鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

初心忘れるべからず

2009年02月26日 02時41分31秒 | Weblog
今週は、一般質問に関しての行政からの聞き取りを中心に、地域関連の話し合いに参加したりしていました。
ちなみに、今回の一般質問の内容は「施政方針について」「白子駅周辺の取り組みについて(ランタン通り)」「平成21年度予算編成に関して」の3点です。

聞き取りの際、自分の中で気づかないうちに、自分の聞く感覚が変化していることに気付きました。それは、視察なども含めて‘先生’と表現されることが多く、聞き取りの際、無意識のうちにその言葉に気をはらっていなかったということです。
自分でも聞き取りが終わる際に気付いて、話には熱も入っていたとはいえ、あらためて気を引き締めなければ、初心を忘れないようにしなければと思いました。

片方で、議員として様々な場に出ることが多くなり、その意味で、議員としての存在を意識しなければいけないこともあります。こちらは意識していなくとも、場面によっては、議員として扱われることを受けなければ、その人の上司からの立場を悪くしかねないこともあることを、人に教えて頂いたりしているからです。

初心と現実とのギャップを埋めながら、初心を忘れることなく、これからの議員活動に取り組まなければいけないと思うところです。
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3月議会開会

2009年02月20日 23時14分45秒 | Weblog
今日から3月議会が開会しました。
初日の今日は、市長の施政方針と議案説明でした。また、一般質問のしめ切りもありました。これから3月終わりまでにかけては、小中の卒業式やその他行事もあり、かなりバタバタとした1か月になりそうです。

今日の議会では、定額給付金の事務費についての補正予算が議決され、鈴鹿市でもすすんでいくこととなりました。ただ、国会での採決の行方次第のところもあり、質疑と討論で、それに関する意見が出ました。

3月議会では平成21年度予算案が審議されます。このような社会情勢の中、これまで以上に慎重な審議が必要になると思います。
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地域について

2009年02月16日 08時55分54秒 | Weblog
土曜日は学校協議会の集まりに行き、消費生活展などを見に行きました。日曜日はすずかっぷ主催と、地元春日神社の祈年祭出席しました。

これらに参加していて、地域について、これからの社会を考える上で、そのあり方について学びなおす必要があるのではないかと考えます。

学校協議会で語られていた地域は、あくまで「学校区」としての地域であり、学校側から語られるそれは、学校にとって都合の良い地域にしかならない可能性があるということです。
地域に「開かれた学校」となり、「開かれた人間関係」のもとで、学校教職員と地域が連携を取れるようになるためには、地域の人たちが学校に関係してもらう形ばかりではなく、教職員の側からも地域の活動に参加し、学校にとっての「地域」について、多面的な理解をしていくことが大切だと思います。

それは私たちにも同じで、普段の生活ではそれほど「地域」ということを意識しないでいることが多いと思います。それは、場面ごとに語られる「地域」を漠然とした形で聞いていることが多いからだと思います。
しかし、私たちがもっと主体的に、自分達の暮らしをよくしていくという視点から「地域」を考える時、いろいろな場面で語られる「地域」を重ね合わせて、「私たちの地域」を意識することが大切だと思います。

神社の祈年祭などの祭りに参加していると、年配の方々をはじめてとして、いろいろな方々と顔を合わせます。また、終わった後のなおらいなども含め、お互いを知っていく過程があることは、人間関係の形成に大きな意味があると思います。

混乱に向かう社会だからこそ、今のうちから足元を見つめなおすべきなのだと思います。
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感覚の問題?

