これってやはり化石? 私のライフスタイル!

ひともすなるブログなるものを、われもしてみむとてするなり

いよいよ衣替え … 来年も着たいTシャツ

2009-10-14 | 日々の雑感
朝晩のひんやり感は もちろん長袖ですが、昼間もいよいよ半袖Tシャツの 出番も少なくなってきました。

いよいよ衣替えです。

先日 映画を一緒にみて おしゃべりを楽しんだ友に 一つ宣言しました。

今月から一年間 洋服を買わない 着物を買わない と。

生地も買わない。 反物も買わない と。

例外は 下着類と 靴と 水着のみ。

もう一つ、 既に買ってしまっている生地や反物で 服や着物を作ることはよしとすること。


守れたら、一年後に 彼女からご褒美のランチをごちそうしてもらい、 私が破ったら 彼女にランチをごちそうする約束までしました。

そのこころは 一つ。 自分のワードローブを軽くしたいということ。

そこで 今日は 夏物の整理。 

色々いつも悩んで 来年へ持ち越す服が ほとんどです。

特に 手作りの服は なかなか処分するふん切りが付きません。

今年も何回か着た 二枚のTシャツを やはり 持ち越すことにしました。

生地フェチの人は 皆同じでしょうが、生地が好きだから 買ってしまうというところ。

私も例外でなく 作りたいものがあるから 材料として 自分のために生地を買うことはまずありません。

心惹かれる生地に巡り合うといった感じです。

買うのは一瞬。 作るのは手間暇かかるので どうしても ストックが増えてしまいます。

この二枚もプリントの柄が とても好きだったから つい買ってしまった生地を何とか生かしたくて 作ったものです。


もう5年以上着ているものの、 まだまだ 色あせてもいないしと しまい込む理由を自分に色々言い聞かせながら 

しまい込んでしまいました。
コットン100のTシャツ再生繊維のTシャツ

まだまだ 私の衣類整理は 続きます。

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友と ランチと映画と語らいと … 満ち足りた時間を過ごせた休日

2009-10-12 | お出かけ
大人用スタイ?

二か月ぶりに友人と映画におしゃべりにランチという 楽しい時間を過ごしてきました。

映画は 日比谷シャンテで ココ・シャネル 一日二回の上映で 午後一番を いい座席で観たくて 

11時にシャンテ前で 待ち合わせ。


チケットを買った後、早めのランチです。

最初は 友 マクロビオティックのレストランがいいと言っていたのですが、

シャンテ地下のちゃやを覗いて ランチにしてはやはりお値段高めなので、他をチェックすることになりました。


「すぐ近くに黒豚しゃぶしゃぶのお店があって、ランチはお値段お手頃だし、美味しいし、いつも混んでいるお店だけど、

早い時間だから 行ってみない?」 と誘って、日比谷の一二三へ。

友すぐに気に入って 階段を上って行き 中を窺うと もうかなりの座席が埋まっています。

まだ 11時半前なのに。

席に案内され ランチメニューをあたっているうちに、もう入口には大勢の人が 順番待ちで並んでいました。

際どいところで 並ばずにすみました。

本日 着物だったので、なんと

「よろしかったらお使いになりませんか?」 と、鉄板焼きのお店などでサービスされるような前掛けを持ってきて、かけてくださいました。

ちょっと 面白くて 友にケータイで一枚とってもらい。


選んだランチは鰻。野菜がたっぷり蒸してあり、友 大いに満足してくれて 嬉しいランチになりました。


一二三は 鹿児島に帰省した時に 二回に一回はトトの母様が連れていってくれるお店です。

「東京にもあるし お値段が鹿児島と一緒だから みんなで行っても安心よ」 と何回となく、母様や叔母たちお勧めのお店。


ずっと一二三で おしゃべりを続けたいものの 外では相変わらず順番待ちの行列です。

上映開始まで1時間ほどあるものの 次のお客のためにお店を後にして 一階の物産館で 郷土食の説明。

友、地鶏の加工品とイカの塩辛、豚味噌をお買い上げ。

その後、日比谷公園を散歩して 時間調整。 銀杏がすでに落ちて 踏みつぶされ 独特のにおいを発しています。

金木犀の花も満開 いい季節です。


さて 映画、シャーリーマクレーンって もう 七〇代のはず。 彼女は申し分ない 最高 

若き日のシャネルの役のバルボラ・ボブローヴァという女優が シャーリーの癖を意識したような役作りをしていて 

しかも シャネルを素晴らしくよく演じていました

これから 私にとって気になる女優のような気がしました。

映画の中のファッション、最後にシャネルのスーツがたくさん出てきましたが、どれも素敵。 

観ていて 溜息が出るほど。 

特にモデルが後ろをむいた時の 後ろ姿が ほんとに肩と背中のラインが 最高でした。





 

