鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

耐久レース

2013年10月31日 11時51分26秒 | Weblog
解説者や審判のいない耐久レースは観客にとって非常にわかりにくいと思います。
観客にとって見える(見る)のはスタートとゴールだけならなおさらで、
ましてレースそのものにあまり関心がなければ、
マシンの違いや1周のラップタイムの違いなどは関心の外になってしまい、
ゴールの瞬間にすべてのマシンが揃っていたら、
周回遅れのマシンもトップを走るマシンも、
観客には同じに見えてしまうでしょう。
同じに見えるということは、
観客にとってゴールについての関心は薄らいでしまうでしょうし、
ましてピットインのときは関心外になるでしょう。
であればスタートのお祭り騒ぎのほうに関心が傾きがちになるかもしれません。
つまり、解説者がいないと
レース自体を楽しむことも客観的にレースの状況を見たりすることも、
ましてどのマシンが先頭を走っているのかもわからないでしょう。
解説者の存在は大きいと思います。
また、スポーツマンシップの意識が薄い耐久レースでは、
レース過程にどれだけエネルギーを注ぐかということよりも、
スタートとゴールの瞬間にどれだけ観客にアピールするかということや、
場合によってはショートカットをすることなどに、
マシンの意識が大きく傾いてしまうのではないでしょうか。
マラソンなどでもゴールの瞬間だけ飛び出る人がいることは一例でしょう。
高い次元でしっかりと走ることのできるマシンがあってこそ、
耐久レースも盛り上がるはずですし、
レースのレベルもマシンのレベルも上がるはずです。
そのほうが観客もより一層楽しめると思いますし、
観客も解説者も審判もマシンにとってもプラスになるはずです。
政治の世界も同じかもしれませんね。
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桑名市長との懇談

2013年10月30日 14時47分29秒 | Weblog
昨日は夕方から桑名市に赴き伊藤徳宇市長の話を有志議員で聴く集まりがありました。話のテーマは、就任後1年たって議員と首長との違いということでした。話の中身についてはいろいろなことがあり、ここに詳細を書くことは控えさせていただきます。


参加していたのは党派などは関係なく、「四日市、津、鈴鹿、亀山、松阪、名古屋、大府、愛西、東浦、敦賀、宇陀、大垣」から集まった自治体議員を中心にしたメンバーです。みなさん、それぞれの地域で活躍されていることはもちろんのこと、いろいろな研修などから得られている知見を豊富にお持ちで、年齢関係なく尊敬できる仲間です。

伊藤市長の話を聞いていて、首長だけでなく議員にも通じることやヒントがたくさんあると感じていました。例えば、首長になると面談や行事ごとなどでかなり忙しくなり自分でいろいろ動くことが難しくなること、人との出会いも市長という立場ではいろいろな思惑のある人も近づいてくるため、フラットに話し合える関係をつくることが難しいため、いかにそれまでに学識経験者も含めていろいろな人と会い、つながりをつくるかが大切ということを話されていました。このことは、地方議員にも大切な視点と思います。
たしかに今のように難しい時代の中では、自分の視点や考えだけで行動するのではなく、そのことを話し合うことのできる人や知識を持つ人の意見をもらうということが重要だと思います。そのとき、フラットに話せる他自治体の議員の方々は気づきを与えてくれる存在と同時に、外から見た自分のまちを考える視点を与えてくれるのではないかと思います。また、今はフェイスブックなどでつながっていると、いろいろな街の情報がリアルタイムでかつ大量に、そのような方々の書き込みから得ることができます。それはお金に変えられないことです。
この他にもいろいろな話があったのですが、やはりキーワードは“人との関係”ということに行きつくと思います。

時間としては短かったのですが、その後の懇親会も含めてとても有意義な時間でしたし、気づきや自分にエネルギーをもらったと感じました。これからの取り組みに活かしていきたいと思います。
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地図で可視化すること

2013年10月29日 13時22分23秒 | Weblog
鈴鹿市は今後の地域社会のあり方を予想するために、住基台帳のデータなどからGISを活用して可視化する作業を行うべきだと思います。昨日は、そのことに関係して複数の行政窓口に電話ですが調査をしていました。

