ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

台湾カフェ 春水堂@天神地下街

2020年02月27日 | 食べ歩き
先月中旬ですが、天神地下街にある春水堂に立ち寄りました。春水堂(チュンスイタン)は1983年に台湾で創業したお茶カフェで、福岡には天神と博多駅アミュプラザの2店舗があるそうです。
歩きっぱなしで喉が渇いていたので、柚子ジャスミンティーを注文。控えめな甘さで、柚子やジャスミンの香りでほっと一息つきました。


妻が頼んだタピオカミルクティー。春水堂はタピオカミルクティー発祥の店なのだそうです。


豆花は台湾の国民的スイーツ。ベースの豆花にタピオカ、黒豆、マンゴー、イチゴをトッピングしました。


春水堂の飲みものは、「お茶マイスター」に認定された人しか作ることができないそうです。店内は満席でしたが、スタッフの皆さんの感じがよくて寛げました。


こちらは昨年10月、天神大丸にオープンした久原甘糀(あまこうじ)。あごだしで有名な久原本家が立ち上げた、米糀100%の甘味料「あま糀」専門店です。


たまたまですが、この日はあま糀を使用したおしるこの振舞会が行われており、私たちも試食することに…………。濃厚ながらすっきりした味で、自然な甘さが感じられました。


ヨーグルトにもあま糀。あま糀は砂糖の代わりに使える甘味料で、“飲む点滴”と言われる甘酒の原料になるものだそうです。


あま糀と生クリームから作られた「あま糀キャラメル生(プレーン/きなこ)」や、あま糀と雑穀を合わせて焼いた「糀ころころ」などのあま糀スイーツ。


あま糀キャラメル生とあま糀を自宅用に買って帰りました。


生キャラメルは、くちどけがよく上品な甘み。糀の風味が感じられました。あま糀は朝のヨーグルトなどに使ったそうです。
春水堂はスイーツやお茶も美味しかったのですが、担々麺やまぜ麺などを注文している人も多く、食事もなかなか美味しそうでした。

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春水堂 天神地下街店カフェ / 西鉄福岡駅(天神)天神駅天神南駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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中華そば 鶏革命(TORI REVO)

2020年02月24日 | 食べ歩き
本城陸上競技場の近くにある平田ナーセリー。妻や母のお付き合いで、ときどき季節の花を見に行きます。


この日は、ナーセリーの駐車場の前、以前は「暖暮」という店だったところに新しい店がオープンしていたので覗いてみました。
「中華そば 鶏革命」…………この辺りでは珍しい煮干しラーメンの店のようです。


券売機のお品書きを見ると、中華そばは鶏白湯と煮干しの2種類。このほかに、まぜそばやつけ麺もありましたが、濃厚醤油鶏そばと煮干し中華そばを頼みました。


鶏と香味野菜を炊きだした濃厚醤油鶏そば。青ネギやタマネギにキクラゲ、豚と鶏2種類のチャーシューとつくねがトッピングされています。


鶏白湯スープは濃厚でとろとろ。麺によく絡みます。


煮干し中華そばは、国産カタクチイワシの煮干しとサバ節などに、鶏がらスープと合わせた濃厚な出汁。スープにコクと旨味があり、チャーシューやつくねもジューシー。煮干しラーメン初体験でしたが、なかなか美味しかったです。


3連休最終日は、西日本を中心に高気圧に覆われて風もなく穏やかな陽気。きのう今日と暖かい日が続いたので、どこかにお出かけされた方も多かったかもしれませんね。私も昨日は、門司区の白野江植物公園に桜を観に行ってきました。
明日は前線を伴う低気圧が接近するため天気は下り坂。これからしばらくは、春らしく周期変化が大きい天候が続きそうです。ともすると体調を崩しやすい時期ですから、気をつけて過ごしたいですね。

《お知らせ》
「地球の歩き方」福岡特派員ブログに『東風吹かば匂いおこせよ梅の花~太宰府天満宮と坂本八幡宮』をアップしました。併せてご覧いただければ幸いです。


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鶏革命 本城店ラーメン / 本城駅二島駅

昼総合点★★★☆☆ 3.5

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『日本の切り絵 5人のミューズ』

2020年02月19日 | 北九州
先月のことですが、北九州市立美術館分館(リバーウォーク5階)で開催されている企画展『日本の切り絵~5人のミューズ』を観に行ってきました。現代の切り絵は私の想像を遥かに超えて、息をのむほどの繊細さ、華麗さ。会場内部は撮影禁止だったため、リーフレットで紹介されている作品をいくつか見ていきたいと思います。


「5人のミューズ」とは、蒼山日菜さん、筑紫ゆうなさん、酒井敦美さん、柳沢京子さん、松原真紀さん。日本を代表する女性切り絵アーティストです。


蒼山日菜さんの作品は、レースのように細く優雅で繊細。とりわけ私が感動したのは、フランスの哲学者ヴォルテールの文字を切り上げた作品。切り絵で文字を描くこと自体もすごいですが、文字と文字をつなぐ線が蔦が絡まるようで、その繊細さに圧倒されました。興味のある方は、《岩崎電気株式会社HP:創造人×話「蒼山日菜さん(2)」》に写真が載っていますのでご覧になってみてください。蒼山さんの人柄を彷彿とさせるインタビュー内容も面白いと思います。


リーフレットの表紙になっているこの作品も素晴らしいですね。上の『Fantastique carrosse』もそうですが、これらの作品がハサミ1本で作り上げられたものとは到底信じられません。


