鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

週末のできごと

2010年10月31日 17時34分25秒 | Weblog
今週末はいろいろな行事や用事、お世話になった方の告別式など、あっという間に時間が過ぎていくような押し流されるような中で、色々思い感じることのある日でした。

週末の一日は、混合バレーのすずかっぷの運営と、実際にバレーのプレーをしていました。すずかっぷももう6年近く開催しており、それなりに浸透させてもらっていると感じています。始めた当時は、まだまだ一緒にプレーをできるような体格ではなかった自分の子どもが、まだ十分とは言えないまでも、一緒のコートでプレーができるようになったことは感慨深いものがあります。


そのすずかっぷの運営の間を縫って、お世話になっている方のお父さんの告別式に出席しました。その方とも、一緒にお酒を飲んだりしながら楽しい時間を過ごさせて頂いたりしました。いろいろ思い出す中で心残りなことは、その方とお酒を交わせる機会にお酒を誘っていただいたのですが、そのときに一緒に飲んで話せなかったことです。そして、その機会が結果として最後の機会だったことです。
一期一会という言葉があるように、人生の中で出会ういろいろな場面は、取り戻すことのできない貴重な一瞬ということをあらためて思いました。

日は変わって、ママさんバレーのコーチとして市長杯に参加したあと、車イスの金メダルアスリート伊藤智也さんのイベントに参加していました。
ママさんバレーも普通のママさんに加え、五十路(50歳以上)やことぶき(60歳以上)といったクラスがあり、チームによっては30代から60代までが一緒にプレーするなど、生涯スポーツの一面を強く感じました。

また常々思うことなのですが、スポーツは「する」だけではなくて、「見る」ことも楽しみで、その二つを合わせたところに「コミュニケーション」の楽しみがあると思います。そう考えると、鈴鹿にはスポーツを楽しめる場が少ないと思います。公であるか、民間であるかということではなく、既存の施設を活用して鈴鹿全体として機能するように持っていくことが求められていると思います。同時に、スポーツと飲食業をつなげるなど、複合的に魅力を創出することも考えられると思います。

ともかく、時代はいつまでも待ってくれるわけではなく、時代をつかむことも大切だと思います。
貴重な時間は、大人が思う大切さと、子どもの育ちのはやさで考えるべきなのだと思います。
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インドネシア

2010年10月28日 00時39分29秒 | Weblog
インドネシアでマグニチュード7クラスの地震が頻発して、火山の噴火も起こっていることは気になるところです。今回の地震でも津波があったとのこと、ほんの数年前に大地震と津波で、インドネシアだけでなく、インド洋沿岸に大きな被害があったことも記憶に新しいところです。

また、インドネシアには世界の気候に大きな影響を与える火山があるとも聞きます。ケーブルテレビの番組で見ていても、それらの火山も活動期に入ってきているということで、今すぐの話ではないでしょうが気になります。
環太平洋火山帯に属する日本にとっては他人事ではないと思います。

日本に置き換えて考えても、新潟や東北など、最近の大きな地震災害のあと、中規模の地震が頻発していますし、東海・東南海・南海地震が発生すれば、相応の余震活動があるのだろうと思います。また、富士山をはじめとして、日本に火山がたくさんあること、また、桜島のように活発に活動する火山があることで、なんらかの動きが出るのではと考えたりします。

そう書いている今日は、北海道などで例年より早く積雪があっただけでなく、鈴鹿でもかなりの冷え込み、冬を思わせる空模様など、気候がおかしいと感じさせます。
もしかすると、世の中の変化も非常に早いのですが、私たちを取り巻く自然の営みは、私たちの想像や予想のおよばないくらいのはやさで変化しているのかもしれません。
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白子をどう考えるか

2010年10月26日 14時03分50秒 | Weblog
これからの鈴鹿市にとって、観光は重要な経済資源であることは間違いないところと思います。それは鈴鹿サーキットをはじめとしたこれまでの観光はもちろん、今後はスポーツを切り口とした観光、スポーツツーリズムを考えても同じです。

