スパイス・ラー麺 卍力（東京都江戸川区西葛西）

今日は仕事帰りに所用を済ませてから夕食を・・・ということで色々迷った（？）挙句に東西線の西葛西駅の北口から
歩いて数分の所にある「スパイス・ラー麺　卍力（まんりき）」に足を運びました。

店の前には待ちの行列が出来ていて、ひとまず店内の券売機でスパイス・特製ラー麺（９８０円）のとスパイシー肉飯（２８０円）の
食券を購入し、待っている間に店員さんが注文を取りに来たのでパクチー抜きでネギに換えてくれるようオーダーしました。

待ち時間４０分ほどでカウンター席に案内され、程なくして出て来たのは豚骨魚介系のスープに醤油ダレやトマトピューレ、
各種香辛料（※）をきかせたものに中太麺が入り、チャーシュー、ネギ、モヤシ、ブロッコリー、味玉、香辛料類が乗った一杯でした。
※クミンやコリアンダー等、１３種使っているそうです（店の公式ＨＰ）。

スープはしっかりしたベースの強さと独特な香辛料の使い方が際立っていて、ただ単にスパイシーという
言葉だけでは到底表現しきれない、深みというか奥行きのようなものを感じさせる味わいです。
麺は食べ応え十分でスープの持ち上げも良好で、これも過不足なく好印象です。

薄味で柔らかいバラロールチャーシューは肉厚で食感でしっかり主張しつつもスープの味は邪魔せず良い感じです。
モヤシのシャキシャキ感がアクセントになっていて、麺と一緒に絡めて食べるとなかなか良い感じです。
今回もルリは具の全部乗せを選択してしまったのですが、もしデフォルトに何か１つだけトッピングを追加するなら
このモヤシが最有力候補です。麺とスープを活かすという意味ではベストではないかと思います。
味玉はきっちり半熟なのですが、味はほとんどしみてない感じなのはスープの味が強いからだけではないと思います。
ブロッコリーに関しては彩りというか賑やかしみたいな扱いになっているように思えてなりません。

全体的には相変わらずの変り種ラーメンですが、とにかくベースがしっかりしている上にバランスのとれた一杯だと思いました。