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対丈着物衿の単衣のコート … 母の大島の袷を仕立て直しました

2009-10-11 | 着物
対丈単衣コート

亡き母の古い色大島紬の袷の着物から コートを仕立てました。


解いて 洗い張りから戻ってきた時は、同じように袷の着物にするつもりでした。


しかし 残りは 30㎝ほどしか ありませんでした。
色大島の残り布

ハ縫いを解いて 断ち切り身丈を測ってみると どうしても 私の寸法には足りません。

そこで 胴継ぎする覚悟で 仕立ての先輩に相談すると、胴継ぎした場合、衽の先の縫い代が5分ほどしかないので 

無理して 着物に仕立て直すより、着物衿の対丈のコートを仕立ててみたらと言われ その気になってしまいました。

取りかかったのは 7月22日とメモしてあります。

袖口布は掛け衿から取れました。

しかし 衽の裏をどこからとっていいか、さっぱりわかりません。

いっそ、単衣の着物のように返し無しで 着丈に5分の裾のくけ分を足した寸法で切ってしまおうかとも思ったのですが、

やはりためらってしまいました。

考えに考えて 返しはたっぷりと取り、褄の額縁仕立てをうーんと変形の形にしました。 

裾の返しは2寸5分です(おはしょりだった分をすべて三つ折にして返しにしてしまいました)。

雨コートのように前上がりを5分つけてあります。


衽 褄の始末

しかし こんな対丈の着物衿のコートに関する仕立ては 私の持っている5冊ほどの和裁の本には出ていません。

我流です。 しかも 筋消しは またもプリーツ加工液を使って 自分でやってしまいました

紐は内紐だけつけて 上前のえり先をブローチで止めようかと考えていますが、

使うたびに ブローチのピンの穴があきそうで ちょっと思案中。


大島は 軽いし しわにもなりにくく 多少の雨にも強いので 母も大好きでした。

母に見せれば 喜ぶでしょうか それとも 大島をコートにしてしまったと嘆くか驚くでしょうか。

「戦時中 物質が不足して おばあちゃんもおかあさんも 大島を解いて もんぺにしたりして着ていたの。 

今考えれば ずいぶんもったいないことしたものよね

と 私に教えてくれたのは この大島紬を仕立ててよく着ていた頃のことです。

今から四十年近く前のこと。

そんな古い物が 甦るのですから ますます 着物の虜になってしまいそうです。
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着やすさを求めて 「衿襦袢の衿付け直し」

2009-10-09 | 着物
衿襦袢

5年前の今頃縫った二部式長襦袢の上衣にあたる部分です。

しかし 袖無しで、肌襦袢につける市販の袖をつけてあります。

普段着の着物には 長襦袢の袖は邪魔なものです。

特に無双袖だったら、かっぽう着で仕事しようにも、袖が重くて 仕事になりません。

そこで 衿だけ長襦袢と同じような仕立てにしてあります。

亡くなった母は ほとんど このスタイルの着物下でした。

自分でも 普段着として着物を着ようとすると なんと この衿襦袢が実用的か 納得できます。

今日は衿の付け込み寸法を自分の着物に合わせるために 衿をほどき、付け直し。

五年前に 自分用に仕立てたものですが、その頃あまり着物と長襦袢の関係を理解していなかったようで、

和裁の本通りに仕立ててしまい、ちょっと着づらかったので、衿の縫い直しをしました。

今回 着物と同じように 肩から1寸3分後ろに下げて付け直しました。


衿近くの半月の部分のポケットは 薄いパッドを入れて この衿襦袢一枚で補正も兼ねるように 自分で工夫しています。

衿芯に縫いつけた半衿

半衿は 衿芯を両端とも挟んでとじておきます。

ここまで準備しておくと、半衿付けも簡単です。
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元気の出る夕餉 … 根菜類をたっぷりと

2009-10-08 | 


体調が すこしよくなってくると 滋養溢れる食事がしたくなりました。

三日間 食事作りをパスしていたので 今夜は かなり丁寧に。


里芋・レンコン・牛蒡・栗・人参・シイタケ・こんにゃく・鶏もも肉を筑前煮風に。

栗をたっぷり剥いて 栗ごはん。


豚肉・シメジ・エノキ・こんにゃく・ゴボウ・里芋の味噌汁 … トト好みの豚汁。

(五島 福江 観光に行ってきた友人から 焼きアゴをもらい、たっぷり使ってだしをとりました)

