今パブリックコメントの対象になっている、鈴鹿市総合計画2023の基本構想素案と都市マスタープラン全体構想骨子(案)について、そのどちらも計画期間の目標人口が20万人に設定されています。画像は総合計画の素案から抜粋したものです。
全国的に人口減少と高齢化の進む中で、鈴鹿市の人口についてこのように設定されることは、自然動態だけでなく社会的な動態も含め、鈴鹿市が積極的に人口政策に取り組むことを意識しているのだと思いますし、実質的には人口増の政策に力を入れることなのだと思います。一方で数字だけを見れば現状維持に見え、実際に昨日の意見交換会でもその点を指摘されている人がいらっしゃいましたが、人口減少の中ということを勘案することがポイントかと思います。
さてこの目標人口についてですが、ざくっと総数のあり方で考えるのではなく、その内容についても考慮すべきでと思います。それは“高齢化率”のあり方を重ねてはどうかということです。
総数だけで考えると、その目標達成のためには人の数がいればいいということ目に入りがちで、それでは目標に合わせるために高齢者の移住が増えることでも目標が達成されるということになると思います。そうではない考え方で政策に取り組むようにするには、単純に数だけではない目標設定があってもよいと思います。
もちろん人口のあり方を考えるとき、高齢者の方の移住が増えることが悪いとは言いませんし、高齢化社会の中で高齢化率が上がることは避けられない部分でもあると思いますので、そのような方々を排除するという考えではありません。
さて“高齢化率”のあり方を取り入れることについて、数値が今後上昇していくことは避けられないものですが、なにもしなかった場合の予想値に対して、仮に1%でも数値を抑制しようという目標を立てるとすれば、生産年齢人口が増えるような政策を推進することが必要になりますし、また、出生数が増えるような政策を推進することも必要になることが、より明確になると考えます。
このような方向が見えれば、当然のことながらまちのデザインのあり方としての都市マスタープランにおいても、まちを構成する要素の整理が行いやすくなるのではないかと思います。
・・・パブリックコメントでぜひご意見を
■鈴鹿市総合計画2023基本構想素案
■都市マスタープラン全体構想骨子(案)
各地区市民センターには印刷された資料もあります。
全国的に人口減少と高齢化の進む中で、鈴鹿市の人口についてこのように設定されることは、自然動態だけでなく社会的な動態も含め、鈴鹿市が積極的に人口政策に取り組むことを意識しているのだと思いますし、実質的には人口増の政策に力を入れることなのだと思います。一方で数字だけを見れば現状維持に見え、実際に昨日の意見交換会でもその点を指摘されている人がいらっしゃいましたが、人口減少の中ということを勘案することがポイントかと思います。
さてこの目標人口についてですが、ざくっと総数のあり方で考えるのではなく、その内容についても考慮すべきでと思います。それは“高齢化率”のあり方を重ねてはどうかということです。
総数だけで考えると、その目標達成のためには人の数がいればいいということ目に入りがちで、それでは目標に合わせるために高齢者の移住が増えることでも目標が達成されるということになると思います。そうではない考え方で政策に取り組むようにするには、単純に数だけではない目標設定があってもよいと思います。
もちろん人口のあり方を考えるとき、高齢者の方の移住が増えることが悪いとは言いませんし、高齢化社会の中で高齢化率が上がることは避けられない部分でもあると思いますので、そのような方々を排除するという考えではありません。
さて“高齢化率”のあり方を取り入れることについて、数値が今後上昇していくことは避けられないものですが、なにもしなかった場合の予想値に対して、仮に1%でも数値を抑制しようという目標を立てるとすれば、生産年齢人口が増えるような政策を推進することが必要になりますし、また、出生数が増えるような政策を推進することも必要になることが、より明確になると考えます。
このような方向が見えれば、当然のことながらまちのデザインのあり方としての都市マスタープランにおいても、まちを構成する要素の整理が行いやすくなるのではないかと思います。
・・・パブリックコメントでぜひご意見を
■鈴鹿市総合計画2023基本構想素案
■都市マスタープラン全体構想骨子(案)
各地区市民センターには印刷された資料もあります。