ルイガノ旅日記

あちこち出かけた場所で目にとまったもの、
心惹かれたものを紹介しています。
よかったらおつきあい下さい。

週末は男子ごはん~鴨肉の低温ロースト

2025年01月31日 | 男子ごはん
今週は日本列島を西から寒気が覆い、ここ数日は九州でも厳しい冷え込みが続きました。今日は1月31日。3日後には立春を迎えますが、寒さの峠を越えるのはまだ先のようです。
さて、今週の男子ごはんです。今回は、豚の肩ロースや鴨肉で作ったおつまみをラーメンや蕎麦などに活用しました。

《煮豚》きじまごはん「きじま式 煮豚」
前回のローストポークに続いて、豚肩ロースのかたまり肉を使った煮豚に挑戦。料理家きじまりゅうたさんがYouTubeで紹介しているレシピです。
表面を軽く焼いたかたまり肉を鍋に入れ、かぶるくらいの焼酎と水を注いで火にかけます。沸騰したら蓋をして弱火で1時間。大きめのジップロックに調味液(醤油、砂糖、みりん、塩、豚肉のゆで汁)を入れ、肉が熱いうちに漬け込みます。粗熱が取れたところで、冷蔵庫にひと晩おいたらでき上がり。緑などの彩りがないのが残念ですが、食感はしっとりやわらか。味がしっかり沁み込んだ煮豚に、果実味ゆたかなイタリア産フルボディがよく合いました🍷


《醬油ラーメン》
そのゆで汁と漬け込みダレでスープを作り、煮豚と煮卵をトッピングした醤油ラーメンです。


《鴨の低温ロースト》dancyu 2023年9月号「蕎麦呑みの名店」
去年の春、雑誌dancyuを参考にして作った、東京・神楽坂の蕎麦店「大川や」の酒肴、鴨の低温ローストを久しぶりにリピ。ゆで卵とピクルス、タマネギのスライスを加えたポテトサラダ、くし切りにしたライムを添えました。


《鴨南蛮そば》白ごはん.com「鴨南蛮そば」
せっかく作った鴨のロースト、お酒のお供だけではもったいない……という訳で、鴨の南蛮そばを作ってみました。そばつゆに鴨肉の漬け地を足して風味をアップ。また、鴨のローストを作る時に出る鴨の脂は、上品なコクがあって風味がいいので、これで白ねぎを焼いて脂ごとトッピング。香りがよく味わい深い鴨南そばになりました~ヽ(^o^)丿


……と気持ちよく、ワイングラス片手に週末の晩酌や食事を楽しんでいたのですが、このあとで大失態。キッチンの隅に置いた空のグラスを、何かの拍子に床に落っことしてしまったのです。お気に入りだったリーデルのワイングラスが粉々に……💦
妻と一緒に片づけながら、グラスの脚だけが見事に着地しているのに気づいてちょっと笑えました (^^ゞ


《こまレバ炒め カレー風味》きょうの料理「笠原将弘 カレー風味のこまレバ炒め」
ニラの代わりに小松菜を使った、「にらレバ」ならぬ「こまレバ炒め」です。ジムでウォーキング中、笠原将弘さんが紹介している番組を見て真似してみました。
小麦粉をまぶした鶏レバーの両面をカリッと焼いていったん取り出します。小松菜とニンジン、もやしを炒め、合わせ調味料(醤油、酒、みりん、砂糖、カレー粉)を投入。レバーを戻し入れて炒め合わせたら完成です。ライム香るコロナビールがカレー風味の鶏レバーにぴったり。ビールにはもちろん、ご飯にもよく合いました。


《麻婆豆腐》リュウジのバズレシピ「最高傑作 麻婆豆腐」
ごま油と牛脂を熱して、合い挽き肉とニンニク、生姜のみじん切りを炒めます。香りが立ったら豆板醤、味噌、花椒辣醤を加えて更に炒め、水、醤油、味の素、豆腐を加えて煮込むこと10分。みじん切りの長ねぎを加え、水溶き片栗粉でとろみを付けたらでき上がり。仕上げに花椒や山椒を振ると、風味が尚いっそうアップします。


《カニカマと小松菜の崩し豆腐》Nadia「かにかまとにらの崩し豆腐煮込み」
鶏がらスープ、おろしニンニク、醤油、酒、みりんを煮立ててカニカマを加え、豆腐を崩しながら入れます。水溶き片栗粉と混ぜ合わせた卵を流し入れたらでき上がりです。


心臓を動かすための電気信号を発生させる洞結節が不調となり、左鎖骨付近にペースメーカーを入れてからこの春で10年になります。執刀医いわく「心臓のバッテリー切れ」とのことでしたが、今度はペースメーカー本体のバッテリー寿命が近づいてきました。医師と相談した結果、先日ようやくペースメーカー交換手術の日程が決定。この10年間、休むことなく働いてくれたペースメーカーのおかげで、普通の人と変わらない生活ができました。小さな精密機械に感謝しています。
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週末は男子ごはん~ローストポーク

2025年01月24日 | 男子ごはん
日本に続き米国MLBでも野球殿堂に名を連ねたイチローさん。メジャー1年目で新人王とリーグMVP、2004年にはシーズン262安打、10年連続200本安打、同じく10年連続のゴールデングラブ賞など、燦然と輝くキャリアはもちろんのこと、常に努力を惜しまず真摯に野球に向き合う姿勢が心に深く刻まれています。イチローさん、おめでとうございますヽ(^o^)丿
そんなイチローさんがアメリカに渡って3年目の2003年8月15日、マリナーズの本拠地シアトル・セーフコ球場で行われたvsレッドソックス戦を観戦する機会がありました。一進一退の緊迫したゲーム展開のなか、マリナーズ打線が塁を埋めた場面でイチローさんが劇的な満塁ホームラン。目が覚めるような弾丸ライナーでした。感動と興奮に包まれたセーフコ球場。スタンディングオベーションがしばらく止みませんでした。
試合後、駐車場に向かっていると多くの地元マリナーズファンが声をかけてきて、「イチローはすごいな!」と肩を叩かれたりハグされたり……旅先のシアトルで地元の人たちと歓喜を共有でき、記憶に残るエキサイティングな夜になりました。
さて、前置きが長くなりましたが、今週の男子ごはんです。

《ローストポーク》winelink「中華風ローストポーク」
ワインに合う料理を提案するサイト、winelinkで紹介されている中華風のローストポークです。このため、あらかじめネットで成形してある豚の肩ロースをコストコで調達。1個1㎏を優に超える大きなかたまり肉を使って、チャーシューかローストポークを作ってみたいと前々から思っていたのです (^^ゞ
オイスターソース、ケチャップ、赤ワイン、醤油、黒胡椒、五香粉を混ぜ合わせたジップロックに、豚肉と生姜を入れて揉みこみます。これを冷蔵庫にひと晩。食べる前に、200度のオーブンで35分焼き、アルミホイルで包んで30分くらい放置して予熱で火を通します。こんな感じに焼きあがりました。


切り分けて皿に盛りつけ。漬けダレを煮詰めてソースにしましたが、これは無くてもよかったみたいです (^^ゞ


翌日は、残ったローストポークを煮豚風にリメイクしました。


《豆腐と豚バラのねぎ塩炒め》DELISH KITCHEN「豆腐と豚バラのねぎ塩炒め」
こんがり焼き色をつけた豆腐と豚バラをねぎ塩ダレで炒めました。塩・胡椒とごま油のシンプルな味つけ。これがお酒にもご飯にもよく合いました。しっかり水切りした絹ごし豆腐は食感もよく、食べ応えもたっぷりです。


《ゆで卵~ねぎ塩ダレ&バジルサーモン》Asahiズバうま!おつまみレシピ「ゆで卵のねぎ塩ダレ」
ゆで卵にトッピングするだけで簡単なおつまみに。ひとつは、ごま油と塩・胡椒で和えたねぎの小口切りを載せ、炒りごまをパラリ。もうひとつはサーモンをトッピングしました。


ゆで卵の上に、マヨネーズと混ぜ合わせたバジルソース、アトランティックサーモンをトッピング。思いつきでピクルスを加えてみましたが、これは余計だったみたいです (^^ゞ


《もつ煮》リュウジのバズレシピ「至高のもつ煮」
「リュウジのバズレシピ」から選んだのは豚のもつ煮。なんと、ニンニク1個まるごと使うという衝撃のレシピです。リュウジさんは大根やニンジンを皮のまま切っていましたが、そこだけはマネしませんでした(笑)
豚の白もつをごま油で炒め、半月切りの大根とニンジンを追加。全体に油がまわったらコンニャクとニンニク(2粒だけ後で擦り下ろすためにとっておき、残りは全部粒のままごっそり)を加えます。水、白だし、味噌、酒、みりんを加え、煮立ったら蓋をせず弱火で1時間。仕上げに、おろしニンニクとおろし生姜を加えます。器に盛って、長ねぎの小口切りをたっぷりトッピングし、七味唐辛子を振ったらでき上がり。ニンニクのいい香りがお酒によく合いました。