ほうれん草は 胡麻ドレッシングで。

これに 好物の蕪の即席漬けでもあれば 最高に満足出来るのですが、そこまで手が回らず。

代わりに 友人から送ってきた 大粒の南高梅の梅干しを最後にいただいて 口もさっぱり。

日本人に生まれて し あ わ せ 

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やはり医者無しでは暮らせない … 体調不良の日々

2009-10-07 | 日々の雑感
忙しかった8月のつけは9月にしっかりとやってきました。

9月初めに 5月に診断されたアレルギー性結膜炎が悪化しました。

そのほかにも これでもかと次々と皮膚に症状が出てきますす。

皮膚科とは長ーいお付き合いで、常備の塗り薬や飲み薬は不足なくあるので、

手元にある薬で体をだましだましして暮らすこと、一か月。

月曜日の夜 堰が切れたように 顔に諸症状が出てしまいました。

唇は腫れ、口のまわりはカサカサになり、首も痒くて 寝ている間についつい掻いてひどい状態。

昨日 皮膚科で先生にびっくりされ 新たに薬が処方されたのですが、

副作用にこれまた のたうちまわっています。

プロトピック0.1%軟膏です。

プロトピックを使った皮膚が まるで唐辛子をすりこまれたような感覚で 焼けつくようです。

痒い感じもあり、掻きたいけど 治療中にかくことも出来ず、(掻き傷からバイ菌が入ると 免疫抑制剤のプロトピックだから、掻き傷はさらに悪化するはずです)

氷嚢やアイスノンでひたすら 冷やしています。

命にかかわる病気ではないけれど … と いつも自分に言い聞かせているものの … 生活の質が これほど落ちる病気というか 体質


病院なんかいくことめったにないとか たいがいは自然治癒力で直してしまうとか

売薬でなんとかしている と 辛い思いをしている私に言う人が 必ずいます。

ハートまでズタズタ。 

ほんとは 私だって 病院なんて行きたくない ステロイド剤も プロトピックも使いたくない


生まれ変われるなら タフなボディーになりたいと チビちゃんにアラビアンナイトのアラジンの絵本を読んであげながら 思ってしまいます。
 
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作り帯締めてみました … あまりにも簡単におたいこの形が決まり大満足

2009-10-04 | お出かけ
今日は 市民劇場の芝居を観る日。 友人から 着物で出かけようと連絡が入りました。

そこで 一昨日作った名和式作り帯をお試しで 締めてみることに。

お芝居は 長時間座っていなければならないので、帯枕の不要な角だしに締めたいのですが、今日は 我慢して。


十月から着物のルールは袷です。 でもでも まだまだ 日中は暑い。

それでも見も知らないどこかの誰かさんに 「あら 単衣は九月までよ」と 

わざわざそばにきてお教えをいただくのも しゃくで 我慢して 袷もどきで。

(こんなこと考えること自体が 着物ビギナーを告白しているようなものです

そこで胴抜きの紬の長着を選びました。

この着物は まだ一度しか 着ていないのですが、背なかの部分は確かに涼しいというか 暑くないのです。

でも 背中の部分のすべりがすこぶる悪い。 男物の結城紬から仕立てたものです。

それに比べ 帯は 楽勝でした。

おたいこの形も一発で決まりました (こんなこと、いつもの普通の帯なら 5回に1回もないのに)

鏡で確かめると 後ろ姿も横からの姿も あの 名和好子のきもの遊びの中の作り帯の着姿とそっくり。

われながら信じられないほどの 出来です。

作り帯の後ろ姿

 3時間も座りっぱなしで しかも帰りの電車の中でも しっかり座っていたのですが、帰宅後に 

後ろ姿を直すこともなくトトに写真を撮ってもらいました。

やはり 背中しわしわでした


お芝居は 木山事務所の 「出番を待ちながら」。 なかなかいい作品です。

老齢のベテラン舞台女優さんたちの演技は 舞台だけのお話なのはずなのに 何故か 実人生もオーバーラップさせてしまうほど。

そして キャスティングが とてもいいと思いました。


すべての女優さんが 熱演していて 久々にプロによるいいお芝居を楽しめました。 



そして 名和式作り帯 大変気に入ってしまいました。

あと、2本ぐらい 作ってみようかなと思っています。
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洗い張りした着物地から 半幅帯 … 普段着物用も おしゃれしたくて

