東京駆け足滞在記も、とうとう最終日です。この日は、ホテルに荷物を預けて浅草へ。友人の勧めもあって、まず最初は、東京都庭園美術館(旧浅香邸)に行くつもりだったのですが、この期間は邸宅内部は公開されておらず、庭園だけしか見ることができなかったので諦めたんです (^-^)ゞ
浅草駅を降りると、隅田川の向こうに東京スカイツリー。小雨が降り続いた3日間でしたが、最後の日だけは、次第に天気が持ち直してくれました。
吾妻橋のたもとには、大勢の外国人観光客。スカイツリーの撮影スポットになっているようです。私にとっても初めてのスカイツリー。青空バックでほんとによかった〜🎵
この日浅草にやってきたのは、
グラスファクトリー創吉に立ち寄るため。小さめのショットグラスが欲しいなぁと言っていたら、この工房を妻がネットで探してくれました(^-^)v
小さなスペースに、様々なジャンルのグラスがぎっしり。
カクテルグラスもいろいろ。
江戸切子。この工房では、切子の製作体験もできるそうです。
きらびやかなシャンパングラス。
バカラのロックグラス。見た目も、手にした感触も良かったのですが、この日買うのははショットグラスと決めていたので我慢しました。
ソムリエナイフもたくさん。
グラスを眺め、手にとって重さや感触を確かめていると、これで飲んだらどんな味がするんだろうと想像(妄想?)がふくらみます。いつまでも見ていたかったのですが、このショットグラス2個を選んで、後ろ髪を引かれながら創吉を後にしました(笑)

右の方はショットグラスとしてはちょっと大きめなんですが、ロックで飲みたいときのために購入。普通のロックグラスだと大きすぎると常日ごろ感じていたので、これを選びました。これに氷をひとつ放り込んでウイスキーを注げば、ちょうどひと口サイズになるかなぁと。
続いて、厨房道具の問屋街、合羽橋に足を延ばしました。和の器 田窯には、感じの良いお皿やぐい呑みがいっぱい。創吉も田窯も、外国人を含めてお客さんが、引きも切らず訪れていました。田窯では妻が、気に入ったものを見つけたようです。
かなり歩いたので、田窯の隣にあった乾物問屋萬藤がやっている甘味店へ。妻は特製あんみつでホッと一息。
喉が渇いていた私は、酢を使ったレモンサワーを注文。ひと口めはびっくりするほど酸っぱかったのですが、おかげで疲れも吹っ飛びました(^^;
先週末は、創吉で買ってきたショットグラスで晩酌を・・・・・・・。グラスを近づけると華やかで甘い香りが立ち上がるシングルモルト宮城峡。やわらかな口あたりとほのかな甘みが感じられ、喉を通り過ぎると爽やかな後味が残ります。この次はもうひとつのグラスで、ロックを試してみたいと思います (^-^)ゞ

ちなみに宮城峡は、ニッカウヰスキーの創始者竹鶴政孝が、北海道の余市に続く新たなウイスキーづくりの適地を探して辿り着いた場所。杜の都仙台の西に位置し、広瀬川と新川(にっかわ)という二つの清流に囲まれた自然豊かな土地だそうです。
このグラス、真上から見ると万華鏡のようにも見えます(笑)
浅草のグラスファクトリー創吉や、和の器 田窯など合羽橋道具街のお店を楽しく散策しました。私自身、そんなに食器やグラスにこだわりがある訳ではないのですが、週末の赤ワインも、妻がプレゼントしてくれたリーデル(Vinum)で飲むと、ひと味ふた味おいしく感じられます。そう言えば、沖縄でいろんな琉球グラスを買って飲んだ泡盛(もちろん、焼酎にもピッタリ)も旨かったし、旅先で買って帰ったグラスは、飲むたびにその旅の記憶を呼び覚まして、お酒をますます美味しくしてくれます。グラスってけっこう楽しみが深くて長続きするものなのかもしれませんね。
萬藤 (その他 / 田原町駅、浅草駅(つくばEXP)、稲荷町駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.0