギ、白髪ネギ、穂先メンマ、味玉、揚げ餅、
糸唐辛子、柚子皮等の薬味が乗った一杯でした。

スープ自体はベースの味がしっかり出ていて、なおかつ程よい塩加減の
あっさりしたものなのですが、正直言って薬味が多い気がします。
色々と入っているのもあり、カオスなままにまとめきれない状態で出した感が否めません。
麺はやや芯を残した固めのゆで加減ですが、スープの持ち上げは良好です。

チャーシューは真空低音調理されたもので、肉厚でほど良い歯応えを残しつつもやわらかく、
味付けは薄めでスープの味を邪魔していません。穂先メンマは可もなく不可もありません。
味玉は固ゆで気味で、心持ち塩加減が強めな気がします。あと、揚げ餅に関しては
この店のオリジナリティを出した部分ではあるのでしょうが、蛇足な感が否めません。

全体的には丁寧に作り込まれた優しい味わいの一杯でバランス感覚も悪くないと思いましたが、
ベースの味で食べさせたいのか、塩を印象付けたいのか、あるいは薬味でインパクトを出したいのか、
迷いを感じないではいられません。歌舞伎町という立地なためか、客層に恵まれているんだか
恵まれていないんだか微妙な感じですが、酒を飲んだ後の締めには上等過ぎる味です。
食べに行くなら素面で食べに行かないともったいないでしょう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする