GWが始まりましたね。初日の今日は、東北から関東・中部、西日本まで広い範囲で荒れ模様の天候となっているようです。北九州でも、未明から朝にかけて叩きつけるような激しい雨が降りました。そんな雨にも耐えて、可憐な花を咲かせたジャーマンアイリス。今年最初の一輪です。
さて、今週の男子ごはんです。今回は『わが家の本格スペイン料理』や、イタリアのワイン居酒屋 Bacaro(バーカロ)で出される料理を紹介する『ワインのおつまみ・料理150』を参考にして、スパニッシュ&イタリアンな酒肴を作ってみました。
イタリア・ヴェネツィア発祥のバーカロは、多くは立ち飲み主体の気軽なワイン居酒屋で、人々は小皿料理をつまみながら地元産のワインを飲み、バーカロを何軒もはしごするのだそうです。スペインのバルに似ていますね~
《たこのサルピコン》わが家の本格スペイン料理「タコのサルピコン」
サルピコンとは、魚介をみじん切りした野菜とオリーブオイル、ビネガーで和えたマリネを言います。
大きめの北海ダコの足1本をそぎ切りにして、粗みじんのタマネギ・ピーマンと混ぜ合わせ、オリーブオイル・白ワインビネガー・塩・胡椒に漬け込みました。2時間ほど冷蔵庫に置き、器に盛ってパセリを振ってでき上がりです。
この日のワインは、イタリア・トスカーナ産のPICCINI。白やスパークリングは、すぐに飲み切ってしまうので、1本まるごとデキャンタージュしました。
オリーブオイルでしっとり、ビネガーでさっぱり。白ワインに合うおつまみになりました。
《ヤリイカのグリル》ワインのおつまみ・料理150「ヤリイカのグリル」
続いては、鮮度の良いヤリイカを使ったグリルを……。これもバルで出てきそうな一皿ですね。
まず、ヤリイカに塩・胡椒、レモン汁を振って、グリルでしっかりと火を通します。たっぷりのオリーブオイルでニンニクと鷹の爪を炒め、ニンニクがきつね色になったところで、オリーブオイルごと器に盛ったヤリイカにかけて完成です。こちらも簡単旨々で、ワインのお供にぴったりでした~♪
新鮮だからこそですが、イカ一杯まるごとグリルしたのでワタも美味しく食べられました。ちなみに、イタリアでは魚介の内臓は使わないそうです。
《たことグリンピースのアンチョビソテー》ワインのおつまみ・料理150「たことグリンピースのソテー」
オリーブオイルでニンニクを炒め、きつね色になったら鷹の爪とみじん切りしたアンチョビを加えます。香りが出てきたところで、ぶつ切りにした北海たことグリンピースを加えて炒め合わせ、塩・胡椒で味を調整。グリンピースとたこのコントラストがいいですね。
ワインはボルドーの赤、CHATEAU HOURTOU(ウルトゥ)。これだけ暖かくなると、赤ワインも常温という訳にはいきませんね~。あらかじめ冷蔵庫で冷やしておきました。
味の決め手はやはりアンチョビですね。アンチョビとニンニクの香りが移ったグリンピースも、ほくほくで美味しかったです。
この他にも、白魚やマテ貝を使ったおつまみも美味しそうだったのですが、材料が手に入らなかったので諦めました (^-^)ゞ
《今治風 焼き鳥》家ワイン「絶品タレの今治風焼き鳥」
私は知りませんでしたが、愛媛県今治市は焼き鳥が名物なのだそうです。串に刺さず鉄板に押し付けるように焼くのが特徴だとか……。
塩・胡椒・酒に絡めた鶏もも肉の表面をカリッと焼き、あらかじめ煮詰めておいたタレ(醤油・みりん・酒・砂糖、おろしニンニク)を煮からめてでき上がり。器に盛って青ねぎを振りかけました。
ワインは、引き続きCHATEAU HOURTOU。ふくよかな果実香に落ち着いた渋みが感じられるフルボディ。2,000円を切る価格でこの品質、コスパの高いワインだと思います~
やや甘めのタレが鶏肉によく絡んで美味しかったです。醤油麹を使ってもいい味になりそう……。
《トルティーリャ》わが家の本格スペイン料理「ビッグトルティージャ」
トルティーリャづくりも3度目になりました。慣れてきたとはいえ、ひっくり返すときはいつも緊張します。卵5個、メークイン3個、新タマネギ1個、ベーコン約200gとボリュームたっぷり。焼き始めたら膨らんで、20㎝のフライパンからはみ出しそうでした (^^;)