2009年02月13日 18時32分42秒 | Weblog
今日は全員協議会の後、農業を考える議員の会、地元自治会長さんと担当課の懇談に同席などでした。全員協議会では報告事項として、「個人住民税の寄付金税額控除の規定の整備に係る鈴鹿市税条例の一部改正について」、「F1経済効果調査の進捗状況について」、「通院移送費詐欺事件に関し、損害賠償請求訴えの提起について」が執行部・担当課から行われました。

この中で「F1経済効果調査の進捗状況について」の報告を聞いていた時、行政は真剣に考えているのか?と疑問を持たざるを得ませんでした。関係するアンケートは、観戦経験者向け、市民向け、経済効果を考えるための事業所向けの3つで構成されているのですが、このうち、事業所向けのものについては現在整理中で、3月7日の行政が行うフォーラムで発表するということが報告されました。これだけでも行政の取り組む姿勢には、大きな疑問を持たざるを得ません。
少なくとも、20年度予算で「F1経済効果調査費」の名目で≪≪1000万円≫≫が支出されているのです。しかも、議会への報告よりも、イベントに焦点を合わせるという考えは理解しがたいものです。

また、前者2つのアンケート結果の報告にしても、コンサルに依頼して出てきた結果をそのまま言っているだけで、結果についての考察や検証を行っているのか甚だ疑問です。
たとえば「市民向けアンケートは無作為抽出の15歳以上の市民2000人に行い、回答率は37.7%(754人)、そのうち約94%がF1は役立っているという結果があることから、市民の関心は高いものといえる」と報告されました。
・・・普通に考えて、あまりにも短絡的すぎると思いませんか。
このアンケートは総額1000万円かかっているにも関わらず。
そもそも、アンケートに回答して頂いた方は、F1に関心の高い方が多いのではないでしょうか。そして、市民の数にしても2000人・・・人口の約100分の1です。回答率がその37.7%・・・つまり、鈴鹿市人口の0.377%の回答です。そう考えれば、結果即結論は早計過ぎるはずです。

観戦者向けアンケート結果にしても同様で、交通に関して鉄道利用駅とサーキットへのアクセスについて行きと帰りの結果にしても、白子駅を起点としたアクセスについて、行きよりも帰りのほうが徒歩の人が増え、バス利用が減っているのは、過去の経験から効率的に帰って頂いているようであると、普通に報告されたことについては、物事の本質をあまりにも見ておらず、この結果で何をしようとしているのかとさえ思うほどです。
・・・渋滞の課題も含めて、交通アクセスが良ければ、誰が好んでサーキットから白子駅まで歩くでしょうか?

重ねて書きますが≪≪1000万円を税金から≫≫支出して調査していることです。このような報告を行う鈴鹿市行政サイドの感覚には、非常に違和感を感じるところです。
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地元で考える

2009年02月12日 01時11分38秒 | Weblog
火曜日は、農業を考える議員の会の講演会に関連して、千代崎の港に行き漁師の方と話したあと、少し舟に乗せて頂き、離岸堤のところに自生しているワカメ採りを見せて頂きました。その後、市役所に行き、農林水産課で水産業について担当課の職員さんと懇談しました。また、小学校に行き校長先生とも懇談、シングル家庭の多さに改めて気付き、関係課にいろいろ聞きに行きました。
水曜日は大黒屋光大夫記念館での第4回特別展「光大夫 船出の湊 ~白子大絵図でめぐる~」の初日に行きました。

鈴鹿の海について、近年魚が減少していることの理由に、長良川河口堰の存在が大きいということです。特に昨年、一昨年と台風がほとんど来ず、潮の流れで海底の水が動くこともなかったため、伊勢湾の底に泥などが溜まり、それで魚が住めなくなっているということです。その泥の排出に河口堰が関係しているということです。
また、海草のホンダワラは今までほとんど生えていなかったものが、今年はかなり生えているということです。ホンダワラは暖かい海に多いということで、温暖化の影響ではないかと考えるところです。

水産物ではマグロやカニなど、遠い海の資源のことが話題に上がっていますが、これからを考えたとき、身近な海で安全な水産物が確保できることは、食糧自給の面から非常に大切だと思います。また環境面からも、関心を持っていくべきところです。

新鮮なワカメを頂いたのですが、ワカメは湯通ししてポン酢で食べると非常においしかったです。ちなみにワカメは若干養殖をしているということですが、市場に出してはおらず、漁師の方々の自家消費がほとんどだということです。その現状からすると、ワカメの給食食材としての可能性があるのではないかと思います。

