ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

職場の忘年会と夫婦の忘年会 2024年

2024年12月25日 | 食べ歩き
少し時間が経ってしまいましたが、今年の忘年会の記録です。
今月上旬、同じ時期に山口で勤務した仲間11名が下関に集まりました。年に一度、遠くは東京や京都から駆けつけてくる恒例のふぐ忘年会です。場所は例年どおり、「とらふぐ料理専門店 ふく処さかい」。唐戸市場にあるとらふぐ専門ふく問屋「酒井商店」の直営店です。この時期は早くから予約が埋まってしまうので、去年の忘年会当日に今年の予約をしておきました(笑)
席に着くと、大皿のふぐ刺しがどーんとテーブルに運ばれます。平均的なふぐ料理店よりもかなり肉厚。これで3人前ですから食べ応えたっぷりです。


ふく皮刺しも、黒や灰色、白など、全部で4種類。皮の切り分け方も部位ごとに異なっており、女将さんの説明(これが名調子で楽しい!)を聞きながら、微妙に違う食感や味を食べ比べるのもいいものです。
添えられているふぐ料理専用の安岡ねぎ(長いものと細かく切ったもの)は、太さわずか1㎜ほど。やわらかな食感や香りが特徴で、これを加えるとぽん酢の風味が一段と増します。


とらふぐの白子。この日も見事な大きさの白子を準備してくれましたヽ(^o^)丿
お店の人に切り分けてもらい、出汁にしゃぶしゃぶして食べます。ねっとりクリーミー、濃厚な味わい。タラの白子も美味しいけれど、やはりとらふぐが最高です。大きいまま炙って食べるのも大好きなので、来年は是非……。


ふぐと言えば、やはりひれ酒は外せません。照明を落として火を入れると、青い炎がユラユラ。いい香りがテーブル一杯に広がりますヽ(^o^)丿


燗酒に温められて広がる焼きひれの風味。香ばしさが鼻をくすぐります。例によって3杯、同じひれで継ぎ酒しました。


外はサクッと軽く、中はもっちりジューシー。から揚げにしてもふぐは美味しいですね。


ふぐ鍋には、まるまるとしたとらふくの身がたっぷり。


余計なものは入れない、こだわりのふぐちり。下関で味わうふぐは、刺身も鍋も最高です。


散々食べてお腹いっぱいなのに、いくらでも入る不思議な雑炊です(笑)


前職の先輩たちと語り合いながら、あっという間に過ぎていった賑やかで楽しい時間。また同じ時期に集まろうと再会を約して、来年の予約も済ませました。

🍀

大掃除を済ませ、年賀状も書き終えたので、今度は夫婦の忘年会です。今年は、友人から勧められた焼鳥屋「いなかもん」を初訪問。連日、開店前から行列ができるという人気店ですが、運よくこの日は待つことなく入店できました。


案内されたのはカウンター席。オープンキッチンがよく見える最高の席でした。スタッフの皆さんがきびきびと立ち働いている様子も気持ちよかったです。


今年も一年、健康で充実した毎日が過ごせたことに感謝を込めて、二人で乾杯しましたヽ(^o^)丿


店内は早々に満席ですから、注文も次から次へと。焼き場フル回転です。


シャキッとした歯ざわりの「ハツ」が最初に運ばれました。


豚バラに味噌を絡めて焼いた「みそ豚」。炙った味噌が香ばしくて美味しかったです。


いわゆる「ねぎま」、九州では「かしわ」と言います。


ねっとり濃厚な「鶏レバー」。これも大好きな部位です。


焼鳥以外のメニューもいろいろありました。こちらは、ごま油の香りがよかったニラチヂミ。


「豚バラ」塩焼き。九州の焼鳥屋では、この豚バラが一番人気と言われているそうです。


山いも鉄板と「白ねぎ」。炙った白ねぎって甘みが強いですね~。


生ビールの後は冷酒を注文。出羽桜の吟醸酒、桜花を頼みました。フルーティで爽やかな飲み口です。


巻きものの定番「えのきベーコン」。


歯ごたえがよかった「ナンコツ」。


プリッとした食感の「ぼんじり」と、弾力があって味わい深かった「せせり」。


帰りはお隣りのケーキ屋さん、カリーノへ。食後のデザートを調達します(笑)


妻は迷った挙句、こちらの4つをチョイス。


夫婦ふたり、水入らずのクリスマスを過ごしました🎄
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ハワイ旅行番外編~羽田空港ランチ