フランスパンにも良し、ビールにはなお良し
卵とジャガイモだけのシンプルなトルティーリャもありますが、タマネギやベーコン、アスパラやトマトなど、具だくさんの方が私は好みです。(今回は、アスパラとトマトはフライパンに入りきらないのでやめました……)
《油あげの刻みねぎダレ》
トースターでこんがり焼いた油あげにねぎダレを載せただけの簡単おつまみです。
この日の焼酎は魔王。樽で熟成する間に蒸発して消えてしまう分を「天使の分け前」と言いますが、この天使を誘惑して魔界に酒をもたらす悪魔にちなんで「魔王」と名付けられた鹿児島県白玉醸造の焼酎です。
ねぎダレは、刻みねぎ・醤油・ごま油・酢を合わせました。
この日は最後にスプリングバレーを開栓。「クラフトビールの味わい」というのも頷けるコクのある旨さです。
《ベーコンと春キャベツの白だしペペロンチーノ》Nadia「ベーコンとキャベツの白だしペペロンチーノ」
オリーブオイルでニンニク・鷹の爪・ベーコンの香りを出し、キャベツを加えてさっと炒め、白ワイン、白だし、パスタのゆで汁を加えます。そこにアルデンテにゆでたパスタ、オリーブオイルを入れて全体を混ぜ合わせ、塩・胡椒で味を調えてでき上がりです。
《中華風 豚バラとタマネギの卵とじ丼》Nadia「中華風 豚バラとタマネギの卵とじ丼」
フライパンでタマネギを炒め、透明になってきたら豚バラと酒を加えて更に炒めます。鶏がらスープの素、オイスターソース、水を加えてひと煮立ちしたら、塩・胡椒で味つけ。あらかじめみりんと合わせておいた溶き卵を静かに流し入れ、半熟になるまで熱を通してご飯にかけ、最後に青ねぎを散らします。
とろとろの半熟卵が豚バラやご飯に絡んで、簡単な割に意外なほど美味しいですよ~
感染拡大に歯止めがかからないままGWに突入しました。休業や時短営業、酒類の提供自粛などが求められているさなか、路上飲みやアルコールの店内持ち込みなど、ルール違反が後を絶たないとか……。ちょっと残念なニュースが増えてきましたね。今年も昨年と同じく、自宅で静かに過ごしたいと思います。
🍀
さて、今週の男子ごはんです。今回は『わが家の本格スペイン料理』や、イタリアのワイン居酒屋 Bacaro(バーカロ)で出される料理を紹介する『ワインのおつまみ・料理150』を参考にして、スパニッシュ&イタリアンな酒肴を作ってみました。
イタリア・ヴェネツィア発祥のバーカロは、多くは立ち飲み主体の気軽なワイン居酒屋で、人々は小皿料理をつまみながら地元産のワインを飲み、バーカロを何軒もはしごするのだそうです。スペインのバルに似ていますね~
《たこのサルピコン》わが家の本格スペイン料理「タコのサルピコン」
サルピコンとは、魚介をみじん切りした野菜とオリーブオイル、ビネガーで和えたマリネを言います。
大きめの北海ダコの足1本をそぎ切りにして、粗みじんのタマネギ・ピーマンと混ぜ合わせ、オリーブオイル・白ワインビネガー・塩・胡椒に漬け込みました。2時間ほど冷蔵庫に置き、器に盛ってパセリを振ってでき上がりです。
この日のワインは、イタリア・トスカーナ産のPICCINI。白やスパークリングは、すぐに飲み切ってしまうので、1本まるごとデキャンタージュしました。
オリーブオイルでしっとり、ビネガーでさっぱり。白ワインに合うおつまみになりました。
《ヤリイカのグリル》ワインのおつまみ・料理150「ヤリイカのグリル」
続いては、鮮度の良いヤリイカを使ったグリルを……。これもバルで出てきそうな一皿ですね。
まず、ヤリイカに塩・胡椒、レモン汁を振って、グリルでしっかりと火を通します。たっぷりのオリーブオイルでニンニクと鷹の爪を炒め、ニンニクがきつね色になったところで、オリーブオイルごと器に盛ったヤリイカにかけて完成です。こちらも簡単旨々で、ワインのお供にぴったりでした~♪
新鮮だからこそですが、イカ一杯まるごとグリルしたのでワタも美味しく食べられました。ちなみに、イタリアでは魚介の内臓は使わないそうです。
