鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

新型コロナワクチン追加接種に関する補正予算に関して

2021年12月15日 11時50分55秒 | Weblog
昨日の地域福祉委員会での新型コロナワクチン追加接種に関する補正予算案の審議の中で意見した内容になります。
 
ワクチンについて妊娠との関係について、風疹ワクチンなどの生ワクチンでは接種後2カ月程度の避妊が必要となっていて、インフルエンザワクチンなどの不活化ワクチンは避妊をすることはないとなっています。
 
新型コロナワクチンに用いられているmRNAワクチンについては、厚生労働省の新型コロナワクチンQ&Aで取り上げられていたり、産婦人科学会などで接種後に避妊の必要はないと出ていたりするものの、完全な治験結果があるわけではないので、不安があるのであれば、生ワクチンと同様の期間の避妊を考えられるようにするなど、担当課に質問した上で、説明に入れるほうがいいのではと意見しました。
 
 
もし着床時から心臓が形成されるまでの間に何らかの影響があるかもしれない可能性があるとすれば、流産等により身体的にも心理的にも傷を負う人がいるはずなので、そこに配慮することが必要だと考えます。
 
 
また、先週の話になりますが、ファイザーとモデルナワクチンについて、心筋炎と心膜炎を「重大な副反応」として、添付文書に明記して注意を呼び掛けることが、専門家部会でも出ているという情報があります。
 
ずいぶん以前から影響があることはわかっていたところですから、少し遅いような感じはしますが、このような動きがあることは注意するところだと思います。
また、モデルナ製ワクチンについては、10月にはスウエーデンとデンマークで心臓の炎症などがあったことから、若年層への接種を中断したという動きがありました。
 
接種後に、命に関わるほどの重篤までは至らなくても、高熱が出たり倦怠感や悪寒などで寝込んだ経験をお持ちの方の話は、直接お聞きすることも多いですし、いろいろな投稿でも見受けられることです。
厚生労働省の新型コロナワクチンの接種後の健康調査を見ても、2回目接種後の中程度から高度の副反応が多いので、そのような経験をされた方への配慮が重要になると思います。
 
 
高熱や寝込むなどの副反応を経験された方には、追加接種に不安を持っている人が多いはずですから、接種を推進するのであれば、ワクチン接種は自己責任となっているのですから、国も自治体も判断するための情報を今まで以上にわかりやすく提供する責任があると思います。
また、これまでの情報からファイザー製を選択したい若年世代が増えることが予想されますから、混乱が起きないような配慮をすることも必要と考えます。この点について、担当課に聞いたところ、取り組む考えはあるということなので、今後の動きを注視です。
 
 
この他、コールセンター業務委託、接種会場の設営・運営委託について、委託先の考えを確認したところ、継続性や混乱を避ける考えからも、現在の業者を選択する考えであり、契約は随意契約ということが確認できました。
 
 
そして地域福祉委員会での賛成討論として
議案第66号に賛成。ワクチンの追加接種に関して、健康面などについて懸念を持っている方に対して、接種は自己判断なので、判断をするための情報をわかりやすく提供すること、特にモデルナワクチンで不安のある方がファイザーを接種希望されることが増えることが予想されるため、バランスに拝領した取り組みを行われることを期待する。」という主旨の意見を述べました。
 
コメント
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