《牛肉トマたま春雨炒め》Nadia「牛肉トマたま春雨炒め」
溶き卵を半熟に焼いて別皿へ。ごま油を熱して牛肉を炒め8割がた火が通ったら、合わせ調味料(水、オイスターソース、醤油、鶏がらスープの素、おろしニンニク)を流し入れます。トマトと春雨を加えて炒め煮。半熟卵を戻し入れてざっくり混ぜ合わせたらでき上がりです。


《しらすとモッツァレラ、ミニトマトの油あげピザ》mitch_fes「しらすとバジルモッツァレラのおあげピザ」
キッチンペーパーで油を拭いた油揚げにマヨネーズを塗り、しらす、ミニトマトを載せて醤油を垂らします。トースターで4分ほど焼いて取り出し、モッツァレラチーズとバジルソースをトッピング。もう一度醤油を垂らして、更に1分焼いたらでき上がりです。最初の醤油は味つけ、最後の醤油は香りづけだそうです。


《ニラ玉 両面焼き》リュウジのバズレシピ「至高を超えたニラ玉」
卵5個を溶いて、塩、オイスターソース、黒胡椒、味の素を加えて混ぜ合わせます。ニラをさっと炒め、小口切りの長ねぎと一緒に卵液に投入。ざっくり混ぜ合わせてフライパンで両面を焼いたらでき上がり。ふわっと半熟ではなく、あえて両面をしっかり焼いたニラ玉です。


《砂肝のねぎ塩レモンペッパー》DELISH KITCHEN「お酒によく合う! 砂肝のねぎ塩レモンペッパー」
薄く切った砂肝に酒、塩を振って揉みこみ、ごま油で炒めます。色が変わったら、みじん切りの長ねぎと合わせ調味料(酒、鶏がらスープの素、塩、黒胡椒、おろしニンニク)を投入。レモン果汁を加えて炒め合わせたら完成です。さっぱりした塩味にニンニクと胡椒の風味。レモンの香りと柚子のサワーが好相性でした。


《手羽先の塩レモンガーリックペッパー》DELISH KITCHEN「手が止まらない! 塩焼き手羽先」
こちらも上と同じく、レモンとニンニク、胡椒の風味が効いたさっぱり塩味です。
ジップロックに手羽先、酒、塩、おろしニンニク、レモン果汁を入れて揉みこみます。皮目を下にしてフライパンに並べ、焼き色がついたら裏返し、蓋をして10分蒸し焼きに。蓋を開け上下を返しながら、皮がパリッとするまで焼きます。皿に盛って乾燥パセリと黒胡椒を振ったらでき上がり。


《はんぺんと豆腐のふわふわ焼き》DELISH KITCHEN「ビールに合う! はんぺんと豆腐のふわふわ焼き」
ポリ袋に水を切った豆腐、はんぺん、塩、顆粒の和風だし、片栗粉を入れ、揉みながらしっかり攪拌。滑らかになってきたら、カニカマとネギの小口切りを加えて更に揉みこみます。丸く成形して両面がきつね色になるまでふんわり焼いたらOKです。


《油そば》リュウジのバズレシピ「無限油そば」
フライパンにラードを熱して、ニンニクのみじん切りと軽く塩・胡椒した鶏もも肉を炒めます。酒、みりん、塩、鶏がらスープの素、ごま油、黒胡椒を投入。ゆでた中華麺とかつお粉を加えて混ぜ合わせ、器に盛って青ねぎを振り、卵黄をトッピングしたらでき上がりです。


《卵あんかけうどん》Nadia「ふわとろ卵のあんかけうどん」
鍋に湯を沸かし、ヒガシマルうどんスープ、おろし生姜、片栗粉を入れてよく混ぜ、煮立ったら溶き卵を回し入れ、カニカマを裂きながら加えてかき玉スープを作ります。これを茹でたてアツアツのうどんにかけたらでき上がり。最後に追加でおろし生姜をトッピングすれば、体の内側からぽかぽかに温まります。


