ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

週末は男子ごはん~薬味野菜あえ蕎麦

2021年03月31日 | 男子ごはん
このところブログで何度か話題にしたジョウビタキ。日本で越冬し、春になると北に帰る冬鳥ですが、ここ暫く姿を見かけていません。
数メートル四方でニアミスした3羽(♂2羽、♀1羽)は3月24日を最後に1週間。わが家周辺を縄張りにしていたぽっちゃり系ジョビくんに至っては、3月3日から既に4週間になります。桜が咲く時期には仲間が集まって渡りを始める習性だそうですから、いよいよ北に向かって旅立ったのかもしれません。
順調に旅を続けて、無事ふるさとに戻って家族を増やせるといいですね。そして、秋には再び可愛らしい姿を見せてほしいと思います。



さて今週の男子ごはん、まずはぶっかけ蕎麦です。夫婦そろって蕎麦は大好きで、コロナ禍の前は食べに行くことも多かったのですが、10年ほど前は、職場の蕎麦打ち同好会に入って自分で蕎麦を打っていた時期もありました (^^ゞ

《薬味野菜あえ蕎麦》ケンタロウのめん「薬味野菜あえそば」
蕎麦気分が高じて作ったのは、薬味によく使われる香りのよい野菜などのぶっかけ蕎麦。麺は山芋入りの乾麺、具材には大葉・青ねぎ・貝割れ菜・わかめ・なめたけ・長芋・納豆・温泉卵・天かすなどを加えました。


わかりにくいですが、温泉卵の下は長芋のすりおろしです。ぶっかけつゆはレシピでは醤油となっていましたが、代わりに麺つゆを使いました。好きなものは何でも入れて、好みのぶっかけ蕎麦にするのが醍醐味だと思います。


《焼き鳥》男子おかずの感動レシピ「焼き鳥」
鶏もも肉と白ねぎをフライパンで焼き、みりん・酒・醤油・麺つゆで煮絡めた焼き鳥です。簡単で美味しい居酒屋メニュー、もっとたくさん作ればよかった~(笑)


《ヤリイカとピーマンの生姜炒め》男子おかずの感動レシピ「焼きいかとしし唐のしょうがあえ」
レシピでは焼き網を使って炙るのですが、今回はフライパンでヤリイカと、しし唐の代わりにピーマンを炒め、たっぷりのおろし生姜と醤油・酒を絡めました。糸唐辛子をトッピングしています。
焼酎のお湯割り専用に使っている湯呑みは、10年以上前に小石原焼きの窯元で購入したもの。3本の突起が指に馴染んで、器を手にした時の握り心地が絶妙なんです。ふっくらと丸みのある形も、焼酎の香りを器の中に留める効果があるような気がします。


《鶏そば》ケンタロウのめん「鶏そば」
大きな鶏もも肉を2枚、1時間煮込んで出汁をとります。白だしと塩で味を調え、ねぎの風味が感じられる程度の薄味にしました。最後にブラックペッパーをたっぷり振りかけてでき上がりです。


《麻婆豆腐》男子おかずの感動レシピ「麻婆豆腐」
ホールの花椒(ホワジャオ)を叩いて潰し、紹興酒で香りづけ。花椒が効いて痺れる辛さに……。


更に粉山椒を振りかけ、和の辛みもプラスしました。


《もやしのバター醬油炒め》男子おかずの感動レシピ「もやしのバターしょうゆ炒め」
ニンニクと豚ひき肉を炒めて、もやしを追加。バターを落とし醤油を回しかけて、ざっとひと混ぜします。器に盛って青ねぎを振りかけました。ニンニクとバターの風味、もやしのシャキッとした歯ごたえがよかったです。


《ニラ玉》定食屋の定番ごはん「にら玉」
にら2束と卵3個を使ってニラ玉を作りました。ちょっとニラが多すぎて、バランスよく卵と混ざっていないかも……(^^;)


《春雨と卵のスープ》定食屋の定番ごはん「春雨と卵のスープ」
一緒に作ったのは、春雨とねぎ、卵のスープ。ごま油をかければ、基本なんでも美味しくなるような気がします(笑)