光大夫記念館の展示は、白子近辺の過去の様子について非常に興味深く、子どもたちの地域学習に活用するのが良いのではと感じました。江戸時代には白子の湊は非常に重要な港であったことなど、これからの鈴鹿のあり方についても示唆するところは大きいのではないかと思います。
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日本の子ども

2009年02月10日 18時01分13秒 | Weblog
日曜は午前中に小川神社の祈年祭に、午後からは多文化共生を考える議員の会に途中から参加、終了後、数人で外国人問題について懇談をしていました。

多文化共生について、現在の急激な経済状況の変化は、予想していた以上に大きな影響を与えています。この変化は、「出稼ぎ」という視点からの考え方を、日本人の側からも、外国人の側からも考え直さなければいけないものではないかと思います。
特に、日本で生まれる子どもたち、日本で育つ子どもたちについて考える時に、そのことが浮き出てくるのではないでしょうか。
これからは、「日本にルーツを持つ外国の子供たち」や「外国にルーツをもつ外国の子供たち」ではなく、「外国にルーツを持つ日本の子どもたち」という視点が大切ではないかと思います。

外国につながりを持つ人たちにとって、自分たちの民族アイデンティティを尊重すること、それ自体は大切なことですが、日本で居住し、日本で生活するのであれば、居住する地域社会、日本社会を尊重することがまず前提であるべきと思います。その上で子育てを考えるべきでしょう。

日本人の側では、生まれてくる子供たちは親を選べるわけではないこと、また「このまちが好きだ。私のふるさとだ。」と言える人を育てるという視点と、これからの社会の安定を考え、日本人だけでなく外国人の子供たちも含め「日本の子どもたち」という大きなくくりで考えることが、数年後、十数年後、その後の社会の安定につながるのではないでしょうか。

外国の子供たちに特別に対応するというのではなく、「日本の子どもたち」という考えのもと、すべての子供達に対する社会のセーフティネットを広げることは、一人でも多くの子供たちの育ちを守るということにつながると思います。
短期的に見ると金銭的な社会的コストは増大するかもしれませんが、長期的な視点で考えて、この社会の下支えになるはずだと思います。
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仕事とは・・・

2009年02月06日 18時26分11秒 | Weblog
金曜6日は、文教福祉常任委員会がありました。内容は、所管事務調査についての報告で、「児童館について」、「学童保育について」、「幼保一元化について」、「総合型スポーツクラブについて」、「救急医療体制について」でした。
この1年それぞれについてどう取り組んでいたかと現状について、担当部、担当課からの説明を聞き、質疑を行う内容で委員会は行われました。

土曜7日は、鈴鹿市内特別支援学級の送る会の様子を見に行った後に、愛宕小PTA役員会に出席していました。また、原永ナイスミドル会幹事会に出席していました。


議員になって、同僚議員やある県議会議員の方から「あまり言い過ぎると行政に仕事をしてもらえなくなるよ」と言われたことがあります。たしかに、人間は感情の生き物の部分もあるから、あまり言い過ぎると気分を害することがあるから、そういう部分が出るのは仕方のないところもあると思います。
が、しかし、そういうことで本当にいいのかどうかと考えると、疑問を持たざるを得ません。

議論をしてそこからなにかを生みだしたり、考えるきっかけを見つけることが、行政にも議員にもあってしかるべきだと思いますし、鈴鹿をよくするためには必要なことだと思います。
また、表面上は議員を立てる態度をとりながら、議論を避けるようにすることや、裏では違う態度をとるというのも、果たしていいのかどうかと言えば、疑問に思わざるを得ません。残念なことに、窓口で話していたりした後に、実際にそういう雰囲気を感じたこと、見かけたことがあります。

議員と行政の議論がもっと活発になったとき、鈴鹿は少し進むことができると思います。議員が「仕事」を意識して、発言にブレーキをかけるようなことを考えるような状態がまちにいいはずがありません。
そのためには一般質問だけではなく、質疑や討論、委員会での発言内容などにも関心を持ってもらえるような活動につなげたいと思っています。
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外国人介護職