2024年09月07日 | 食べ歩き
5月のハワイ旅行からかなり時間が経ってしまいましたが、行きと帰りの羽田空港で食べたランチをアップします。
福岡から羽田に向かうJAL機内から撮った写真です。私たちの右側に見えるのは、同じ羽田空港に着陸するANA機。2機が並んで飛ぶなんて珍しいですよね。

JAL機はA滑走路(ランウェイ34L)へ。ANA機はC滑走路(ランウェイ34R)にアプローチしています。幅の広い平行滑走路(オープンパラレル)を運用する羽田空港ならではの光景です。

羽田の悪天候下、JAL機もANA機も無事着陸。出発便が滞っていたため到着スポットが空かず、誘導路上で40分間待機させられましたが、その後は順調に出国審査、セキュリティを通過。搭乗後は暫く日本食ともお別れになるので、国際線ターミナル・フードコート内の「天ぷらさき亭」で夕食にしました。


私が頼んだ天丼。揚げたてプリプリのえびや白身魚など、味・ボリュームとも納得の一品でしたヽ(^o^)丿


そば好きの妻は天ぷらそばを注文。


2週間後の帰国時は、羽田から福岡へのJAL乗継便が欠航し、羽田周辺のホテルに一泊。翌日、国内線ターミナル内にある立ち食い寿司「又こい家」で早めのお昼にすることに……。


又こい家は、築地に本店がある人気の鮨屋さん。羽田空港第1ターミナルの中央付近にあるこの店は、出発前に寿司を楽しむお客さんで連日賑わっているそうです。この日もビールを飲みながら寿司をつまむ常連客が多かったです。


頼んだのは二人とも特選握りセット。


鉄火巻


ウニといくら


タチウオ


アナゴ


私は、ヤリイカとカツオを追加しました。


ヤリイカつながりです (^^ゞ
こちらは北九州の海鮮割烹、「兼安」での家族の食事会。九州の北部海域、玄界灘や響灘はヤリイカの好漁場なんです。この日のヤリイカはやや小ぶりでしたが、身が透き通ってプリプリこりこり。入荷があったら是非注文したい一品です。


同じ日、兼安で出された天然ヒラメ。もちっとした弾力があって、こちらも美味でした~。


脈絡はありませんが…… (^^ゞ
小倉に本店を構える北九州ラーメンの人気店「ぎょらん亭」が近くにオープンしました。


新規開店から少し間をおいて訪ねたので、10分待ちくらいで入店。


ラーメンは、こってりした豚骨100%の「十割」、鶏ガラ2+豚骨8の「二八」、鶏ガラ7+豚骨3の「七三」の3種類。私たちは豚骨100%に煮卵をトッピングした十割プレミアムと半チャーハンを頼みました。


スープは、こってりしながらもしつこさは全くない、上品な濃厚さ。細麺ストレートは九州ラーメンの王道ですね。


食欲をそそる焦がし醤油の香り。香ばしくて美味しいチャーハンでした。


更に替え玉を注文。年はとっても胃袋は若者なみです(笑)


日中の日差しはまだ厳しいものの、朝夕はずいぶん過ごしやすくなりました。わが家のライム、フレーバーグリーンも元気に育っています。もうじき初めての収穫ができそうです。
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十割蕎麦 江(ごう)

2024年09月02日 | 食べ歩き
8月29日のドジャースタジアム、大谷選手の愛犬デコピンが始球式の務めを完璧にこなしましたね。大任を果たして、「やったね!」と言わんばかりのハイタッチにも癒されました。史上最高の始球式だったと思いますヽ(^o^)丿

🍀

少し前になりますが、直方市に旨い蕎麦屋があると聞いて行ってきました。一切つなぎを使わない「十割蕎麦 江(ごう)」は、わが家から車でおよそ30分。福智山山麓の自然豊かな場所にあります。


古民家を改装した趣のある佇まいです。


開店と同時に店内は満席。口コミで人気が広がり、どの時間帯も予約で埋まっているようです。


単品メニューもありますが、この日は初訪問だったのでお店お勧めのセットメニューを注文しました。
前菜とそば粥、デザートがセットになった「そば振舞い」。最初に運ばれるのは前菜四種とそば粥です。どれも素朴でやさしい味わい。そば粥は出汁の風味がとてもよかったです。


