ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

妻の新刊とサイン会

2018年11月30日 | 日記
12月7日、妻の新刊『黒いシャッフル』が、光文社文庫から発売されます。【今夜(12月1日)、見本が届きましたので、写真を入れ替えました】


≪中学時代のクラスメイトだった麻里、葵、すみれのもとに、20年近く音信不通だった担任教師のお別れ会の案内状が届いた。その会場に現れたのは……≫

どうやらサスペンス小説のようです。

地元出身の作家ということで、白石書店さんが、『黒いシャッフル』のサイン会を企画してくれました。多くの方々にいらしていただけると幸いです。
 日時:12月9日(日)午後2時~午後4時
 場所:白石書店本店 北九州市八幡西区力丸町23-15(199号線沿い、力丸交差点角)


白石書店さんHPより)

気が向いたら覗いてやってください。『黒いシャッフル』をご購入いただいた方には、ささやかなプレゼントを用意しているそうです。(価格680円+税)

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若松南海岸通りと若戸大橋

2018年11月27日 | 北九州
白野江植物公園に行った帰り、若戸大橋経由で若松に向かいました。若戸大橋と若戸トンネルは12月1日から通行料が無料になるので、料金を支払って渡るのは今回が最後になりそうです (^-^)ゞ


無料化に際して、12月1日は「若戸大橋・若戸トンネル 無料化記念感謝祭」が行われます。


若松側、戸畑側にそれぞれメイン会場が設けられ、「若戸魅力発見フォトラリー」、「若戸大橋桁下点検通路見学会」、「WAKATO RED EAT」、「若松鉄人ジャズナイト」「森野 由み ソプラノリサイタル」など(以上、若松側)、さまざまな記念イベントが予定されています。(すでにチケットが完売になっているイベントもありますので、個別に確認が必要です)


この日、若松に立ち寄ったのは、若戸大橋の写真を撮るためだけではなく、「わかまつ まちバル」のバルチケットを入手したかったから。でも、事務局に問い合わせてもらったところ、限定400枚のチケットはすでに完売だそうです。日中のイベントに参加した後、夜はバルめぐりをと考えていたのですが、残念ながら計画倒れに終わりました (^-^)ゞ


洞海湾に沿って続く石畳の遊歩道の向こうには若戸大橋。ボナードや鎖、その先のウッドデッキが醸し出す、船を係留する桟橋のような雰囲気に煉瓦造りの洋館が趣を添え、若松南海岸通りならではの景観を作り出しています。

まったくの偶然で、私も今気付いたのですが、この写真、記念イベントのパンフレットとほぼ同じアングルで撮っていたようです。

「わかまつ まちバル」については、パンフレットに記載されている問合わせ先には連絡がつかなかったので(おそらく週末だったからでしょう)、旧古河鉱業若松ビル(上の写真、左のビル)事務室に伺ってみたところ、とても親切に対応していただきました。チケット完売は残念でしたが、地元の方の温かさに触れてちょっとほのぼの。「まちバルで一杯」は無理でも、他のイベントには参加しますので、そちらは改めてレポートしたいと思います。

