鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

公園づくり

2010年04月29日 12時10分24秒 | Weblog
昨日と今日と、午前中に地元の公園づくりに関連して、予定地の雑木の伐採と後片付けのためのボランティア活動をしていました。両日ともに、地域の方々も多く参加し、予定地の伐採は終わりました。地域の人たちの力に頭が下がります。
前日はうっそうとした感じ(写真)でしたが、それも一日でほとんど伐採され、また搬出もほとんど終わり、今日は残ったものの後片付けがメインでした。
作業の中ではのこぎりはもちろん、チェーンソーなどもみなさん巧みに使われ。これまでの活動を垣間見る感じでした。

このような地域の方々の活動を見ていると、「地域社会は解体した、これからは新しい公だ」みたいなことを聞いたときに感じた違和感について、再度確認するような気持ちになります。
どれだけテーマで活動する市民活動が増えたとしても、地震などの災害を考えたとき、日々の地縁の市民活動の大切さは変わらないでしょうし、地域社会の重要性はなくならないでしょう。

それに、地域社会は解体‘した’のではなく、‘されている’と表現するほうがあっているのではないかと思います。それには産業構造の変化やそれに伴う働く場所や時間の変化、教育現場でことさらに最近地域との連携が言われますが、教育と地域とのかい離など、いろいろな理由が考えられるでしょう。
そういう社会構造の関係で、今の生産年齢世代に地域との接着点や接着意識が薄れ、結果、地域社会が揺らいでいることはあると思います。

しかし、少子高齢化人口減少社会の中で、今後、地域社会の重要性、地域社会での人のつながりの重要性は増しこそすれ、下がることはないと思います。特に、福祉面や教育面での社会的なコストを長期的に抑えるということを考えると、それに向けての地域社会の見直しや再構築は取り組む課題ではないでしょうか。

皆が安心して暮らせる地域社会づくり、持続的に生活できる地域社会づくりの中に、これからの日本社会のあり方の方向があるのではないかとも思います。
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27日のできごと

2010年04月28日 07時49分05秒 | Weblog
今日は昨日の研修のレポート作成、つまりは視察研修報告ですが、それをまとめていました。夜はライブイン愛宕の実行委員会への出席と、久々にすずふぇす広報部会の集まりに出ていました。

ライブイン愛宕ですが、来月30日の開催に向けて、まだ調整の必要なこともあります。私の分担としては、当日のタイムスケジュールとシナリオの作成があります。今年で3回目の開催となりますが、地域の津軽三味線グループや全国コンクールに出場した中学校ブラスバンド部、小学校の子どもたちのピアノ演奏や地域の子供太鼓、高専のダンスグループという構成ですすめています。
課題がいろいろと見えたりしますが、このようなことを重ねることが、地域社会の形成につながるのだと思っています。

すずふぇす広報部ここ数年所属しており、ときどき出席しながら、当日のボランティア?として参加しています。今日はTシャツデザインについての話をしていました。

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成果あり

2010年04月26日 22時02分38秒 | Weblog
今日の研修は実のあるものでした。
ローカルマニフェストについての考え方が自分なりに整理できたことと、マニフェストと会派制など、すこし考えていたことにヒントが与えられる感じでした。

ただ、すぐに活かせるというたぐいではなく、まだまだ整理しながら考えをまとめる作業が必要ですが、自分なりのマニフェストを考えたいと思います。
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研修

2010年04月26日 08時01分01秒 | Weblog
日曜は、午前中に若松ジュニアふれあいクラブ総会と若松地区青少年育成町民会議総会に出席しました。若松地区では地域づくりの動きも活発になり、これからの青少年育成の動きも、地域づくりとつながっていくことではないかと思います。公民館の一室を地域部屋という名称で利用できることになっていて、もしかすると、青少年のボランティア活動での居場所のひとつになるかもしれないなと思います。
夜は愛宕校区青少年育成町民会議でした。愛宕校区でも、校区自治会、町民会議、体育振興会などがつながる形での、地域づくりの動きが出てくるところです。ライブイン愛宕の開催なども、その流れの一部でしょうか。
地域社会のあり方を、地域住民で考えていく動きはとまることがないと思います。


今日月曜は、東京での研修です。PHP公共経営フォーラム「地域再生にマニフェストをこう使え!」というタイトルで、松沢神奈川県知事を含め四人の講演があります。

日帰りでの研修ですが、一期目ですからより多くの研修を受け、知見を広めて活動に活かしたいと思っています。
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土曜日のできごと