2009年02月05日 17時21分05秒 | Weblog
今日は、午前中に多文化共生を考える議員の会として小山田記念病院へ外国人介護職雇用の見学、その後、ファーマーズマーケット「だいち」のオープン状況を見に行き、午後はふれあいホールで開かれていた「F1による地域振興・地域づくりを考える コラージュ&フォーラム」に行ってきました。

外国人介護職雇用について、昨年11月から雇用が始まり、現時点で50人の方々が働いているということでした。多くは笹川、鈴鹿在住の方ということで、ヘルパー3級の資格を取得するための勉強を、語学力をつけることも含め、通常の仕事をしながら取り組んでいるということです。説明をして頂いた方によると、1世代2世代前の日本人的な感覚を持っている方が多いということです。
経済不況の中、また、新しい外国の人たちとの関係のあり方として、難しい課題もありますが、可能性を持った取り組みだと感じました。

「だいち」は、果菜彩と似た生産者の顔が見える直販所です。夢市場を開いていた大地の耕作人の方々を中心に店舗の運営をされていますが、果菜彩とまた違った形での展開が期待されるのではないかと感じました。

F1のフォーラムですが、会場に集まったのは行政関係の方が多かったように思います。話の内容はまだまだ入口という感じでした。F1というモータースポーツが環境問題などとの兼ね合いで今後どうなっていくかは不透明な部分がありますが、このようなことを含めた、市外の人たちを観光に誘致する、お客様をもてなすという考え方からすると、道路だけでなく、駅前のあり方を含めて、考える点は非常に大きいと感じました。
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地産地消

2009年02月04日 22時20分34秒 | Weblog
今日は午前中に市役所に行き、地元自治会長さんが所用で訪れていたことに随伴していました。その後に、農業を考える議員の会の関係でアポイント、町民会議の情報紙関連で中央病院に行くなどしていました。


農業を考える議員の会では、2月28日午後1時半から、ジェフリーすずかで「地産地消と子どもの食」と題した講演会を行います。講師は、元真田町教育長の大塚貢氏です。

鈴鹿市では、学校給食に地元産野菜が利用されているのはまだ100%に近くはなっていません。まだ50%以下というのが現状でしょうか。しかし、考え方を変えれば、市内での農業ビジネスの場として、非常にポテンシャルの高い状況であるとも考えられると思います。
計画的な野菜生産との連携や、給食センターに統合を急がずに現在ある自校調理の給食室を活用したり、給食調理残渣の活用など、農業と循環社会と経済の連携について非常に可能性があると思います。

世界的な不況の中であるからこそ、次の時代が模索されなければいけない時代であるからこそ、あらためて地産地消について考え直すべきだと思います。

生産者の立場からだけではなく、消費者の意識変革も重要なところとなっていく領域ではあります。短い時間で解決できるとは思いにくいところではあっても、今手をつけるべきところだと思っています。

2月28日の講演会についても、後日報告させて頂きます。
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2月4日のこと

2009年02月04日 03時14分54秒 | Weblog
昨日は、午前中に地元小学校で5月に開催予定の「Live in 愛宕」の実行委員会でした。PTAと校区町民会議会長の立場で参加しています。昨年はじめて立ち上げたイベントですが、2年目の今年もなんとか盛り上がるイベントにできればと思っています。このような活動を通じて、地域づくりの機運が高まればと考えたりします。
午後からは市役所に行きました。地域の方の相談を担当課長と話したことに加えて、Live in 愛宕関連のお願いと質問、同期議員と意見交換を行った後、健康づくり課に行き、校区町民会議で予定している案件について相談、また、救急医療についての現況などを話していました。

今日は夜中ですが、いろいろな掲示板を検索して読んでいます。
いろいろな意見がある中、自分の活動に取り上げたいと思うことや、考えなおさなければと思うことが多々ありました。
このブログの書き方についても参考にしたいことがありましたので、少し体裁等を変えて、これからブログを綴っていきたいと思っています。
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