・・・GISって?
鈴鹿市地理情報
三重県地図情報サービス Mie Click Maps
M-GIS:三重県簡易携帯型GIS/トップ

可視化するデータについてはいろいろな切り口があると思いますが、例えば空き家も含めた現在の居住状況を色分けして可視化してはどうかと思います。
「空き家、40~50歳単身、40~50歳夫婦のみ、40~50歳家族同居、50~60歳単身、50~60歳夫婦のみ、50~60歳家族同居、60~70歳単身、60~70歳夫婦のみ、60~70歳家族同居、70~80歳単身、70~80歳夫婦のみ、70~80歳家族同居、80歳以上単身、80歳以上夫婦のみ、80歳以上家族同居」という地図データを作成すれば、単純にその地図をもとに10年後、20年後そのままスライドさせた地図を見れば、高齢化の状況から必要とされる支援のあり方や、空き家に移行する可能性などが考えられ、単に高齢化率の数字だけで判断するよりも、直感的に課題を把握しやすくなるはずです。ただし、詳細な地図については個人情報の兼ね合いもありますから、慎重な扱いが必要になると思います。

このようなデータをもとに考えられることは、福祉施策の面はもちろんですが、都市(地域)の将来像やリスク・課題について、公共交通のあり方、道路補修についての計画づくりなどなど、多方面に活用できるはずということです。
逆に言えば、地域づくり、オープンガバメントという動き、住民が積極的に地域に関わって自治を行っていくという観点から考えれば、このような可視化されたデータなしでは、住民間で客観的な議論を行いにくいのではないかということです。

私は、鈴鹿市はさっそく取り組むべきだと思います。

ただ、データの整理やGISを活用してのデータ作成などについては、応分に人でもお金も時間も必要にはなると思いますが、それは今かけるべきコストであって必要経費と考えます。
また、どのような情報を可視化すれば効果的な将来予測につなげることができるのか、それこそが職員の仕事であり、また議員の識見が問われる部分だと思います。なぜなら、どのような将来のまちを考えるかという作業がデータ整理のためにも重要だからです。
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今日のできごと

2013年10月28日 23時08分06秒 | Weblog
今日は午後から若松地区社会福祉協議会の役員会に出席していました。
そこで、若松地区は3つの地域包括支援センターに分かれる形になっており、住所表記で違ったり自治会によって違ったり、所によっては同じ自治会内で線路を挟んで別のセンターの所管になっているなど、非常に困っていることをお聞きしました。
このことは鈴鹿市がまちづくり基本条例制定や地域づくり協議会設立の動きをとっている当時から問題と思い、当然、地域課にも話したことがありますし、鈴鹿亀山広域連合議会でも関連した発言を行ったことがあります。特に“ 地域 ”については学校区などとの関連も含めて、もう5年以上前から指摘していますが、なかなか行政は考え方の整理に取り組めていないと現在も感じています。
ともかく、今日お聞きしたことについては明日、担当課に行き話をする予定でいます。

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どこかに行きたいなぁ

2013年10月27日 20時54分45秒 | Weblog
市議になってから視察や研修はもちろん、他市町の議員の方との交流も増えたりして、国内のいろいろな自治体やまちに行くことが増えました。それまでの生活から考えれば、ありえないくらいいろいろなところに行っています。こういう経験をさせて頂いていることは非常にありがたいことと思いながら、得た知識などを少しでも鈴鹿に活かせるようにと活動しています。また土日はジュニアバレーの練習などや地域行事などがあり、バタバタと毎週すぎていく感じです。平日は市役所にいて調べ物をしたりしながら、いろいろ調査をしたりしています。そうこうしているうちに一週間、一ヶ月があっという間にすぎていくという感じです。

ただ一方で自分の目的で出かけることがほとんどなくなり、バイクに乗ってどこかに行くこともごくたまになってしまいました。
自分にとっては大切な時間の使い方だと思いながらできていない現状は、自分で工夫して打開しないといけないですね。
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地方の時代

2013年10月26日 19時08分23秒 | Weblog
あまちゃんの前半時はほとんど見ていなかったのでDVDを購入、夕方から第1週と第2週の途中まで見たところです。見ていて、駅長の大吉さんと今の自分たちは同じ世代になるんだなぁ・・・と、ちょっと感慨深かったです。

そこで大吉さんの北三陸への思いがいろいろ語られていたのですが、自分なりに要約すると「地方の時代といわれていたあの頃、駅前には活気があってみんながいきいきしていた。しかし今は当時の面影もなくさびれている。自分はあの頃のまちが好きだから、なんとかして活気づくように取り組みたい。」ということでしょうか。
この思いには強く共感します。

そしてこのような思いを持って、自分たちのまちに向かいあって活動している人が今たくさんいるのだろうなと思います。自分自身そういう方にたくさん出会ってきて、いろいろ話をお聞きしたりしているから、そういうことを考えながらあまちゃんを見るから、よけいに思いが入ってしまうのかもしれないなと思います。