そのように考えたとき、公共交通を使って鈴鹿に来ていただくときの玄関口と、その周辺地域をどう考え、どのような街にしていくのかは、鈴鹿市内での地域間競争や、次世代のための鈴鹿市という観点からも、大きな議論と取り組みをしなければいけないと考えています。

なかでも白子駅を中心とした地域は、名古屋と大阪をつなぐ近鉄線の特急停車駅として、鈴鹿市の玄関口であることは間違いのないところと思います。
この地域について、ローカルなパワーゲームとしてではなく、鈴鹿市の重点地域として取り組むことが、いま求められるのではと考えます。

現在、駅西広場が再整備されているところで、駅前の様相も大きく変わろうとしていますが、これだけに終わらず、観光の拠点としていろいろな考えを取り入れていく必要があるのではないかと思います。

駅東には、歴史的な街並みがまだ残っている部分があり、これらをどう活かすのか、これは白子地域だけでなく鈴鹿市全体としても、地域間競争の中で考えるべき点だと思います。
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くだらない

2010年10月25日 15時42分40秒 | Weblog
昨日の参議院予算委員会の中継を見ていて、一人の議員さんの質問についてになってしまいますが、こんなくだらないことで、貴重な時間を浪費いていることに、当の国会議員の方々はどう思っているのか、常識というか、職務に対しての意識を疑わざるをえなかったです。

円高、産業空洞化、年金、保険、待ったなしの課題が山積しているにも関わらず、その事の議論はほとんど見えず、政権の足元をすくうような話題が中心、そういうことをするよりも、国会議員全体として、課題にどう取り組むのか、解決の方向に向けるのか、そこを議論するべきと感じました。

それが国会内での写真撮影についての内容について、それなりの理由で聞いているように見せてはいましたが、そのことについてしつこく聞く姿と、それにともなうヤジの姿は、見ていてもがっかりとするくだらなく映るものでした。

反面教師です
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視察で学ぶこと

2010年10月24日 01時31分10秒 | Weblog
議員の行政視察や研修で学ぶことは、知識の部分がかなり多いことはもちろんですが、もうひとつ違う側面があります。そのことも含めて受け取り、市政への取り組みに活かすことが、議員の視察で大切なことだと思います。

たしかに、知識の部分はネットなどで検索したりすれば、膨大な情報をえることが可能になっています。知識だけであれば、それで事足りるとも思えますが、その施策を行う行政職員の方々や、いろいろな人たちとの交流は、知識に加えてそれ以上のことを伝えてくれます。

たとえば説明ひとつにしても、思いをもって仕事に取り組んでいる職員さんの説明は、やはり受け手に伝わるものも大きく、また、質問に対しても明確かつほぼ即答で答えていただけます。
しかし、業務として引き継いだという感じの職員さんの説明は、最低限の答えにとどまりがちで、仕事をこなしているだけという雰囲気です。

職員さんからの説明についてのことからお気づきになるかと思いますが、前者のような行政職員の方々は、自分の仕事に使命感を持っているのはもちろん、それを実現するために、補助金メニューを探したり、人のつながりを作ったりなどにも、非常に貪欲に、いい意味でしたたかに取り組まれています。

しかし、後者のような職員さんの職務への姿勢の場合、多くはまちの活気を損なうことにもつながるのです。
振り返って、いろいろな施策や政策を鈴鹿市議会で取り上げても、肝心の行政職員のやる気や活気、チャレンジする気持ちがなければ、ことなかれの流れにのってしまい、店晒しになってしまうのです。

市政をよくするには、施策や政策についても、それを実行する行政職員についても、そのどちらもがうまく融合することが大切です。知識だけでなく、気持ちのある職員さんに接すること、それが視察の大きな意味だと思っています。
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トンデモなこと

2010年10月18日 14時59分10秒 | Weblog
議員として動いていると、他の地域の議員さんの話からや、身近なところでの話などから、トンデモない議会があったり、トンデモない議員さんもいるんだなぁ。。。と感じる話によくであいます。