《たことグリンピースのアンチョビソテー》ワインのおつまみ・料理150「たことグリンピースのソテー」
オリーブオイルでニンニクを炒め、きつね色になったら鷹の爪とみじん切りしたアンチョビを加えます。香りが出てきたところで、ぶつ切りにした北海たことグリンピースを加えて炒め合わせ、塩・胡椒で味を調整。グリンピースとたこのコントラストがいいですね。
ワインはボルドーの赤、CHATEAU HOURTOU(ウルトゥ)。これだけ暖かくなると、赤ワインも常温という訳にはいきませんね~。あらかじめ冷蔵庫で冷やしておきました。
味の決め手はやはりアンチョビですね。アンチョビとニンニクの香りが移ったグリンピースも、ほくほくで美味しかったです。
この他にも、白魚やマテ貝を使ったおつまみも美味しそうだったのですが、材料が手に入らなかったので諦めました (^-^)ゞ
《今治風 焼き鳥》家ワイン「絶品タレの今治風焼き鳥」
私は知りませんでしたが、愛媛県今治市は焼き鳥が名物なのだそうです。串に刺さず鉄板に押し付けるように焼くのが特徴だとか……。
塩・胡椒・酒に絡めた鶏もも肉の表面をカリッと焼き、あらかじめ煮詰めておいたタレ(醤油・みりん・酒・砂糖、おろしニンニク)を煮からめてでき上がり。器に盛って青ねぎを振りかけました。
ワインは、引き続きCHATEAU HOURTOU。ふくよかな果実香に落ち着いた渋みが感じられるフルボディ。2,000円を切る価格でこの品質、コスパの高いワインだと思います~
やや甘めのタレが鶏肉によく絡んで美味しかったです。醤油麹を使ってもいい味になりそう……。
《トルティーリャ》わが家の本格スペイン料理「ビッグトルティージャ」
トルティーリャづくりも3度目になりました。慣れてきたとはいえ、ひっくり返すときはいつも緊張します。卵5個、メークイン3個、新タマネギ1個、ベーコン約200gとボリュームたっぷり。焼き始めたら膨らんで、20㎝のフライパンからはみ出しそうでした (^^;)
フランスパンにも良し、ビールにはなお良し
卵とジャガイモだけのシンプルなトルティーリャもありますが、タマネギやベーコン、アスパラやトマトなど、具だくさんの方が私は好みです。(今回は、アスパラとトマトはフライパンに入りきらないのでやめました……)
《油あげの刻みねぎダレ》
トースターでこんがり焼いた油あげにねぎダレを載せただけの簡単おつまみです。
この日の焼酎は魔王。樽で熟成する間に蒸発して消えてしまう分を「天使の分け前」と言いますが、この天使を誘惑して魔界に酒をもたらす悪魔にちなんで「魔王」と名付けられた鹿児島県白玉醸造の焼酎です。
ねぎダレは、刻みねぎ・醤油・ごま油・酢を合わせました。
この日は最後にスプリングバレーを開栓。「クラフトビールの味わい」というのも頷けるコクのある旨さです。
《ベーコンと春キャベツの白だしペペロンチーノ》Nadia「ベーコンとキャベツの白だしペペロンチーノ」
オリーブオイルでニンニク・鷹の爪・ベーコンの香りを出し、キャベツを加えてさっと炒め、白ワイン、白だし、パスタのゆで汁を加えます。そこにアルデンテにゆでたパスタ、オリーブオイルを入れて全体を混ぜ合わせ、塩・胡椒で味を調えてでき上がりです。
《中華風 豚バラとタマネギの卵とじ丼》Nadia「中華風 豚バラとタマネギの卵とじ丼」
フライパンでタマネギを炒め、透明になってきたら豚バラと酒を加えて更に炒めます。鶏がらスープの素、オイスターソース、水を加えてひと煮立ちしたら、塩・胡椒で味つけ。あらかじめみりんと合わせておいた溶き卵を静かに流し入れ、半熟になるまで熱を通してご飯にかけ、最後に青ねぎを散らします。
とろとろの半熟卵が豚バラやご飯に絡んで、簡単な割に意外なほど美味しいですよ~
感染拡大に歯止めがかからないままGWに突入しました。休業や時短営業、酒類の提供自粛などが求められているさなか、路上飲みやアルコールの店内持ち込みなど、ルール違反が後を絶たないとか……。ちょっと残念なニュースが増えてきましたね。今年も昨年と同じく、自宅で静かに過ごしたいと思います。