唐突ですが、……北極星は同じ星ではなく、定期的に交代しているってご存じでしたか。天体や宇宙好きの方にとっては常識なのかもしれませんが、私はつい先日、ある方のブログを読んで初めて知りました。「北極星」とは星の名前ではなく、天の北極に近い位置にある星をそう呼ぶのだとか……。記事を抜粋させていただきますと、《今はこぐま座のポラリスが北極星ですが、5000年前の北極星はりゅう座のトゥバン。今後も、8000年後には"はくちょう座のデネブ"、13000年後は"こと座のベガ"に交代し、およそ26000年後には再び"こぐま座のポラリス"に戻る》のだそうです。
気になって調べてみると、これは地球の地軸が変化する「歳差」という現象に起因しており、ごく僅かずつ自転軸が変動するため、天の北極もこれに応じてズレていくようです。これがおよそ26000年の周期で回っているため、将来再びポラリスが北極星に戻るという訳です。気の遠くなるような時の流れのなかでの話ですけれど……。
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(写真は「宇宙の星雲、惑星など、ワクワクする楽しみ方」からお借りしました)
さて話は変わりますが、第7波がここまで拡大する前の今月上旬、嬉野・有田・伊万里など、佐賀県をめぐる日帰りツアーに参加し、久しぶりのバス旅を楽しんできました。
道中、嬉野の道路沿いで見かけた茶畑。嬉野は、福岡の八女、鹿児島の知覧と並ぶ九州を代表するお茶の産地です。
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小城市にある「清水(きよみず)の滝」に立ち寄りました。この滝は落差75m、幅は17mあり、別名「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれています。滝つぼの前には清水観音宝地院が建立されており、滝行の霊場となっているそうです。
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続いて、古伊万里などの高品質な磁器で知られる伊万里市ヘ。
延宝3年(1675年)から廃藩置県(1871年)まで、佐賀鍋島藩の御用窯が置かれていた大川内山。朝廷や将軍家、諸大名などに献上する品質の高い焼き物が焼かれた地区で、その高度な技術は門外不出とされ、「秘窯の里」と呼ばれていました。集落の背後には、切り立った屏風岩がそびえています。
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伊万里川に架かる鍋島藩窯橋。欄干は表裏ともに、磁器の装飾が施されていました。
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大川内山の町並み散策、スタートです。
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磁器タイルで作られた町並み案内図。
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今の時期、大川内山では風鈴祭りが行われています(6月18日~8月31日)。
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期間中1,000個を越える風鈴が飾られ、石畳の町並みを散策しながら、磁器ならではの風情ある音色を楽しむことができます。
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山水画のような奇岩と窯場の煙突が印象的でした。
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「秘窯の里」と呼ばれるのも納得の町並みです。
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いくつかの窯元を訪ね、作品を見せていただきました。
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個性的な伊万里焼が、整然と陳列されたギャラリー。
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いかにも伊万里焼らしいコーヒーカップもありました。
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色あいがとってもきれいなカップも……。
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この日のお昼は、陶器の里 有田の「日本料理 保名(やすな)」で……。
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お昼限定メニューの陶箱弁当は、有田焼の大きな器で提供されます。
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右手前は「呉豆腐」と言って、有田を中心に佐賀・長崎に伝わる郷土料理。一般的な豆腐は豆乳にニガリを加えて固めますが、呉豆腐の場合は、葛やデンプンを混ぜ、ゆっくりと練り上げて作るのだそうです。ねっとりとした食感は沖縄のジーマーミ豆腐に通ずるものがありました。やや甘めの胡麻醤油が絡んで美味しかったです。
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有田では唐草模様の排水口カバー、大川内山では丁寧に作られた器や風鈴などを買って帰りました。
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写真を撮るために、とりあえずリビングに掛けてみました。音色がきれいです。
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トイレの手洗いも、少しばかり爽やかになりました (^-^)ゞ
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厳しい暑さが続いていますが、よい週末をお迎えください。
気になって調べてみると、これは地球の地軸が変化する「歳差」という現象に起因しており、ごく僅かずつ自転軸が変動するため、天の北極もこれに応じてズレていくようです。これがおよそ26000年の周期で回っているため、将来再びポラリスが北極星に戻るという訳です。気の遠くなるような時の流れのなかでの話ですけれど……。
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(写真は「宇宙の星雲、惑星など、ワクワクする楽しみ方」からお借りしました)
🍀
さて話は変わりますが、第7波がここまで拡大する前の今月上旬、嬉野・有田・伊万里など、佐賀県をめぐる日帰りツアーに参加し、久しぶりのバス旅を楽しんできました。
道中、嬉野の道路沿いで見かけた茶畑。嬉野は、福岡の八女、鹿児島の知覧と並ぶ九州を代表するお茶の産地です。
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小城市にある「清水(きよみず)の滝」に立ち寄りました。この滝は落差75m、幅は17mあり、別名「珠簾(たますだれ)の滝」とも呼ばれています。滝つぼの前には清水観音宝地院が建立されており、滝行の霊場となっているそうです。
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続いて、古伊万里などの高品質な磁器で知られる伊万里市ヘ。
延宝3年(1675年)から廃藩置県(1871年)まで、佐賀鍋島藩の御用窯が置かれていた大川内山。朝廷や将軍家、諸大名などに献上する品質の高い焼き物が焼かれた地区で、その高度な技術は門外不出とされ、「秘窯の里」と呼ばれていました。集落の背後には、切り立った屏風岩がそびえています。
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伊万里川に架かる鍋島藩窯橋。欄干は表裏ともに、磁器の装飾が施されていました。
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大川内山の町並み散策、スタートです。
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磁器タイルで作られた町並み案内図。
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今の時期、大川内山では風鈴祭りが行われています(6月18日~8月31日)。
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期間中1,000個を越える風鈴が飾られ、石畳の町並みを散策しながら、磁器ならではの風情ある音色を楽しむことができます。
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山水画のような奇岩と窯場の煙突が印象的でした。
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「秘窯の里」と呼ばれるのも納得の町並みです。
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いくつかの窯元を訪ね、作品を見せていただきました。
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個性的な伊万里焼が、整然と陳列されたギャラリー。
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いかにも伊万里焼らしいコーヒーカップもありました。
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色あいがとってもきれいなカップも……。
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この日のお昼は、陶器の里 有田の「日本料理 保名(やすな)」で……。
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お昼限定メニューの陶箱弁当は、有田焼の大きな器で提供されます。
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右手前は「呉豆腐」と言って、有田を中心に佐賀・長崎に伝わる郷土料理。一般的な豆腐は豆乳にニガリを加えて固めますが、呉豆腐の場合は、葛やデンプンを混ぜ、ゆっくりと練り上げて作るのだそうです。ねっとりとした食感は沖縄のジーマーミ豆腐に通ずるものがありました。やや甘めの胡麻醤油が絡んで美味しかったです。
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有田では唐草模様の排水口カバー、大川内山では丁寧に作られた器や風鈴などを買って帰りました。
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写真を撮るために、とりあえずリビングに掛けてみました。音色がきれいです。
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トイレの手洗いも、少しばかり爽やかになりました (^-^)ゞ
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厳しい暑さが続いていますが、よい週末をお迎えください。