さて、今日は昨日の続きです。 『医は仁術』 展を見終わって、さあそろそろ帰ろうかと思ったら……日本館の方の企画展示室でも 『石の世界と宮沢賢治』 という企画展をやっていることに気付きました。
実はカミさんも私も宮沢賢治の作品にあまり強い関心がある方ではなかったものの、テーマが面白そうだったので見てゆくことにしました。
私は賢治の専門はてっきり農業だとばかり思っていたのですが、彼が盛岡高等農林学校 (現在の岩手大学農学部の前身) で学んだのは “地学” だったそうです。作品の中に難しい専門用語や聞き慣れない石の名前が出てくるのには、そんな理由があったのですね。
賢治自身が採集した岩石標本や石関連の蔵書等も展示されていました。
しかし、この企画展で一番面白いと思ったのは、人造宝石の商売をやろうとしたが、親に反対されて止めたという逸話。賢治というと、ひたすら地道に働き続けた人というイメージがあったのですが、そんな怪しげなことに手を染めて一旗揚げようとしていたとは意外ですね (笑) 。
実はカミさんも私も宮沢賢治の作品にあまり強い関心がある方ではなかったものの、テーマが面白そうだったので見てゆくことにしました。
私は賢治の専門はてっきり農業だとばかり思っていたのですが、彼が盛岡高等農林学校 (現在の岩手大学農学部の前身) で学んだのは “地学” だったそうです。作品の中に難しい専門用語や聞き慣れない石の名前が出てくるのには、そんな理由があったのですね。
賢治自身が採集した岩石標本や石関連の蔵書等も展示されていました。
しかし、この企画展で一番面白いと思ったのは、人造宝石の商売をやろうとしたが、親に反対されて止めたという逸話。賢治というと、ひたすら地道に働き続けた人というイメージがあったのですが、そんな怪しげなことに手を染めて一旗揚げようとしていたとは意外ですね (笑) 。