今も地方の時代と思います。ただ、これまで以上に自立と自律を意識していくことが必要で、その上で国と対等に向かい合うことが、政治だけでなく生活の中から必要なのだと思います。
そのためにはまず、地方議会と議員が毅然と国に向かいあう気概が大切ですね。
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流されている

2013年10月25日 23時29分21秒 | Weblog
あっという間に時間に流されている自分

自分の時間の使い方がよくないのだろうと思いつつ

立ちすくんでいる自分を感じています

転換点なのかもしれません

インプットとアウトプットに追われるのでなく

リセットも必要なんでしょうね

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考えさせられますね

2013年10月24日 14時38分44秒 | Weblog
イギリスの作家シリル・コノリーの言葉に「読者に迎合して自分をなくすより、自分を貫いて読者をなくすほうがマシだ」があることを、クリミナル・マインドというドラマを見て知ったのですが、この言葉は考えさせられますね。

自分というのは一つの存在のようでいて、実はいろいろな場面で仮面を付け替えるようにその場に応じた“ 自分 ”を演じていたりすると考えられたりするのですが、それはそれとして、“ 読者 ”の部分をいろいろ置き換えて考えることは、“ 自分 ”という存在を見つめ直すことに意味のあることだと思います。また“ 読者 ”が自分たちに迎合することを要求していないかを、読者自身が考え意識することも大切だと思います。

ともかく、企業活動にせよ個人で活動するにせよ周りの意向に迎合してばかりいては、その行動をするのはなにもその企業や人でなくてもよいということになってしまうのでしょうから、そうなったとき、存在の意義をなくした自分はどうなってしまうのでしょう。とは言いながらも、現実には許容できる範囲で迎合しなければいけない場面もあったりと、いつも自分は揺らされているのかもしれません。

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“ムラ社会”から変わろう

2013年10月23日 21時05分51秒 | Weblog
初めに「村社会」についてリンク先をご覧ください。
kotobank(コトバンク)より「村社会」
ここから以降「村」については、「ムラ」とカタカナ表記させて頂きます。

この「ムラ社会」的な感覚は、まだまだ広く身近な世の中にあると思います。
例えば「原子力ムラ」などのように、既得権益と深くつながるような場面で表れてメディアなどに取り上げられたりしていますが、実際は程度の差こそあれムラ社会的な意識は、いろいろな社会集団の中に存在する要素なのかもしれません。

ひとつの例として、国の官僚組織もムラ社会ではないかと思います。
なぜ「ムラ社会」が維持されているのか。
極論を言ってしまうと、日本という国の文化の中にその要素があるからとなってしまいますが、ここで考えたいのは、官僚組織と関係の深い国会(議会)の存在です。官僚組織と違う価値観で議会が動いているとしたら、官僚組織の価値観はどうなるでしょう。ゼロになるとまでは言いませんが、大きく影響を受けるはずだと思います。しかし、官僚組織の価値観がほとんど変化していないとすればどういうことなのか。

ここでウィキペディアでの「村社会」での特徴の項目を見てください。
wikipediaより「村社会」
気のせいでしょうか、議会について特徴のかなりの部分があてはまってしまっているように思います。つまり議会も同じような価値観を持っているため、相互に補完しあっていると考えられるのではないでしょうか。ということは、本来チェックすべき存在である議会が“ムラ社会”の価値観から変わらなければ、官僚組織も変わらないと考えられます。

そのことを自分たちのまちについて考えると、市長(行政)と自治体議会の関係にも当てはまるのではないでしょうか。行政運営が官僚的でムラ社会的だと感じるのであれば、自治体議会はどうなのかにも目を向けるべきと思います。逆のことも言えるでしょう。自治体議会の運営などがムラ社会の要素がかなり強ければ、行政運営もかなりムラ社会だと考えて差し支えないでしょう。

このような流れを変えなければ、これからの難しい時代に適応できないと思います。
そのためには、一人でも多くの人がムラ社会の意識に気づき、小さなことから自分の行動を変容させながら、一人でも多くの人とつながりあうことが大切なのだと思います。
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藤原効果

2013年10月22日 18時58分01秒 | Weblog
台風27号が週末にかけて気がかりですね。さらに東にある台風28号との関係で“ 藤原効果 ”と呼ばれる影響が出て、進路予想が難しくなるようで、ここのところ豪雨災害や竜巻などの被害もあったりしていますからいろいろ考えます。今日も防災危機管理課と少し話をしました。

進路予測はなかなか難しいですが、これまでの災害の被災状況などから、もし豪雨が続くようであれば浸水の可能性のある地域は予測できるでしょうし、そのことを自分なりに心づもりしておくだけで、減災のかなりの部分ができると思います。
来てから慌てるのではなく、今から気持ちに備えの部分を持っておきましょう。
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