メインの蕎麦、妻は大根おろしを選びました。大根の辛みと本わさびの香りが、蕎麦の風味を引き立てていました。


私が頼んだのは、盛りと田舎蕎麦の2種類を食べ比べできる「蕎麦のぼせ」。こちらは、やや色の濃い田舎蕎麦。蕎麦殻ごと挽いているので、蕎麦そのものの香りや風味を楽しめます。関東風の蕎麦つゆが添えられますが、まずは塩(平戸の天然干し窯炊塩)で蕎麦本来の風味を味わってほしいとのことでした。


続いて、蕎麦殻を取り除き実の部分だけを石臼で挽いた盛り蕎麦が運ばれました。田舎蕎麦に比べると、白に近い色でわずかに透明感があります。こちらも最初は塩で食べてみました。艶やかでのど越しがよく、田舎蕎麦以上に塩との相性がいいように感じました。本わさびだけで食べても美味しかったです。


デザートは、そばがき、そばがき入りぜんざい、そば茶ゼリー、そば粉シフォンケーキ、豆乳アイス(夏季限定)の4種類。妻はその中から、そばがき入りぜんざいを選びました。


私はそば粉のシフォンケーキを。どちらも甘さ控えめで、辛党の私でも全然大丈夫な美味しさでした。


あまり日を置かずにまたまた「江」へ。前回、妻が日傘を置き忘れてきたので、受け取りを兼ねて出かけたのです(もちろん席を予約しました)。蕎麦好きの妻がわざと置き忘れたのでは?と、あらぬ邪推をしてしまう私(笑)


この日頼んだのは、単品のアボカド納豆の大盛り。単品でも、前菜四種が付いてきます。


完熟アボカドと納豆、刻みのりがトッピングされていました。


大根おろし蕎麦が気に入った妻は同じものを注文。そば粥の風味のよさにホッとします。


大根おろしそば。摺りたてのわさびの香りっていいですね。


蕎麦がき入りぜんざいは安定の美味しさ。デザートの中で一番人気というのも納得です。


そば湯も味わいました。


十割蕎麦 江は福智山の西山麓、長閑な山里にあります。週末はもちろん、平日でも混みあっているので予約は必須。木曜日はお休みです。
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また行きたいなぁ、台湾!

2024年08月28日 | 食べ歩き
台風10号がゆっくりと近づいています。北部九州にもかなり接近しそうなので、飛散の怖れがあるものは今日のうちに片づけておきました。最強クラスと言われる台風10号。雨風ともに激しく、影響が広い範囲に及ぶようですから用心して過ごしたいですね。

🍀

妻は先週末、ジムの友人たち5人で台湾に出かけました。台湾の在住経験があり、中国語にも堪能な友人からお誘いを受け、急きょ敢行することになった台北限定2泊3日の弾丸ツアーです。


妻たちが宿泊したのは、台北駅に隣接するコスモスホテル(天成大飯店)。交通の要である台北駅に直結していて、とても便利なホテルだったそうです。


部屋から見える台北駅(台北車站)。駅の構内も地下街も、めちゃめちゃ巨大で複雑なターミナル駅です。


留守番の私に、美味しそうな台湾料理の数々を写メで送ってくれました(笑)
まずは、鼎泰豊(ディンタイフォン)の小籠包。私たち夫婦も30年ほど前、台北本店に行った覚えがあります。日本各地にもたくさん店舗がありますね。


食べなくても美味しさが伝わってきそうなシュウマイ。


酸辣湯でしょうか。単に酸っぱいものは苦手ですが、辛さが加わると俄然美味しく感じます。


揚げエビパイ。さくっとした食感で香ばしかったそうです。


炒飯は、小籠包と並ぶ鼎泰豊の人気メニュー。


中華の定番、青菜の炒めもの。


台湾の初代総統、蔣介石を顕彰する中正紀念堂。蒋介石生誕90年にあたる1976年10月31日に起工し、1980年3月31日に完成しました。(衛兵交代式は、政治的理由から今年7月15日で廃止されたとのこと。写真は、儀仗隊による屋外行進だそうです))


静かに微笑みをたたえる蒋介石のブロンズ像。なんと、高さは6.3メートルもあるそうです。


台湾最大の夜市、士林市場。


庶民派グルメ満載の士林夜市、台北に来たらはずせない観光スポットですよね。


ここでは、友人お勧めのアイスクリームを食べたそうですが、写真はありませんでした。


こちらは、台北駅2階の「小南門點心世界」。ここの小籠包も台北市民に人気だそうです。


鶏肉とカシューナッツの炒めものですね。食べ応えありそうです。


棒餃子の前にビールが並んでいないのが、ちょっと残念 (^^ゞ


すぐ近くの小南門伝統豆花では、台湾スイーツ代表の豆花を……。


「思慕昔(スムージー)」のマンゴーかき氷も外せませんね。


瞬く間に過ぎた3日間。友人の案内のおかげで、楽しく充実した台湾旅行だったそうです。(写真は桃園空港出発ロビー)


