ルイガノ旅日記

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風そよぐオアフ 2024年5月~ロイヤルハワイアンバンド & ワイキキ水族館

2024年06月26日 | 海外旅行
日曜日(5月19日)は、ホノルル トライアスロン2024の開催日にあたっていました。ホノルル センチュリーライド(9月)、ホノルルマラソン(12月)と並ぶオアフ島のスポーツイベントです。公式HPや過去の記録などから観戦のチャンスをあたってみたのですが、メイン会場となるアラモアナビーチパークは立ち入り禁止ですし、バイクのコースも観客用に開放されていないようでした。仕方ないので、朝の散歩がてらアラワイ・ヨットハーバーからアラモアナセンター方向に行けるだけ行ってみることにしました。


公式HPに掲載されたコース概要図です。スイム→バイク→ランとも、アラモアナビーチパークの東端がスタート・ゴールとなるようです。第1ウェーブ《オリンピックディスタンス(一般・男子) 39歳以下》のスタートは早朝5時47分でした。今年は約1,300名がエントリー。日本からも450名が参加したそうです。


結局、ビーチパークからアラモアナ大通りに進むコーナーまでしか行けなかったのですが、スイムを終えてバイクに乗り換えたアスリートたちが、急なカーブを曲がって次々と大通りに飛び出していく様子を垣間見ることができました~🚵


このあとはカフェ・カイラで遅めの朝食を……。サウスキング通りとカピオラニ通りが交差するあたりのマーケットシティ・ショッピングセンター内にあり、ワイキキからだとバスで20分くらいの距離です。朝7時の開店前から行列ができる人気店で、1時間待ちも普通にあるそうなのですが、幸いこの日(日曜朝9時)は15分くらいの待ち時間ですみました。


店内は明るくてカジュアルな雰囲気です。私たちがいる間は、店の内外ともに地元の常連客ばかりで、テイクアウトの注文が多いのが印象的でした。


パンケーキが一番人気なのですが、妻が注文したのはベルギーワッフル。ストロベリーとブルーベリーをトッピングしました。バナナやキャラメライズしたリンゴなども選べます。ワッフルは、サクッとしていながら中はしっとりもちもち。フルーツとの相性がとても良かったそうです。


妻とは違うものを……と、私はローカル・スクランブルエッグ(スクランブルエッグとブレックファスト・ミート、ポテト、トースト)を注文。この皿は見た目以上に大きくて、ポテトの量もすごかったのですが何とか完食しました。


🍀

午後は、ロイヤルハワイアンバンドのコンサートを聴きに23番バスでカピオラニ公園に向かいます。バスの前を走っているのは、ホノルル トライアスロンに参加した人なのでしょうね。お疲れ様でした~。


キャンセルになった金曜日(5月17日)のイオラニ宮殿コンサートの経験を踏まえ、予定どおり行われることを公式HPで確認しておきました。


趣ある円形屋根を冠したカピオラニ公園のバンドスタンド。ロイヤルハワイアンバンドは、ハワイ王国第3代国王カメハメハ3世によって編成された米国で最も長い歴史を持つ楽団で、再来年には創立190年を迎えます。


私たちが座った席の前にレッドクレステッドカーディナルが……。慣れているのか、怖がっている風はありません。


ロイヤルハワイアンバンドのコンサートでは、まず最初にHawaii State Song(州歌)《ハワイ ポノイ:Hawai'i Pono'i》、続いてNational Anthem(国歌)《星条旗:The Star-Spangled Banner》、そして最後に《アロハ・オエ:Aloha 'Oe》が演奏されます。(写真は《The Star-Spangled Banner》)


ロイヤルハワイアンバンドに加えて、ヴォーカルのMalia Ka'aiさんとkaren keawehawai'iさん、フラのKu'ulei Hazlewoodさんとの共演でした。


曲も詞も素晴らしかった《ハワイアン ララバイ:Hawaiian Lullaby》。ヴォーカルはロイヤルハワイアンバンドのKala'i Sternさん、フラはKu'ulei Hazlewoodさん。作詞したヘクター・ベネガスさんは、娘さんが難病と闘っている時に、その回復を祈りながら詞を書いたのだそうです。(写真下に書き写しました)

Where I live, there are rainbows
With life in the laughter of morning and starry nights

Where I live, there are rainbows
And flowers full of colors and birds filled with song

I can smile when it’s raining
And touch the warmth of the sun
I hear children laughing in this place that I love

Where I live, there are rainbows
With life and the laughter of morning and starry nights


心ならずもハワイ王朝最後の君主となったリリウオカラニ女王の《アロハ・オエ:Aloha 'Oe》で、コンサートは締めくくり。指揮はClarke Brightさん、ロイヤルハワイアンバンド第22代バンドマスターです。コンサートはカピオラニ公園のほか、イオラニ宮殿やアラモアナセンターでも定期的に行われますので、機会があったら是非また聴いてみたいと思います。


続いて、すぐ近くのビーチ沿いにあるワイキキ水族館へ。一般的な日本の水族館に比べると規模は大きくありませんが、ハワイならではの珍しい生物を見ることができる穴場スポットです。今はハワイ大学が運営を引き継いでおり、熱帯太平洋の海洋生物の展示、保護、研究などに力を入れているそうです。


イソギンチャクと共生するカクレクマノミ。


古代ハワイで使用されていた伝統漁法の道具類を展示するコーナーもありました。


南の海のヤドカリは大型でカラフル。


ウィーディ・シードラゴン(Weedy Seadragon)。日本で見たことのあるタツノオトシゴと形は似ていますが、大きさや色は大違い。観察している限りでは、尻尾で枝につかまるというような行動はなく、ずっと泳いで(と言うより「漂って」)いました。


そんな不思議な動きをご覧ください。


頭を下にして縦に泳ぐ珍しい魚。Razorfishと表示されていました。学名Aeoliscus Strigatus、和名はヘコアユと言うそうです。


🍀

さて、部屋に戻ってこの日の夕食です。スーパーで買ってきたピザとフルーツで簡単に……。


レインボータワーがほんのり赤く染まり、椰子の木が砂浜に長く影を落とす夕暮れ時、ラグーン周辺を散策しました。


アラモアナビーチパークの南、マジックアイランドに夕日が沈んでいきます。


惜しくも直前で雲に隠れてしまいましたが、ハワイに来て7日目にしてようやく夕焼けを見ることができました。


雨がちで天候不順な1週間でしたが、5日目以降は少しずつ持ち直してきています。週明けから本格的に回復し、アクティブに動けるようになりました。次のブログからは、島内のドライブやトレッキングなどの話題をアップしたいと思います。

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