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白野江植物公園の紅葉 2018

2018年11月25日 | お出かけ
風もなく穏やかな秋晴れとなった3連休中日、門司区の白野江絵植物公園に紅葉を見に行ってきました。


門を入ると、この紅葉が迎えてくれます。


こちらも入口広場の紅葉。昔は白壁の塀まで入れたので、この木を間近に見ることができたのですが、今は立ち入り規制があってこの距離までしか近づけません。


木漏れ日の路を散策。赤や黄色、オレンジのグラデーションがきれいでした。


背の高い木々を見上げながら歩く木漏れ日の路。


ここからは管理事務所(兼ねて休憩室)周辺の紅葉です。


この付近では、木漏れ日の路周辺よりも、間近に紅葉を見ることができます。


白野江公園のHPには「色づきはじめ 3~4分程度(11月20日現在)、見頃予想:11月30日頃」と紹介されていますが、11月24日の時点でも十分きれいでした。


こちらはトチノキの黄葉。「天狗のうちわを思わせる、大きな葉が特徴」と説明されていましたが……、


……確かに、近くで見ると天狗のうちわという表現がぴったりですね。


再び入口広場へ。十月桜が、淡いピンクの花を咲かせていました。


この公園は、もともとは個人所有だった植物園「四季の丘」を市が買い取り、整備・改修した後、平成8年に「北九州市立 白野江植物公園」として開園したものだそうです。春は桜や芍薬、夏は紫陽花や睡蓮、秋は白彼岸花や紅葉、冬は山茶花や冬牡丹など、四季折々の花々を楽しむことができます。
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花信風(かしんふう)の会 作品展

2018年11月23日 | お出かけ
布作家 中本扶佐子さんの展示会の案内状をいただいていたので、遠賀町若松の会場にお邪魔しました。遠賀郡水巻町美吉野に工房を構え、全国で展覧会を行っておられる中本さんの作品は、今年の5月に行われた福岡書芸院主催の布と書のコラボ展覧会『オルテ カクテ』で初めて拝見して以来です。


布、陶芸、草木リースなどの作家さんが集まって企画された花信風の会。知らない言葉だったので調べてみると、「花信」は花が咲いた知らせのことで、花信風とは、「花が咲いたことを知らせる風、春から初夏にかけて吹く風」という意味だそうです。春は多くの花が咲き始める時期。風が吹くたび、花の香りが風に乗って漂ってくるなんて、自然のふとしたことに季節を感じる気持ちがあってこそ生まれた言葉だと思います。日本語って情緒豊かで奥が深いですね~


中本さんは、糸車で紡いだ糸を、藍や草木などの天然染料で染め、昔ながらの伝統的な織機で織る、布作りのあらゆる工程をほぼご自身で行われるのだそうです。


中本さんの布と一緒に展示されていた素敵なリースの数々。これはクリスマスローズやバラを使ったもの。


「身近にある草などを刈ってしばらく乾燥させるだけなので、すごく簡単よ」と仰っていましたが、とても簡単とは思えない美しさでした。メラレウカ・レボルーションゴールドのリース。派手さはありませんが、どことなく華やかさが感じられますね。


個人的に一番好きだったのは、ぬかすすきのリース。ふんわりした雰囲気とやわらかで落ち着いた色あいに惹かれました (^-^)ゞ


今年も、妻の友人が糸貫産の富有柿を送ってくれました。富有柿はほんのりと上品な甘さ。歯ごたえも良くて美味しかったです。


11月も残すところ1週間あまり。朝夕の冷え込みが一段と厳しくなってきましたね。朝、目が覚めたときに、ベッドの上で簡単なストレッチをしているのですが、今週は、布団を跳ねのけるのにちょっと気合が必要でした。寒さはまだ序盤だと気を引き締めつつ、この冬の気温は全国的に平年よりも高くなりそうだという気象庁の3か月予報(12月~2月)にホッと胸をなでおろしています(笑) とは言え、今日からの3連休は寒気の影響で冷え込みそうですから、風邪など引かないよう気をつけたいですね。

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アメリカ西部 グランドサークルをめぐる旅⑥ 〜 ルート66、ラスベガス & LA

2018年11月19日 | 海外旅行
ラスベガスを起点として、ザイオン、ブライスキャニオン、アンテロープキャニオン、モニュメントバレー、そしてグランドキャニオンと、グランドサークルを時計回りに巡りました。あとは再びラスベガスに戻り、ロサンゼルス国際空港で帰国便に搭乗すればこの旅も終了です (^-^)ゞ
グランドキャニオンからラスベガスに向かう途中、セリグマン(Seligman,AZ)とキングマン(Kingman,AZ)というローカルタウンに立ち寄りました。これらの町は、かつてアメリカ大陸の東西(シカゴ~ロサンゼルス)を結んだヒストリック・ルート66(Historic Route 66)の沿線で、往時は大いに賑わいを見せたそうです。いったんは廃れたものの、今も在りし日の雰囲気を残していることが人気となって、全米からルート66ファンが訪れています。