2009-10-03 | 着物
手作り半幅帯

洗い張りした着物地から 半幅帯をつくってみました。

昨日に続いての 手作り帯です。

おたいこ結びの作り帯は 洗い張りした着物地のうち

袖2枚から たれ

片身頃から 胴部分と ての部分 を使いました。

でも まだあと半見頃と 衽2枚 衿 共衿が 残っています。

そこで 片身頃から 半幅帯を作ることに。

私の身長165㎝に合わせて 胴の部分は4寸2分の幅にしたのは 昨日と同じ。

衿肩開きを肩まで切り開き 3分の縫い代で接ぎました。

接いだ部分には 薄めの接着芯を張って 縫い代を固定。

帯芯は 帯の長さ50㎝に 芯50.5㎝の ゆるみを入れて裁断。

ちょっと短めの3.2m程度ですが、それでも長くて芯を閉じつけるのは 一苦労

半幅帯は 博多織の吉弥帯と小袋しか持っていないので ありきたりの普段締めだったのですが、

これで ちょっと 普段着物に変化がつけられそうです。


しかし 締め心地は 博多にはかなわなーい(それがちょっと口惜しい

名和式作り帯

 は 昨日作った作り帯に 枕を入れて形を整えてみたところです。

背中に添わせると もっと表情がでるのでしょうが … なんだか まだまとまり過ぎているようにも思えます。
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洗い張りした着物地から 作り帯 … 名和さんが紹介した作り方で

2009-10-02 | 着物
母からもらった古い染紬を 数年前にほどいて 洗い張りに出したものの、針穴やら筋やらが 残っていて 

着物に仕立てはちょっと無理かなと思いながら、色と柄が好きなものがありました。


色合いが、これから先の秋から冬に ぴったりな感じの物なので、今日 思い切って 作り帯にすることにしました


先日の連休に 南アフリカのUMOYAを観に出かけた時に、急きょ着物を着ようと思い立ったのですが、

初めておろした袋帯を 結ぶのに悪戦苦闘

なかなかおたいこの形が決まらずに、やり直すこと数回、汗はかくし 衿元は崩れるし散々でした


作り帯は 形がまとまり過ぎて あまり好きではないものの、急いでいるときにはやはり 楽です。

しかも 名和好子のきもの遊びの本の中で 紹介されている作り帯は 着つけ方もいいのでしょうが、作り帯に見えない。


二部式の作り帯は 平たたみの出来るおたいこに手をつけた形のほうが しまう時にかさ高くなくいいのですが、 

おたいこの山の形の出来ている方がより簡単に着つけられそうなのも 名和さん式にしようと思った理由です。


この帯の作り方は 本の後の方に かなり詳しく書いてあるものの それでもいろいろと迷ってしまいました。

そこで 学生時代に 1本授業で縫った作り帯を引っ張りだし

(使ったお記憶がなく、何回も 処分しようかと思いながら取っておいたものです)参考にすることに。

学生時代に縫った作り帯

こちらは ウールの反物で 作ったものですが、胴部分の紐がしっかり使ったとの手垢が付いていてます

たぶん若いころ 使ったのに忘れているらしい

巷で見かける市販の二部式作り帯よりずーっと おたいこの形が小ぶりで自然なのです。

こちらは おたいこをきれいに形作ってとじつけてあり、これ以上の形を変えることが出来ません。

しかし 名和さんの二部式はたれがそのままなのです。

どうしたら そのように出来るか 自分で縫った作り帯を取り出して観察してみて
手の長さに違いが あることに気が付きました。

私が作った作り帯は 手が短く 形作ったおたいこにとじつけてあります。

ところが 名和さんの二部式は 手が二倍の80㎝に裁断するように書いてあります。

ここが ポイントでした。(名古屋帯の場合だけです)

作った帯は 出来上がりは こんな感じ

名和さん式作り帯 おたいこの山が左側で たれが右側(裏側)です。



昔作った作り帯は 胴部分の返し口にポケットが作ってありました。

そこで なにかと便利なポケットを 今回も作ってみました。

胴のポケット部分   端切れの大島生地でポケットを作ったので

解り易いように懐紙を挟んでみました。















着物は着つけに時間の余裕がある時にしか 着ないのですが(外出する場合)

この帯なら もっと気安く着物着てお出かけ出来そうです。


名和好子のきもの遊び (fukkan.com)
名和 好子
文化出版局

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