今回、はじめて副議長に立候補しました。ですが、結果、自分の力不足もあり、投票総数32票のうち、私は15票、相手候補17票で、私は落選となりました。
‘役選’と縮めて議会内では言われるのですが、議長、副議長、監査委員のいわゆる三役と、各常任委員会の委員長副委員長が決められるのですが、立候補があるのは三役のみで、その中でも立候補にあたっての所信演説の機会があるのは議長候補だけとなっています。一昨日、議員のみの会議で議長候補の演説と、監査の選挙が行われ、昨日、本会議場で鈴鹿市議会議長選挙と副議長選挙がありました。
立候補にあたっては、議長候補は3名の議員の推薦が、副議長と監査委員についてはそれぞれ2名の議員の推薦が必要になります。もちろん、同じ会派のメンバーだけでも問題はないのですが、やはり、多くの理解もあるほうがよいだろうということも考えて、他の会派の方に推薦してもらえないかということをお願いしたりします。この過程で、いろいろな思惑が動きます。そして選挙をしなければいけない状況になると、32人の中で陣取りをするような状況になり、さらに混迷することになったりすることがあります。
今回、私が立候補を決断するにあたって、いわゆる三役は各種質問や討論などについて、就任すると申し合わせで発言ができなくなり、これまでの自分の議員活動から考えると、相当に制限がかかることになるのですが、昨年から議会だより編集委員としてフルカラー化一年目の議会だよりに携わっていたこと、高校生報告会の実施への動きなど、重要と思う案件が多くあり、鈴鹿が良くなるようにという思いから、かなり考えた末に決断をしました。
しかし、結果は落選となり、今年は委員としては総務委員会のみとなりました。また、昨年、いろいろと池上前副議長や議会事務局職員、議会だより編集会議などで改善に取り組んできていたのですが、会派から離脱した議員もあり、後藤議員と2名の諸派になったことから、議会だより編集会議に委員として参加できなくなってしまいました。落胆と同時に憤りを感じています。
今回の経験を通じて、議会内だけで本人のやりたいという気持ちだけで進むような形ではなく、議長や副議長については本会議場で立候補演説を公開で行うと同時に、過去の議会での活動なども含めながら、市民の方々にも透明な形で、議会の役職が選出されていくような、そういう鈴鹿市議会になっていくことが、自治体としての鈴鹿市の力も上がると思うところです。