筑紫ゆうなさんが描くのは温かみのあるファンタジックな世界で、切り絵と絵画の境界が判然としない不思議な作品です。これらは「ペーパーカットアウツ」と呼ばれ、独自の切り絵手法によるイラストなのだそうです。


酒井敦美さんは、光の当て方によって1枚の絵が別の絵に見える「一画二驚(いちがにきょう)」という独特の手法を用いています。一枚の作品の中に物語性が感じられる光の切り絵でした。


こちらは酒井さんの部屋(照明を使うため暗室になっています)の奥に展示してあった『春の羽根』という作品。


長野県の美しい風土をモチーフにした切り絵を作り続ける柳沢京子さん。ドイツ各地やニューヨークでも多くの個展を開いています。


『勢い響く羽音』


福岡県八女市出身の松原真紀さん。季節の草花や動物の作品を多く手掛けており、固定観念にとらわれない独創的な作品が多くありました。


『恋は野の鳥』


蒼山日菜さんのクリアファイルと、松原真紀さんのポストカードを買って帰りました。


切り絵とは、ハサミやナイフで紙を切って描く絵画。とは言え、今回の企画展の作品は、もはや「切り絵」という概念を越えているような緻密さ、繊細さで、本当に驚かされました。
(『日本の切り絵  5人のミューズ』は3月1日(日)まで開かれています)

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太宰府は春

2020年02月15日 | 福岡
2月も半ばですね。今なら早咲きの飛梅と境内の梅、どちらも楽しめるかもと、太宰府天満宮へ………。梅も見ごろとあって参拝客も大勢。不順な天候が続いていましたが、この日は午後になって晴れ間が覗き、次第にいい梅日和になってきました。


青空を背にして、入母屋造りの楼門が尚いっそう堂々と見えます。


参拝を待つ人の列が、拝殿から楼門まで続いていました。


散ってしまったようにも見えませんでしたが、飛梅はまばら。花の数が減ってしまったのでしょうか。ちょっと残念です。


しかし、境内の梅は七分咲きで、そろそろ見ごろと言った風情でした。


楼門横の白梅と御神牛。ちなみに、境内の御神牛は、台座だけ残して像がありませんでした。不思議に思って巫女さんに尋ねたところ、貸し出し中とのこと。どこかに出張することが時々あるのだそうです。


菖蒲池周辺の枝垂れ梅はすでに見ごろ。


みごとな樹形の枝垂れ梅が多かったです。


あたり一帯が梅の香りに包まれていました。


緑がかった梅も……。


国指定の天然記念物となっている大楠をはじめ、太宰府天満宮にはクスノキの巨木が数多くあります。これは心字池のクスノキ。四方に張り出した枝ぶりがすごいです。


参拝の後は、お土産ものや甘味処が立ち並ぶ参道へ。


建築家の隈研吾氏によってデザインされたスターバックス太宰府表参道店。「自然素材による伝統と現代の融合」がコンセプトで、天井や壁に2000本のスギを組んだ木組み構造が採用されています。


お目当ては、言わずと知れた梅ヶ枝餅。いつもながら、かさの家には行列が………。


妻と手分けして、寺田屋とかさの家の梅ヶ枝餅をお土産にゲット(^-^)v


皮はパリッとモチっと、あんこは甘さ控えめ。寺田屋とかさの家、どちらも美味しくて甲乙つけられません。


帰り道、都府楼(太宰府政庁跡地)の裏手にある坂本八幡宮に足を伸ばしました。ここが大宰帥(だざいのそち)として赴任していた大伴旅人邸跡地だという通説(発掘調査により、そうではない可能性があるようです)のため、令和ゆかりの地として、一躍脚光を浴びましたね。


慎ましやかな本殿。


令和の石碑。『令和』及び『初春の令月にして、気淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫らす』の書は、新元号発表時に菅官房長官が掲げた「令和」を揮毫した茂住菁邨(せいそん)氏によるものだそうです。


その隣には、大伴旅人の歌碑がありました。


坂本八幡宮縁起によれば、この神社は土地神・産土神として崇拝されており、応神天皇をお祀りしているそうです。


坂本八幡宮から都府楼方向の眺め。のどかな風景ですね。


太宰府市内のあちこちで、見ごろを迎えた梅を見かけました。梅の季節に太宰府を散策したのは7年ぶり。梅の香りに癒された一日でした。

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Happy Valentines!

2020年02月14日 | 日記
気がつけば、今日は2月14日。すっかり忘れていましたが、思いがけなくバレンタインのチョコレートをいただきました (^-^)ゞ


「大人の生チョコ」ってなんだろう……と思って封を開けてみると、吟醸・ブランデー・テキーラの生チョコ3種。酒好きの私には、うれしいプレゼントですヽ(^o^)丿
まず、吟醸(開封したもの)をひと口。なめらかな口あたりの後に、ほんのりとお酒の香りが感じられました。


ブランデーは尚いっそう濃厚な味わい。ブランデーの味もしっかりしていて、こちらも美味しかった〜♪
テキーラは、明日の楽しみにとっておきます。


妻からもバレンタインチョコ。私は忘れても、妻はちゃんと覚えていたようです(笑)


きのう今日と、北九州では20度前後まで気温が上昇。上着なしでもポカポカと暖かく、4月中旬並みの陽気となりました。未だ初雪のない福岡県。このまま春にまっしぐら………かと思いきや、週明けは打って変わって寒い冬に逆戻りしそうです。週末、寒冷前線の通過とともに大陸から強い寒気が南下。この寒気が、九州北部に初雪を、ひょっとすると大雪をもたらすかもしれません。春待ち遠しい時期ですが、もう少し足踏みすることになりそうですね。


コメント (2)
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