《居酒屋チャーハン》リュウジのバズレシピ「俺が人生で一番おいしいと思った居酒屋の炒飯」
リュウジさんの居酒屋チャーハン、またまたリピしました。
フライパンでラードとニンニクを炒め、きつね色になったらソーセージを加えます。溶き卵とご飯を入れて絡め、鶏がらスープ、醤油、オイスターソースで調味。全体になじんだら、みじん切りのタマネギを加えて更に炒め、最後に黒胡椒、バターを入れて仕上げます。バターと黒胡椒の風味ゆたかな、ビールによく合う居酒屋チャーハンの完成です。


久しぶりに、妻を誘って若松区花野路のカリーノへ。


いつもながら、ショーウィンドウには見た目もあざやかなケーキが並んでいます。


この日は妻のちょっとした記念日。二人でささやかにお祝いしました。


🍀

先週末、妻がスタレビファンの友人と、「スターダスト☆レビュースタレビ たまにはのんびり温泉ツアー」に参加してきました。メンバーの根本要さん、柿沼清史さん、寺田正美さんの3人と食事やトークイベントを楽しむファン交歓会です。


メンバーの皆さんが参加者のテーブルを回って乾杯してくれたそうです。リーダー根本さんの優しそうな笑顔。お人柄が偲ばれます。


小田和正さんの「クリスマスの約束」で根本さんを知って以来、私たち二人ともスタレビのファンになりました。今年も、コンサートを聴きに行くのを楽しみにしています♪
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ハワイ滞在記 2024年10月⑨~番外編

2025年01月19日 | 海外旅行
長くなってしまった昨秋のハワイ滞在記ですが、これが最後になります。今回は番外編ということで、滞在中の食事についてまとめてみました。と言っても、ホテルでの自炊やテイクアウトが主体で、ちゃんとしたレストランにはあまり行っていないのですが…… (^^ゞ

まず最初は、ハワイ島からオアフ島に移動した翌日の朝。イリカイホテル最上階(30階)のシーフードレストラン、ぺスカ・ワイキキビーチです。


新鮮な魚介類に定評のあるレストランですが、大きく開口した窓からの眺めも素晴らしかったです。私たちが紅茶を飲んでいると、担当したウェイターさんが広いフロアを案内しながら、窓から見える景色を楽しませてくれました。


妻はエッグベネディクト、私はサーモントーストを注文。


レストラン特製のぺスカ・ベネディクトには、シーフードレストランだけあって新鮮な魚(この日はマヒマヒ)が使われていました。添えられたサラダもフレッシュで美味しかったです。


大きくカットされたノルウェー産のスモークサーモンがたっぷり。甘酢がかかったフレッシュな野菜との相性もよく、これを頼んで大正解でした。


高層階ならではの素晴らしい眺望に加え、ヒルトン滞在者にとっては歩いて5分という好立地。料理もサービスも素晴らしかったぺスカ・ワイキキビーチですが、昨年12月をもって閉店(移転)となったそうです。次のハワイでも是非また行きたいと思っていただけに残念です。

こちらは、ルースズ・クリスと並ぶ人気のステーキハウス、ウルフギャングです。15時から18時半のハッピーアワーを利用して初訪問。お店に着いた時には既に何組か並んでいましたが、運よく一巡目でカウンター席に案内されました。


私は、ビール(1杯目はビッグウェイブ、2杯目はビキニブロンド)とハンバーガースライダーを注文。ハンバーガーは小ぶりながら結構ボリューミー。カリッと揚げたポテトも高ポイントでした。


妻が頼んだのは、グレービーソースがたっぷりかかったミニロコモコとパイナップルジュース。こちらも見た目以上に食べ応えがありました。


ハッピーアワーと言えば、忘れてはいけないのがヤードハウス。提供するビールの豊富さとお得なププ(おつまみ)が人気で、14時から始まるハッピーアワーはいつも大混雑です。私たちは15時過ぎに受付し、待っている間ビーチウォーク周辺を散策。およそ20分後くらいに呼出ベルが鳴りました。


1杯目はホノルル・ビアワークスのCOCOWEIZEN。カカアコにある人気ブリュワリーの小麦を原料としたビールです。副原料にココナッツを使っているせいか、口あたりが軽くほんのり甘みのあるビールでした。ハーフヤードグラスで注文したかったのですが、パイントグラスだけしか提供されていなかったのが残念 (^^ゞ 奥は妻が頼んだジンジャエールです。