2010年04月25日 16時09分27秒 | Weblog
昨日は午前中にジュニアバレーのコーチを、午後からはふれあいホールで開かれた自殺予防講演会に参加していました。(写真)
講演を行われた「熊野自殺防止センター」代表の西さんのお話は、自分の体験に基づきながらで、非常に伝わってくるものがありました。

自殺について、非常に難しい問題だと思います。
同じような課題に直面したり、ストレスを感じたりしても、それを乗り越えることができる人もいれば、それにつぶされてしまう人もいるわけで、その原因となると考えられることは挙げられても、それらに対応していくのは自殺を考える人自身の心にあり、その心のあり様は人それぞれであるからです。

生と死は表裏一体の関係で、ただ、私たちも生きものとしてこの世に存在していることで、生のほうに光をあてて考えることが多くなっているのかもしれません。しかし、心が弱った時などに、死が影から出てきて、そのことが自分の心の視界の中で広がってしまうのかもしれません。

そのようなことに向かい合うためには、生と死の関係を知り、そのことを受け止めた上で、「生きるとは?」「いかに生きるか」を考えることが大切でしょうし、同時に自分の弱さを、自分自身で抱きしめるように受け止められるようになれたら、もしかすると、人は死への誘惑から一歩でも遠ざかれるのではないかと考えたりします。

このように難しい自殺という問題に対して、自殺防止センターやいのちの電話などのNPO活動を通して携わっていらっしゃる方々の存在は、自殺という問題において、人とのつながり、社会とのつながりの大切さを示唆するものではないかと思います。

私たち議員がこのような課題に向かい合うとき、社会として人を支えるという視点を、いろいろな政策の中で考え含めていくことではないかと思います。

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参考になること

2010年04月23日 23時56分51秒 | Weblog
今日は、午前中に地域の方とお話をさせていただいていました。その方の日々の活動で気づいたことなどを教えていただき、参考になることが多々あり、その後、地区市民センターに出向き、地域の方からお聞きしたご意見に関することについて、センター長から状況を聞きました。
またセンターでの懇談では、地域に関連したことで聞いたことについて、関係する会社にあいさつを兼ねて赴き、担当の方々と話をさせていただきました。
そして、当初の地域の方の話と、地区市民センターで聞いた話について、担当課でどのように現在考えているのかを聞きに市役所本庁に行っていました。

それで参考になることについてですが、4月21日付の中日新聞紙上で、大阪大学学長の鷲田清一先生のコラムに書かれていることです。
そのタイトルが「文化としてのリスクマネジメント」地域社会に「支えあい」をとあり、これからの地域づくりや市民活動を考える上で、特別な考え方としてではなく、身近なこととして一人でも多くの人に読んでもらえたらと感じました。
詳しくは、その日の新聞を参考にしていただければと思います。

私が関西大学に通っていたころ、その時はもちろん大阪大学の学長という立場ではありませんでしたが、鷲田先生は一般教養の哲学の授業をされていました。哲学と言っても、難解なことを話されていたのではなく、たとえば、つばについて、自分の中にあるときは汚いとは思いもしないのに、吐き出すと自分の中から出たものであるのに汚いと感じるのはなぜなのか、などということを講義で話されていました。
そう思い起すと、身近なところから物事を考えていくという感覚を、鷲田先生の講義で教えていただいた気がします。

そういうことを考えていると、気づけば大阪での学生生活ははや20年以上前のことです。月日の流れの速さを感じるとともに、一方でそう遠くないような気もするという感覚を同時に感じたりもします。

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言葉の使い方

2010年04月22日 19時26分50秒 | Weblog
今日は午前中に総会資料作成をし、午後からは若松地区社会福祉協議会に出席していました。社会福祉協議会の会議の後には、携帯電話と子供たちの関係についての講演があり、それを聞いていました。話を聞けば聞くほど、問題が複雑に深くなっていることを実感しました。

夕方のニュースで、名古屋市長と名古屋市議が出演しているところを見ました。
このとき気になったことは、市長が「増税」という表現をしきりに使っていたことです。
10%減税を1年期限のものにすると市議会で議決があったことを受け、それに対する反論として、市長がそのような形では1年後には「増税」になるという表現を使っていたのですが、10%の減税のあとになるから見た目は「増税」という表現でも問題はないと思うのですが、実質は元の税率に戻るということですから、いわゆる増税と少しニュアンスが違うと思うのですがどうでしょうか。