3日間にわたって黄砂が空を覆い、垂直・水平とも視程の悪い日が続きました。屋外を歩くと喉がいがらっぽく、目が乾くような不快感がありましたが、今日の昼過ぎになって、ようやくその影響も収まってきたようです。
黄砂と言うと、とかく迷惑なことばかりが目につきますが、今朝の読売新聞には「(黄砂には)地球の生命を支える役割もあるらしい」と書かれていました。植物プランクトンを育てたり、微生物を運んだりという作用もあるのだとか……。目の敵(かたき)にしてばかりでは申し訳ないのかもしれませんね。
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3月の満月 ワームムーン

2021年03月30日 | 日記
数日前の朝焼け。東の空に淡いオレンジ色のグラデーションが広がっていました。


こちらは、Nikon P950の月モードで試し撮りした昨夜(3月29日)の満月。月の海と呼ばれる黒い部分やクレーターなども写っています。
月の満ち欠けを暮らしの中の目安としていたアメリカ先住民の呼び方では、3月の満月は「ワームムーン Worm Moon」(芋虫月)。春になって地中から虫たちが這い出して来る時期なのでこのように呼ばれています。二十四節気の「啓蟄」にも通ずる季節感ですね。


【画像追加】
妻に付き合って、今夜も月の写真を撮りました。今夜(3月30日午後10時)の月です。
月の輝度が昨夜よりも高かったせいか、より鮮明に映っていますね。早くも右上部が欠け始めているようです。



年初以来、TBS日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな二人~」に夫婦そろってハマっていましたが、その最終回を昨晩ビデオで観なおしました。3月の満月、ワームムーンを撮った後のことです。
ドラマの最終場面、望月(綾瀬はるか)と日高(高橋一生)が再会する直前のシーンで、満月が大きくクローズアップされました。
月は太陽に、太陽は月になるはずだったのに、太陽がシヤカナローの花を盗んだためその運命が入れ替わってしまったという、奄美大島(喜界島)に伝わる「月と太陽の伝説」がドラマのモチーフとなっていたからでしょう。とても印象的な満月だったのですが、たまたま同じ日、私が初めて月の写真を撮った直後だったので、ちょっと違った観点からの驚きと感動を味わいました (^-^)ゞ
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桜&野鳥ウォーキング

2021年03月29日 | 野鳥
数メートル四方の範囲に3羽のジョウビタキ(♂2羽、♀1羽)がニアミスした場所で、再びジョビくんを見かけました。定かではありませんが、あの時の2羽目の♂に似ているような気がします。ジョウビタキは仲間が集まって渡りを始めるそうですが、まだ旅立っていなかったんですね。(写真は3月24日に撮影したもの。これ以降は確認できていません)


