【在庫より】偶然の産物 ～正面顔～

この子とは目が合うことが多い気がするのですが、ルリだけでしょうか？（汗）

中華そば むらさき山（東京都港区芝）

今日は開店してやっと２ヶ月経とうかという、
「中華そば　むらさき山」に行くことにしました。
が、店の場所が意外と分かりにくく、近辺をぐるっと
探して歩き回ってしまいました。

で、やっとたどり着いて店の中の券売機を見ると、
何故かタッチパネル式で新型っぽい感じでした（笑）。
最初はデフォルトで頼もうかと思ったのですが、
画面の上隅にあって、しかも“お勧め”と書いてあった
紫（ゆかり）そば（８５０円）を注文。

出て来たのは、最近はあちこちの店で見かける豚骨魚介スープに
中細のストレート麺が入ったもので、具もチャーシュー、海苔、ネギ、
メンマ、味付玉子・・・とここまではこれまたありがちな組合せでしたが、
更に焦がしネギも乗っかった一杯でした。

この手のスープと麺の組合せはどこかで見たことが
あるかも・・・と思ったら、高田馬場の「俺の空」でした。
ただし、魚粉の香りが若干強く出ていて、
麺が太いことが明確な相違点でしょうか。

具のチャーシューは特に絶品という訳ではありませんが、
スープに合った味付で、ネギの選択も間違ってはいません。
が、海苔の香りがスープに負けていたのは残念です。
もう少し香りの良い、上質な海苔を使って欲しいものです。
あと、味付玉子は色がついた半熟玉子という感じで、
味があまり染み込んでませんでした。

焦がしネギに関しては嫌いな人もいるでしょうが、
豚骨魚介スープに焦がしネギの香りをプラスするという
アイデアは悪くありません。ただ、焦がしネギの量
とスープを作る際の素材の投入量のバランスを間違うと
味が大きくくずれてしまうので、作る人が変わったら
同じ味を出すのが大変かもしれないと思いました。

全体的には流行りの系統の味を出しつつも独自のアイデアを盛り込んでいる一杯で、
今後更に良い味になるのではと思わせるポテンシャルを感じさせてくれました。

“鉄焼”

「らあめん創房えじそん」の「鉄焼こがし味噌らあめん」に入っていた、
熱く焼かれた鉄はこの写真の中の三角形の塊です。保温効果があるのは良いのですが、
レンゲを使わずにスープをいきなり飲みにかかる人もいる訳ですから、
何らかの形で火傷に注意といったアナウンスをして欲しいと思いました。

らあめん創房えじそん（千葉県市川市相之川）

※一昨日食べた分
今回は久しぶりに「らあめん創房えじそん」に行ってみました。
実は、店内のメニューに味噌らあめんがあるのは既に確認済みだったのですが、
豚骨魚介系のスープで味噌味にするとどうなるのだろう？と思っていたので、
迷わず「鉄焼こがし味噌らあめん」（８８０円）にトッピングで「味付玉子」（１００円）を注文。

“鉄焼”の名の通り、焼いた鉄の塊を丼に投入しているせいか、
もうもうと湯気が立っていますが、スープの色自体は正油の時とかなり似てます。
味に関してはちょっとマイルドな味噌味といった感じで、
何とか魚介系の味を感じさせるかなといったところです。
麺がやっぱり柔らかめなのはこの店のデフォルトなのでしょうか。

具はチャーシュー、海苔、ネギ、メンマ、キクラゲ、味付玉子等で、
メンマは切り方のせいで食感がいまいちでした。妙に厚切りでメンマの
食感が丼の中で突出している感じだったので、もっと細長く薄く、
よくある感じに切った方が味も活きるのかなぁと思いました。

多少ケチをつけてはみましたが、持っている技術やアイデアには
期待が持てる店だと思います。色々なアイデアを試行しながら
更に改良が加えられ、あるいは新しい味を生み出すのでしょう。

ただ、混雑する時間帯は全席禁煙にして欲しいものです。
灰皿があるというだけで隣近所で食べている途中の人がいるのに
タバコを吸う大馬鹿者がいました。どうしても一服したい人は
食後に店の外に出てやるべきでしょう。この日は雨降りでしたけど・・・（笑）。