また「増税」という表現について繰り返し使うことで、議会との対立構図を鮮明にしようとしているだけにも見えました。やはり減税を行うことに対して、行政改革でのコストカットをどれだけ行うのか、もし財源が不足することになった場合はどのような対応を考えているのかなど、テレビでの発言において、市長が話すことは必要だったのではないかと思いました。

また、統一地方選挙が1年後にあること、議員報酬については6月議会があることなどを挙げて、アナウンサーがそれまで待てないのかを聞いたことに対しても、市長は論理的な言葉というよりは感情的な言葉で答えたように聞こえました。
テレビ的な演出としては、相手の言葉にかぶせるように話すこともありなのでしょうが、政令指定都市の市長と市議の公開の場での話としてはどうなのかと思いました。

市民不在ということが言葉として出ていましたが、先日、このブログでご意見を頂いたなかにもありましたが、減税と行革がうまくいけばそれでいいのですが、もし行革がうまく進まず、減税分の財源の見通しが立たなくなったとき、市民としてどのように受け止め考え行動するのか、ということも含めての議論が必要なのかなと思います。
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一日一委員会

2010年04月21日 16時33分00秒 | Weblog
今日の議会改革特別委員会では、各派代表者会議の位置づけや、常任委員会・特別委員会の活性化についてが話し合われました。まだ途中ということもあり、5月の改選時期までにもう一回議論が持たれます。

今日、議会・議員と市民との関係に関することで、議員として考えることがありました。それは、一日1委員会開催ということについてです。
現在、4常任委員会には各会派から委員が出る形で、定例会の開催中、常任委員会は一日2委員会、同日同時刻に開かれています。これを一日1委員会開催にしてはどうかということが出ました。

一日1委員会にすると、会期の関係で若干変更が必要になる部分も出るでしょうが、議員が各委員会を傍聴できることになり、議決にあたって、それぞれの議員の考えが深まるなど、市民にとっての利点もあると考えます。もちろん、一日2委員会ですと、市民の方々が傍聴したくても、どちらか一つしか傍聴できないということもありますので、その点でも利点ではないでしょうか。

この0議論の中で「会派制」をとっていることとの関連をどう考えるのか、会派から代表を出しているということで、会派内で意見交換をすればよいのではないかという意見がありました。
その点について、その考えのもとで行動される議員の方々がいても、何ら否定することではないと思いますし、それはそれでいいと思います。

しかし、それぞれの議員は選挙の中で、一人の存在として市民の方々から負託されているのですから、議決については、会派としてだけではなく、個々の議員として考えることも大切だと思います。

ですから、一日1委員会という考えは、「会派制」の考えとなんら相反することではないですし、一人の議員としての活動について、個々の議員の努力とも関係することですから、そのようにすることについて、市民にとってもマイナスになることではなく、問題のないことだと考えます。

私としては、一日1委員会の開催とすることは実現しやすいことではないかと考えますし、議会改革に取り組むことを考えれば、実現は重要なことだと思います。
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21日のできごと

2010年04月21日 12時21分16秒 | Weblog
といっても、昼休みの時間ですが

今日は午前中は建設水道常任委員会に関連する現地視察でした。ひとつは平田送水場建設地、もうひとつは鈴鹿市南部汚水中継ポンプ場でした。

この平田送水場の用地については、現在、遺跡の発掘調査が行われています(写真)。説明を聞くと、用地のある場所は鈴鹿川のすぐ近くにある台地で、縄文後期ごろから鎌倉期にかけて、人が生活していた痕跡が多々あると同時に、交通の要所でもあったということでした。

新しい送水場ができることで、この遺跡群はまた見えなくなってしまうのですが、整理された資料を鈴鹿市の教育に活かしてはと考えます。
また、この機会にせめて近隣の小学校の子供たちに、遺跡の発掘現場を見学する機会を作るなど、まちに愛着を持つきっかけをするべきと考えます。

午後からは議会改革特別委員会の委員会報告のまとめです。

夜は郡山地区での鈴鹿の地域医療を応援する会の集まりがあります。

いろいろなことを吸収したり、発言したいと思います。
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動画配信

2010年04月19日 13時44分18秒 | Weblog
動画のほう、ホームページに掲載しています。
都合、パスワード等を入力していただくことになってはいますが、できるだけデータも軽くしたつもりです。
一度ごらんください。

4月も後半になると、総会関係が増えてきており、日曜は放課後児童クラブの保護者会に参加していました。今日も若松公民館運営委員会に出席していました。夜は町民会議関係の総会もあります。



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