近くでヒヨドリの声がしたせいか、しきりにそちらを警戒していました。


こちらは八幡西区の本城公園です。この公園の桜はソメイヨシノのほかにも種類の異なる桜が多いので、3月中旬から4月下旬ごろまで長く桜を楽しむことができます。


公園内にあるスタジアム(本城陸上競技場)は、小倉北区のミクニワールドスタジアムが完成するまで、サッカーJ2のギラヴァンツ北九州の本拠地となっていました。


外周沿いのトラックでは、多くの人がウォーキングやジョギングを楽しんでいました。このトラック、クッション性が高くて膝や足首にやさしいんですよね~♪


トラックの向こうは、自由かつ多目的に使えるグランド。その奥に桜並木が見えていますね。


こちらがその桜並木です。10年前はまだ小さかったのですが、今では桜のトンネルができるほどに大きくなりました。


この日は週末だったので、桜の木の下やベンチテーブルでお花見をするグループもちらほらと……。いずれも小規模で、控えめに楽しんでいるようでした。


この公園には八重桜が多く、国道199号線沿いとミニトラック沿いはほとんどが八重桜です。


八重の桜も、ソメイヨシノと同じく例年より開花が早まっているようでした。


八重桜は個体差が大きく、ごく淡いものから濃いピンクまで様々な色あいの花を咲かせます。


花の咲き方も、見ごろを迎える時期もかなり幅があるので、本城公園では長く桜を楽しめるんです。


ちなみに、本城公園の桜リレーのフィナーレを飾るのは御衣黄(ぎょいこう)。4月下旬になると、きれいな萌黄色の花を咲かせてくれますよ~♪


公園の一角で見つけたツグミ。この鳥ももうじき北に帰っていくんですね。


ツグミは、日本では繁殖期を迎えないためさえずりません。このため「口をつぐむ」から「ツグミ」と呼ばれるようになったのだとか……。


群れになると騒々しいムクドリですが、畑や草地では害虫を食べてくれるグランドキーパーの役割を果たしているそうです。


明るいオレンジ色の翅がきれいなベニシジミ。


こちらは響灘緑地グリーンパーク外周のソメイヨシノです。




公園に車を止めて、頓田貯水池の周囲をぐるっと散策しました。


鳥の声を頼りに探してようやく見つけたホオジロ。


野鳥図鑑によると、声は「チョッピーチリーチョチーツク」だそうです。たしかに、そんな感じの鳴き方だったような気がします (^-^)ゞ


岸から少し離れた巣で抱卵中の白鳥。来月にはヒナを見ることができそうです。


先日は見逃したカイツブリの成鳥。潜水が得意で、頻繁に潜って小魚やザリガニなどを捕食しています。若鳥と同じで、やはり目つきが鋭いですね(笑)


カンムリカイツブリ。この日は1羽だけしか見当たりませんでした。


細長いくちばし。この鳥も、水に潜って小魚を捕まえるそうです。


風もなく穏やかな週末、本城公園と頓田貯水池の桜&野鳥ウォーキングを楽しみましたヽ(^o^)丿
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芦屋町 春めく……源平花桃満開

2021年03月26日 | 北九州
遠賀川が響灘に注ぐ河口の町、芦屋町山鹿で紅白源平花桃が満開を迎えています。小さな場所なのですが、毎年この時期になるとふっくらとした八重咲きの花桃が景色に華を添えてくれます。


同じ木の同じ枝に咲く、紅白の花桃。


ひとつの花びらにも、白とピンクが混ざりあって可愛らしいです。


ほぼ満開に近いですが、まん丸な蕾もまだ残っていました。


花桃を見ていると、通りがかりの人がわざわざ車を止めて、すぐ裏の川で白鳥のつがいが巣で卵を温めていますよ~と教えてくれました。


私たちが川岸に立つと、スーッと岸壁ギリギリまで近寄ってきます。人を怖れる風もなく、むしろ何か期待しているかのように……。


優しい目で私たちを見ながら近くに留まっていました。人に慣れていると思ったら、近くの方が時々コブハクチョウにエサを与えているのだそうです。


つがいのもう一方は、巣の上で抱卵中。無事ヒナが孵って元気に育ってくれるといいですね。


近くの裏山の中腹に何かいたので、レンズを向けてみるとアオサギでした。飾り羽でしょうか。背中に蓑を被っているみたいに見えました。


同じ芦屋町のソメイヨシノです。北九州では、どこもほぼ満開に近づいています。


こちらは、主として伊豆七島や房総半島で自生するオオシマザクラ。ヤマザクラなどと同じように、葉が開くと同時に、香りのよい一重の花を咲かせます。


白い花びらと緑の葉が爽やかな印象を与えますね。香りが良いため、桜餅には主にオオシマザクラの葉が使われるのだそうです。


遠賀川河口堰を通りかかると、三脚に大きな望遠レンズをセットしたバーダー数名がミサゴを追っていました。


今月初旬に河口堰に来た時には姿を現さなかったミサゴが、この日は2羽、河口堰で狩りの真っ最中でした。


眼光鋭く水面を覗き込むように滑空しています。


獲物を発見した様子……


次の瞬間、翼をたたんで急降下を始めました。


水面すれすれで翼を大きく広げて水中にダイブ〜🦅 迫力の一瞬でした。
この後も何度かチャレンジしましたが、残念ながらこの日の狩りは失敗だったようです。


今日の北九州は風もなく穏やかで、気温も21℃まで上昇。春爛漫を思わせる陽気となりました。この暖かさで、一気に満開を迎える地域も多くなるでしょう。気になるのは週末から週明けにかけての天気。日曜から次第に荒れ模様となり、広い範囲で春の嵐が予想されていますが、花ちらしの雨や風にならないよう願っています。
コメント (10)
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週末は男子ごはん~豆腐の茶巾蒸し&豆腐のもちもち焼き

2021年03月24日 | 男子ごはん
庭のスノーフレークが毎日ひとつふたつと開花して、だいぶ賑やかになってきました。麗らかな日差しが注いでぽかぽかと暖かく、いよいよ春本番の風情です。