ルート66は、インターステイトハイウェイの完成をもってその役目を負え、1988年にいったん廃線となりました。しかし、ルート66の保存を求める熱心な活動が実を結んで、一部のルートは地図上に名前が復活し、歴史的文化遺産として登録されることになったのだそうです。
ここは、ルート66保存活動の中心となったエンジェル・デルガディーロさんの店です。


元々は、エンジェルさんの父親が営む理髪店でしたが(今もその部屋は保存されています)、今はルート66に関するおみやげ物を幅広く扱っており、連日のようにファンが訪れて大盛況です。


セリグマンとキングマンの間もルート66が復活したので、昔ながらの道を走って郷愁にひたるのが人気だそうです。


平成ノブシコブシのお二人も、1年前エンジェルさんに会いに来ていたみたいですね。


その1ヵ月後には、ぐっさんこと山口智光さんも・・・・・・・。


先を急ぐ私たちはヒストリック・ルート66を通ることなく、インターステートハイウェイ(I-40)でキングマンに向かいました(笑)
駐車場で見つけた不思議な花。桜や梅の花に似ていますが、きっと違うんでしょうね。


キングマンで昼食をとりラスベガスへ向かう途中、ミード湖とフーバーダムの横を通過しました。1936年に完成したフーバーダムによって誕生したミード湖の総貯水量は400億トン。日本のダムをすべて合わせても250億トンにしかならないそうですから、その巨大さたるや、想像を絶するものがありますね。このフーバーダムが、24時間眠らない砂漠の大都市、華やかなネオンに彩られるラスベガスの電力をまかなっています。ラスベガス以外にも、カリフォルニア州やアリゾナ州の各都市に送電しているそうです。


ようやく、ラスベガスに戻ってきました。車窓から見るニューヨークニューヨーク。


宿泊したのはパリス・ラスベガス。今回の旅行で泊まったホテルは、いずれも部屋が広くて清潔。シャワーやトイレの問題もなくて、すべての滞在地で快適に過ごせました。


部屋で少し休憩してから、ストリップ(Las Vegas Blvd.)を挟んでお向かいのホテル、ベラージオへ。予約していなかったので半ば諦めていたのですが、シルク・ドゥ・ソレイユ"O"の当日券が取れないか、一応あたってみることにしたんです。


幸い、当日券に空きがあるようだったので、さっそく劇場のチケット売り場に並びました。


19時開演ですが、18時半の開場と同時にはやばやと着席。中央に近い通路の横で前から6列目と、思いのほかいい席が取れました。このあと、どんどん席が埋まって開演前にはほぼ満席に。


これは実際のステージではなく、チケット売り場の両サイドにあったモニターの紹介映像です。目の前でステージが巨大なプールに、そしてまたステージへと変幻自在。水と空間を駆使し、息もつかせぬ圧倒的なパフォーマンスの連続でした。予約なしだったにもかかわらず、チケットが買えてほんとに良かった~♪


外に出たところで、タイミングよく始まったベラージオの噴水ショー。音楽に併せて噴水が踊るように動いたかと思うと、轟音とともに夜空高く噴き上げるなど、こちらも見ごたえのあるアトラクションでした。


今度はパリスに戻り、ミニ・エッフェル塔に上ってラスベガスの夜景を楽しみました。


華やかなストリップの夜景。


私たちが宿泊したパリス・ラスベガス。


ベラージオの噴水ショーを上から眺めることができました。さっき地上で見たものとは違うようでしたので、噴水のパターンは何種類かあるのでしょう。


翌日は、いよいよアメリカ最終日。ラスベガスを出発し、ロサンゼルスに到着しました。ヒストリック・ルート66の終点、サンタモニカです。




サンタモニカからハリウッドに向かう途中の高速道路。日本では見ることのない片側6車線道路です。このときは空いていましたが、ロサンゼルスでは渋滞が日常茶飯事で、これらの車線すべてが完全にストップしてしまうこともしばしばだとか……。