そのうちのいくつかを書き出してみると…

ある議会では、本会議での討論の際、反対意見だけでは討論ができないということがあるらしいです。議会は議論の場のはずですから、反対意見が出るのであれば、賛成意見をそれに対して出すのが普通と思いませんか?
議論のない議会は、もはや議会じゃないと思います。

またある議会では、議員提出の議案に対して、議決の直前にその議案の主旨を大きくずらした修正案が提出され、そちらが議決されたことで、もともとの議案にこめられた思いが変えられてしまったという話も。

ある地方議会議員さんの話ですが、地域住民、地域自治会から出そうとしている市に対する要望書や陳情を、行政職員に圧力をかけ、そこから陳情取り下げをさせようとした議員さんの話があります。
その方は自称‘市民派’とのこと。しかし、このような人が市民の視点に立った議員活動を本当に行えるのでしょうか?

また、正規の委員会の途中に急を要する状態でもないにも関わらず「病院に行くから」と帰ってしまう議員の存在や、飲食禁止の本会議場で本会議中にアメをなめていた議員、自分の質問を行政職員に作らせる議員、議会内ではほとんど議論しないにも関わらずホームページでは聞こえのいい報告を行っている会派など、話を聞いているといろいろなことが聞こえてきます。

ともかく、私たちが感じている以上に、‘トンデモ’な議会や議員は全国的にかつ潜在的に多いのだろうなと思います。

このままで良いわけはありません

一方で、そう考え行動している議員や議会も多いことも事実です。











































































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14日のできごと

2010年10月14日 19時14分26秒 | Weblog
今日は、大阪府堺市で開かれた地方自治経営学会の勉強会に日帰り参加でした。と言っても、このブログは帰りの電車内で打っているのですが。朝10時から夕方5時半ごろまで、途中1時間の休憩を挟んで、6つのテーマについての講義でした。

午前中、現在の「日本の危機をどうする」として社会情勢についての講演があり、午後からは、現在の総務省の動向について、堺市での学校図書館のとりくみ、国際交流都市としての堺市国際交流協会の取り組み、現在の観光ブームと展望、名古屋と阿久根から見る議会と首長の関係などを、パソコンで要約筆記をしながら聞いていました。

参考になるキーワードや考えがいくつも拾えて、有意義な勉強会だったと言えます。それらについては、このブログでああ取り上げたいと思います。
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地域の秋祭り

2010年10月14日 03時12分41秒 | Weblog
先週末は、地域の秋祭りに参加したりしていました。
若松地区の小川神社では、鎮座1200年の祭りと、今の地に神社が建って100年の祭りが重なり盛大に祭りが執り行われました。前日は大雨で、祭り当日の天気がかなり心配されていましたが、当日は空気もきれいになり秋晴れのなか祭りとなりました。拝殿にあがり神事を行うなかでは、地元の女の子達による舞姫の舞や、雅楽の演奏がおこなわれ、地元の方の湯の花神事が執り行われていました。祭典終了後は、神輿練りがおこなわれるなどしていました。

また、バイオディーゼルに関連して、稲生地区で行われたヒマワリ祭りも見学に行き、油糧用ヒマワリの種子からの採油作業(写真)を見ながら懇談していました。採算ベースにはほど遠いものの、給食廃油のBDF化と関連させる可能性を感じました。


稲生地区の後は、江島地区で行われていた獅子舞と、お稚児行列を見学に行き、地域のかたと懇談していました。話をお聞きしていると、過去に比べると子どもの行列への参加がかなり減ったと感じるとのこと。少子化の影響はもちろんあるでしょうが、それだけではない理由もあるように感じました。

例えば、稚児行列に三回参加すると、その子は病気がしにくくなるというような話があったりしますが、そのようなことをあまり知らないのではないかとか、やはり親世代の地域との繋がりの希薄化もあるかもしれません。