妻がお土産に買ってきてくれたホテルオークラのパイナップルケーキ。


中にはパイナップルがぎっしり。


皆さんからも阿原(YUAN)のレモン石鹸を戴きました。濃厚なレモンの香りに、ほのかな苦みが加わって爽やかな使い心地。顔を洗うだけで気分爽快、リフレッシュできます (^^ゞ


去年の台湾ツアーでは台北市街をめぐる時間がなかったので、次の機会は士林市場をはじめとする夜市、永康街や迪化街などの繁華街を散策し、台湾グルメを満喫したいと思います。
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焼鳥専門店 鳥カミ@大名ガーデンシティ

2024年08月07日 | 食べ歩き
少し前になりますが、博多在住の従姉妹たち二人と私たち夫婦、4人で博多大名ガーデンシティの「鳥カミ Garden City」に行ってきました。


「鳥カミ」は東京・六本木ヒルズにある人気の焼き鳥専門店で、1年前に大名ガーデンシティ店がオープンしたそうです。


料理は、旬の野菜を使った前菜や香の物からスタート。


続いて、鳥カミ手仕込みコンソメスープ。濃厚ながら上品な味わいの鶏白湯スープでした。


コース最初の焼鳥が席に運ばれるといい香りが漂ってきます。炙った鶏肉の上に載っているのはフランス産の発酵バター。


このエシレバターに備長炭を押し当てて香ばしさを増幅させます。


焼鳥は1本ずつ、良質の備長炭を駆使して丁寧に火を通されています。


サクッとして弾力のある食感が素晴らしかった砂肝。


厚揚げとサラダ。コースに含まれる「定番の厚揚げ」を楽しみに通う常連さんも多いのだそうです。


こちらも人気のブロッコリ。器のひとつひとつにもこだわりが感じられました。


ビールから芋焼酎へ。この日、アルコールを口にしたのは私だけでした (^^ゞ


香ばしく焼かれた茄子。


旨味が凝縮し、食感もよかったとり肩。
どの焼鳥も、表面はパリッとしながら身はとってもジューシー。素材の鶏を厳選しているのはもとより、修業を積んだ炭火焼きの技術が根底にあるのでしょうね。


三重県・伊賀焼の鍋で炊かれた土鍋ごはん。ふっくらと炊きあげられ、米の甘みが引き出されていました。


まず一杯目は、香の物と一緒にいただきます。


ご飯の炊きあがりに併せて出される月見つくね。コクと旨みが強い「ゆう地卵」は、生産量に限りがあり一般には流通していないそうです。月見つくねを味わった後は、残った卵をご飯にかけて…… (^^ゞ


自家製わらび餅は女性たちに大好評でした。


鳥カミのお昼のおまかせコースを堪能した後は、警固神社社務所ビルの2階にある「南国フルーツパーラー」へ。こちらの店も、従妹が予約しておいてくれました。


従姉妹ふたりと妻が頼んだのは、桃をまるごと使ったパフェ。桃のほかにもクリームやフルーツゼリーが入っていて美味しかったそうです。私は、キリンのクラフトビール SPRING VALLEYのシルクエール<白>にしました。キリンホームタップを頼んでいたころから何度か飲んだことがありますが、小麦を使ったヴァイツェンの一種で、きめ細かな泡とまろやかな口あたりが特徴。実に美味しいビールです🍺


従姉妹たちと別れて、私たちは隣の警固神社を参拝。近くは通っても、参拝するのはこの日が初めてでした。


従妹からのおみやげのパン。帰宅後の赤ワインにぴったりのおつまみになりました🍷


南国フルーツパーラーのプリン4種。


こちらは妻のおやつに……(笑)


お昼に待ち合わせて別れるまでおよそ4時間。その間、従妹二人と妻は、途絶えることなくずーっと喋りっぱなし。「よくそんなに話すことがあるなぁ」と感心していると、従姉は「まだまだこんなものじゃなくて、この3倍は楽勝よ」と……。今さらながら、女性の会話のエネルギーや話題の豊富さに感嘆した一日でした。
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