ハリウッドのチャイニーズシアターにも立ち寄りました。


ハリウッド大通り(Hollywood Blvd.)は観光客で大混雑 (^-^)ゞ


シアターの前に置かれたスターの手形・足型、サインなどのブロックタイルが有名ですね。正面中央には、ロサンゼルス国際空港の主要ターミナルに名を冠したトムブラッドレー元市長のサイン。


マリリン・モンローの手形・足型もありましたよ~


アカデミー賞授賞式が行われるドルビー・シアターに通ずる階段。正面玄関から劇場にかけてレッドカーペットが敷かれるこの通路を「アワード ウォーク」と言うそうです。


アメリカ最後の食事は、ロサンゼルス郊外にある中華レストラン。まずはチンタオ・ビールでホッと一息。


ワタリガニや白身魚の炒めもの。


タイミングを失してそのほかの料理は撮り損ねましたが、美味しい中華でした (^-^)ゞ


いつも元気いっぱいで、とってもフレンドリーだったバスの運転手、ルイスさんと記念撮影。思わず吹き出してしまったのは、ルイスさんが私の脇腹をこちょこちょしたから。最初から最後までお茶目なルイスさんでした(笑)
今回のツアーでは、福岡からご一緒した添乗員さんをはじめ、現地ガイドのMidoriさんや運転手のルイスさんたちのコンビネーションが素晴らしく、参加した私たちみんなも終始、和気あいあいと楽しく過ごすことができました ヽ(^o^)丿


ロサンゼルス空港では、予定していた搭乗機(A380)にトラブルがあったらしく飛行機が変更されました。私たちは大丈夫でしたが、座席数の関係から、一部の乗客は他の航空会社便に振替られたようです。それ以外には特段トラブルもなく、ほぼ定刻にインチョン国際空港に到着。乗り継ぎ便まで時間があったので、アシアナ航空のラウンジでゆっくり過ごしました。


最後に、今回のアメリカ旅行で買ったお土産をいくつか……。左のナバホ砂岩の置物はブライスキャニオンで宿泊したベストウェスタン Ruby’s Innで、右の西部劇っぽいミニチュア・ブーツはモニュメントバレーのグールディングスロッジで購入。私のミニ・コレクションの仲間入りです (^-^)ゞ


これは、グランドキャニオンに行く前に立ち寄ったCameronのIndian Arts & Craftsで買ったブレスレット。ターコイズに細かい装飾を施すのがズーニー族の特徴です。21年前にアルバカーキのインディアンジュエリーショップで購入したネックレスのお揃いができたと、妻がとても喜んでいました。


ロサンゼルスに向かう途中で立ち寄った大きなアウトレット。特にほしいものもなく、時間潰しに入った店でこのワンショルダーを見ていたところ、女性店長がやってきてひと言。「オリジナルの黒は20%引きだけど、この新色は、今なら期間限定サービスで40%引きよ」……悪魔のささやきに見事に釣られて即断即決。昔からバッグと文房具には、からっきし弱いんです (^-^)ゞ


グランドサークルをめぐる8日間の旅も、とうとう終わりました。それぞれの場所でもう少し時間があればと感じることもありましたが、限られた日程の中で、これだけ壮大な景観を目の当たりすることができたのですから十分満足しています。今回の総走行距離は2,880km。若いころならまだしも、この年齢になってレンタカーで回るというのは、かなりハードルが高いですよね。それに、親切でしっかり者の添乗員さんや現地ガイドさん、運転手さんたちが旅を大いに盛り上げてくれたのも、ツアーならではのことだと思います。
また、「旅は道連れ」ということで、ツアーでご一緒した皆さんとのふれあいも楽しかったです。多くの方が、旅を通じて人生を楽しんでおられるように感じました。共通していたのは、皆さん明るくて朗らかなこと。そして、話し好きであるとともに、興味を持って人の話に耳を傾けておられたのが印象的でした。皆さんから伺った様々な体験談や旅に対する思いなどを参考に、私たちの旅をますます充実させていきたいと思います。
長くなりましたが、「アメリカ西部グランドサークルをめぐる旅」もこれで終了です。おつきあいいただきありがとうございました。

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