江島神社のあとは、自転車に乗り小川神社に戻り、神社で行われたビンゴ大会に参加しました。1枚300円でビンゴカードを買い、それをもってビンゴに臨むのですが、老若男女、子どももビンゴを楽しむ姿は非常にいいものだと感じました。

その翌日は、千代崎地区にある住吉神社の祭りに顔を出していました。こちらは規模は小川神社に及ばないものの、舞姫さんも雅楽も湯の花神事もあり、地域のなかでの祭りの意味を感じました。
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13日のできごと

2010年10月14日 02時46分51秒 | Weblog
13日午前中は市役所に行き、会派室で11月27日関連のメール返信などの作業をした後、野間議長と面談し、11月の市民と議会の条例づくり交流会議in東海について、鈴鹿市議会として積極的に取り組んでもらうことはできないか、東海議長会や三重県議長会に発信してもらうことはできないかなどを話していました。

とりあえず、13日に行われた北勢五市の懇談会でその他の項目で伝えてもらうことの話をいただきました。また、少し前に野間議長に懇談の形で、経済不況のなか、公共投資に取り組むことを議会から市に提言してはどうかなどを話していたのですが、その方向で市も議会も取り組むことを考えているという話をお聞きしました。

その後、防災公園予定地で基準値以上の鉛が検出されたことについて、市街地整備課長から話を聞き、詳細な資料をもらうと同時に、江島総合スポーツ公園で現在進んでいる松池の埋め立て後について、その利活用について意見を述べたりしました。

午後からは、風邪気味でだるくなったこともあり、自宅で薬を飲んで休息していました。
夕方からは、コーチをしているジュニアバレーチームが今週末に試合ということもあり、練習にすこし顔を出しました。

夜は、鈴鹿の地域医療を応援する会が鈴鹿医療科学大学キャンパス内で開いた、玉垣地区の方々に向けての医療勉強会の運営に行きました。駐車場案内に立ったあと、会場に戻り、会の雰囲気を見ていました。勉強会が夜間の開催だったにも関わらず、参加のお願いにうかがった方にも、多数足を運んでいただき、たいへんありがたかったです。
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いい議員って?

2010年10月13日 15時51分57秒 | Weblog
いい議員って、どんな存在なんだろう?
「あの人はいい議員だ」と表現されるとき、「いい」の中身について、考えられたり議論されることはあまりないんじゃないかと思います。それは「いい」が、その言葉を発する人の価値観の多様性だけあるからかもしれません。

いろいろな場面やイベントなどに顔をマメに出したりすること、いろいろな要望に対して迅速に動くこと、行政に対して無理を通せること、人柄、、、色々なことが考えられます。
たしかにこれらのようなことは、ある部分では大切な要素と思います。

しかし、例えば市民の声を行政が真摯に聴き、迅速に課題に対応するまちであれば、行政に対する市民の代弁者としての議員は、その存在意味を薄くすることになるのではないでしょうか。また、そうでないまちでも、行政の職務への取り組みを、市民の声に耳を傾け行動することを重視していけば、同様になるのではないでしょうか。

とすれば、「いい議員」とはどのような存在なのでしょうか?

ひとつの観点として、市民からの個別事案や要望への対応は熱心にするけれども、議会内で議案の議決に際して、個々の議員の持つ議決責任と説明責任についての意識が低く、深くものごとを考えない議員は、「いい議員」なのでしょうか。
個別事案に関わる市民にとっては、すぐ動く「いい議員」という評価になるでしょう。しかし議会は、そのまち全体、市民全体に関わる案件に議決、決定を行う機関ですから、真摯に議案に向かう議員からすれば、その人は「いい議員」とはいえません。

議会は市民全体に関わる案件に議決、決定を行う機関であること。
このことは、議員はもちろんですが、市民にとっても見逃すことはできないことです。

つまりこれから問われるのは、「いい」議会を構成する「いい」議員ということについて、本質的であると同時に、誰にもわかりやすい価値基準を、議会はもちろん、市民からも考え、議論していくことではないかと思います。

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