大阪でのダブル選挙が終わって、今朝の情報番組では、政界再編という言葉がまた踊っていました。名古屋のときもそうでしたが、違和感があると思いませんか?
愛知県と名古屋市、大阪府と大阪市、そのどちらの選挙についても、本来はそれぞれの自治体のあり方が問われることではないでしょうか。中京都構想にしても、大阪都構想にしても、国の制度を変えることも必要でしょうが、その前に、それぞれの自治体に住んでいる住民生活をどう考えるのかが起点だと思います。
確かに、今回の大阪での選挙は勢いがあり、一方では今の国政に閉塞感が充満している。その意味では、勢いを取り上げることは一定の意味があることだと思います。このように地方でうねる流れを、国会や政党がきちんと受け止めるべきだと思います。
そのように考えると、今の流れは政界再編ということだけではなく、地方自治についての考えの大きな転換期ということも、間違いない事実ではないでしょうか。しかし、この点について、あまり報道されていないのではないか、ここに違和感を感じています。
そんなことを考えていて思ったことは、やはりよく言われることだと思いますが、メディアの意義や責任ではないでしょうか。
全国ネットの情報番組などで、どうしても国政とつなげた劇場型政治の報道に軸足がかかるのは、ある部分仕方ないことでしょう。それはある意味で演出している部分もあるでしょうし。
しかし一方で、メディアの重要な役割には、より多くの客観的な情報を、いかに受け手に提供できるかにあると思います。今の全国メディアでは、今起こっていることの本質はどうなのかを考える材料がほとんどない、冒頭の違和感はここにも関連しています。
ですから、名古屋後、大阪後について、メディアは国政と絡めた報道ではなく、あくまで、それぞれの自治体がどのように変わったかを報道することが重要ではないでしょうか。それは、一部の目立つ人に焦点を当てて、そこを切り口にするのではなく、引いた視点で、自治体運営そのものを報道することと思います。これだと、確かに素材的には面白みはないでしょうが。
ともかく、今後よりいろいろな地域が活発に動いていくことになるとは思います。なるべきだと思っています。
愛知県と名古屋市、大阪府と大阪市、そのどちらの選挙についても、本来はそれぞれの自治体のあり方が問われることではないでしょうか。中京都構想にしても、大阪都構想にしても、国の制度を変えることも必要でしょうが、その前に、それぞれの自治体に住んでいる住民生活をどう考えるのかが起点だと思います。
確かに、今回の大阪での選挙は勢いがあり、一方では今の国政に閉塞感が充満している。その意味では、勢いを取り上げることは一定の意味があることだと思います。このように地方でうねる流れを、国会や政党がきちんと受け止めるべきだと思います。
そのように考えると、今の流れは政界再編ということだけではなく、地方自治についての考えの大きな転換期ということも、間違いない事実ではないでしょうか。しかし、この点について、あまり報道されていないのではないか、ここに違和感を感じています。
そんなことを考えていて思ったことは、やはりよく言われることだと思いますが、メディアの意義や責任ではないでしょうか。
全国ネットの情報番組などで、どうしても国政とつなげた劇場型政治の報道に軸足がかかるのは、ある部分仕方ないことでしょう。それはある意味で演出している部分もあるでしょうし。
しかし一方で、メディアの重要な役割には、より多くの客観的な情報を、いかに受け手に提供できるかにあると思います。今の全国メディアでは、今起こっていることの本質はどうなのかを考える材料がほとんどない、冒頭の違和感はここにも関連しています。
ですから、名古屋後、大阪後について、メディアは国政と絡めた報道ではなく、あくまで、それぞれの自治体がどのように変わったかを報道することが重要ではないでしょうか。それは、一部の目立つ人に焦点を当てて、そこを切り口にするのではなく、引いた視点で、自治体運営そのものを報道することと思います。これだと、確かに素材的には面白みはないでしょうが。
ともかく、今後よりいろいろな地域が活発に動いていくことになるとは思います。なるべきだと思っています。