鈴鹿市議会議員 中西だいすけの活動日誌

鈴鹿市議会議員として年齢も含め5期目のベテランになりました。日々の活動や感じたこと、議会での動きなどをつづります。

危機事態への備え

2022年03月07日 12時52分50秒 | Weblog
市街地や市民生活に被害が出ているウクライナでの映像が、報道で多く流れています。自宅が墜落した飛行機で延焼したものの、地下室があったため助かったという高齢者の方の話があったりと、混迷の度合いが増していることを感じます。
 
どこか遠い国のことと見ることはやむを得ない部分があると思いますが、そのままでいいのでしょうか。
 
2004年にスマトラ沖地震があり大津波で被害があったとき、どういう視点で私たちはそれを見ていたのでしょうか。2011年の東日本大震災では、スマトラで起こったように津波が発生し、残念ながら大きな被害がでてしまいました。
想定外という言葉がありましたが、そもそも想定していなければ、常に想定外しかなくなってしまうのではないでしょうか。
 
韓国と北朝鮮はまだ戦争状態ということのはずです。その北朝鮮が次々と飛翔体を発射している現在、ウクライナで起こっていることは遠い国の話ではなく、もしかすると、私たちにも起こりうることと考えておくことが必要なのかもしれないと思います。
 
ミサイルが飛んでくるかどうかではなく、不穏な社会状況に包まれたとき、子どもたちの未来を守れるのか、食べるに困らないようにできるのか、それに対する備えはあるのか、そのようなことを考えることは、国が考えるのはもちろんですが、私たち自身も考えることだと思います。
 
新型コロナウィルスの流行に関して、陽性反応者の方の自宅待機にあたって食料支援や生活物資の支援が取り上げられていますが、少なくとも、大規模災害に備えて数日は支援がなくても食事ができる分を備蓄という話があるにもかかわらず、このような事態になっているということは、私たち自身も平成26年ごろの新型インフルエンザに関する記憶が薄れてしまっていることもあるかもしれません。
 
それを考えると、太平洋戦争末期の暮らしの記憶が薄れている、または遠い国のことのように感じてしまっているかもしれませんが、過去、私たちの祖父母の時代や親の世代で、戦争による窮乏もあったのですから、ウクライナでの動きを遠いところのことと思わず、私たちの今を考えることが必要だと思います。
 
鈴鹿市国民保護計画はすでに策定されていますから、いま起こっていることを念頭に置いて、計画を読み返して考えることから、行政も取り組んだほうがよいと考えていますし、懇談レベルですが話をしたりしています。
 
 
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脆弱さが露呈?

2022年03月05日 01時44分07秒 | Weblog
自宅療養となっている陽性反応者の方やその家族の方々に、食料品や生活物資の支援を行うことを否定するわけではありませんが、そこに隠れていた私たちの生活の脆弱さに、正面から向かい合うことが前提だと思います。
 
大規模災害に備えて自宅に3日から4日は食事がとれるように食料品を備蓄するということは以前から言われていたはずで、それはパスタなどをはじめとして、ランニングストックで対応すれば無理がないということも言われていたように思います。
 
また、強毒性の新型インフルエンザ対策が話題になったとき、1週間くらいは自宅にこもる生活が必要になる可能性も言われていたと思います。食料品についてもそのことを想定したストックとあったように記憶するのですが。。。
 
どちらにせよ、議会やメディアで新型コロナによる食糧支援が問題と取り上げられるということは、私たちの社会が口では災害リスクを言うものの、行動としては低く評価していた結果、いったん起こった時の脆弱さが露わになったことのあらわれだと思います。
 
支援ばかりに目を向けすぎると、脆弱さはそのままになってしまうのではないでしょうか。このようなまま、想定されている大規模地震災害とその関連災害が発生したら、その混乱度合いは今の比ではない可能性が高いはずです。
 
ですので「皆さん、ランニングストックとして食料を手に入れておきましょう。」と住民に働きかけることを、トイレットペーパーやマスクの買いだめのようなことが起こらないように配慮して行うことを、行政に求めることが必要だと思います。
 
このブログのまとめですが
自宅の食料品状況を確認しましょう。必要ならランニングストックになるものを買い足しておきましょう。
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