さて、今週の男子ごはんです。今回は、しらすとキャベツのパスタや、絹ごし豆腐にひと手間加えたおつまみなどを作りました。

《しらすとキャベツのペペロンチーノ》Nadia「しらすとキャベツのペペロンチーノ」
フライパンでオリーブオイルとニンニク、鷹の爪を熱し、香りが立ってきたら春キャベツとしらすを加えて炒めます。固めにゆでたパスタを混ぜ合わせ、器に盛って千切りにした大葉をトッピング。キャベツの甘みとしらすの程よい塩味に、ニンニクや唐辛子の香りが効いて、春らしいパスタになりました。


《ひき肉とニラのあんかけ卵丼》Nadia「ひき肉とニラのあんかけ卵丼」
「あんかけ卵丼」という名ですが、どんぶりではなくお皿に温かいご飯、その上に半熟卵を載せ、更にひき肉とニラの餡をかけたあんかけご飯です。ごま油とニンニク・生姜、オイスターソースでコクを出しました。


好みで糸唐辛子をトッピング。


《豆腐の茶巾蒸し》DELISH KITCHEN「豆腐の茶巾蒸し」
豆腐や厚揚げ、油揚げなど、豆腐全般なんでも大好きです。ただ、豆腐の形を残さないものは、何となく敷居が高そうな気がして手を出さなかったのですが、レンジだけで作る豆腐の茶巾蒸しをネットで見つけて、試しに作ってみることにしました。
しっかり水を切った絹ごし豆腐を滑らかに崩し、カニカマとたっぷりの枝豆を加えて混ぜ合わせます。適当な大きさの器(2個)にラップを大きめに敷き、その中に半量ずつ入れて形を整えレンジへ。みりん・塩・醤油・和風だしで作ったあんをかければ、優しく上品な味わいの茶巾蒸しのでき上がり。思いのほか簡単にできました !(^^)!


最後に細ねぎをトッピング。豆腐に加える具材でバリエーションが広がりそうです。桜エビなんかが入ってもいいかなぁと思いました。


《豆腐のもちもち焼き》DELISH KITCHEN「豆腐のもちもち焼き」
こちらも絹ごし豆腐の水をきっちり切って、カニカマ・細ねぎ・塩・片栗粉を加えて滑らかに混ぜ合わせます。これをごま油をたっぷり敷いたフライパンで両面を焼いてでき上がり。レシピ動画ではフライ返しで裏返していましたが、私はフライパンに皿をかぶせてひっくり返しました(^^;)
ビールにピッタリのおつまみですが、小腹が空いたときにもよさそうです。


ポン酢とごま油、煎りごまのタレがよく合いました。カニカマも細ねぎも多めがお勧めです。これも、ほかの具材を入れても美味しいかもしれません。


《手羽先のトムヤム焼き》macaroni「ピリリとエスニック香る! 手羽先のトムヤム焼き」
まんべんなく穴をあけ、塩・ブラックペッパーを擦りこんだ手羽先を、酒・みりん・トムヤムペースト・ナンプラー・シーズニングソース・レモン果汁・おろしニンニク・おろし生姜を合わせたタレに漬け込みます。一晩おいた手羽先の水気を拭き取って、グリルで約20分焼きました。


トムヤムペーストをやや控えめにした代わりに、レシピにないナンプラーとシーズニングソースを追加。エスニック感をたっぷり残しながらも酸っぱ辛さは抑え気味なので、タイ料理が苦手な人も大丈夫だと思います (^-^)ゞ


《ごま油香るたたききゅうり》macaroni「ポリポリ旨辛!ごま油香るたたききゅうり」
きゅうりの漬物をいつもとは少し違うレシピで作って比較してみました。(これまではmacaroni「ごま油香るきゅうりの漬物」
違いは、今回のは砂糖の代わりに酢が入り、おろし生姜を使わないこと。個人的には今までどおりのほうが好みでしたが、ほぼ同じような調味料なので、あとは好みで増減すればいいと思います。


新型コロナの自粛生活から始まった私の男子ごはん。そろそろ1年近くになるかなぁと振り返ってみました。
週末などの機会に、定期的に作るようになったのはGWあたりからなのですが、きっかけになったのはちょうど1年前の3月23日でした。気まぐれで作った簡単な砂肝の酒肴2品に続いて、その日の夕食に「ニラともやしの塩焼きそば」を作ったところ、思いがけず美味しくできて妻が大絶賛。このおだてが功を奏して、その後の男子ごはんに繋がったようです。
その頃を思い出すと、妻の手のひらでフライパンを振っていたような気もしますが、そんなことにはお構いなく、これからもあれこれ作ってみたいと思います~ヽ(^o^)丿
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