新鮮なアヒ(マグロ)たっぷりのポケナチョス。5月に頼んで大好きになったメニューをリピしました。


マルゲリータもハッピーアワープライス。


こってり濃厚なフライドチーズ。これは食べきれず部屋に持ち帰りしました。


2杯目は、ハワイ島コナブリューイングカンパニーのKONA LAVEMAN RED ALEをハーフヤードグラスで。香ばしくて飲みごたえのあるエールビールでした。


夜になっても人が次々に集まってくるヤードハウス。ハワイに来たら一度は寄りたい店です。


こちらは、創業160年の歴史を持つライオンコーヒー。カリヒ地区の倉庫街にある本社工場に併設された直営カフェです。
ここでは毎週火曜と木曜日の午前と午後、工場見学ツアーを行っています。少人数(6名)の予約制なので、私たちは日本からオンラインで申し込んでおきました。


コーヒーの香り漂う店内。カフェの周囲には各種ライオンコーヒーやグッズなどがずらりと並んでいて、いかにも直営店らしい雰囲気。滞在中のコーヒーやお土産などを探すのにも良さそうです。


カフェに隣接するライオン・ミュージアムで、ライオンコーヒーの歴史やロゴの変遷など興味深い説明を聞いた後は工場見学(工場内は写真撮影禁止でした)。コーヒーが焙煎される様子やパッケージされていく工程を見てまわります。終了後、ライオンコーヒーを試飲(2種類)するのも楽しみのひとつです。
オハイオ州トレドで設立されたライオンコーヒーがハワイに移転したのは1979年。今ではハワイを代表するコーヒーメーカーで、とりわけ豊富なフレーバーコーヒーのラインナップが人気を集めていますが、ハワイでの歴史はまだ50年に満たないというのは意外でした。


工場見学ツアーの後は、地元の人にも人気のシーフードレストラン、ニコスピア38へ。ライオンコーヒーからさほど離れていないので、歩いて向かいました。


広くて天井が高く、開放的な雰囲気の店内。私たちは、埠頭に碇泊する漁船や海が見える窓際の席を選びました。
ニコスピアにはハワイ勤務時代に何度か来たことがあるのですが、その頃は一部の施設ができたばかりで今とは少し印象が違ったような気がします。


肉料理やロコモコなどももちろんあるのですが、やはりここでは魚料理をいただきたいもの。アヒ(マグロ)にふりかけをまぶして焼いた、フリカケ・パンシアード・アヒを注文しました。付け合わせはご飯とグリーンサラダ。分厚いアヒステーキには海苔と胡麻がまぶしてあります。


表面をさっと炙っただけの、刺身やたたきに近い「レア」。ハワイ近海で獲れるフレッシュなマグロはこの焼き加減が一番です。


こちらはアヒ腹身のフライ。脂がのったマグロの腹身をさっと揚げて、スパイシーなサルサソースをトッピングしてあります。このサルサソースが実に美味しくて、けっこう量があるのに楽々完食しました。


レストランには、漁港直送の鮮魚などを販売するフィッシュマーケットが隣接しており、ここのポケはオノ・シーフードやタムラズ・ファインリキュール、マノアのオフ・ザ・フックなどの人気店に負けず劣らず美味しいと評判です。私もこの日、2種類のポケを買って晩酌のお供にしました。

ランチの後はバスでカカアコへ。SALT at Our Kaka’ako周辺を歩いていると、ウォールアートをいくつか見かけました。


20年前は殺風景な倉庫街でしたが、近年はその壁をキャンバスとするウォールアートが人気を集め、アラモアナに隣接する利便性を活かして再開発が進んでいるそうです。


倉庫街だけではなく、アラモアナ大通り沿いにあるOffice Maxの壁にも大きなウォールアートが……。このOffice Maxはハワイ勤務時代、事務用品を調達するためよく行った店なので懐かしかったです。


話を元に戻します (^^ゞ フードコートやテイクアウトなどもちょくちょく利用しました。
こちらはハワイ島、ヒルトン・ワイコロアビレッジ内にあるワイコロアシュリンプ。星空ツアーのガイド、SHOYOさんが勧めてくれたガーリックシュリンプの店です。比較するものがないので写真ではわかりにくいですが、このエビ本当に大きくて食感もプリプリ。かなりスパイスが効いていて美味しかったです。


オアフ島でガーリックシュリンプと言うと、カフクやハレイワが浮かびますが、こちらはワイキキ・ロイヤルハワイアンSC。パイナップルをくり抜いた器が楽しいガーリックシュリンプです。ピンぼけながら奥に写っているおにぎりもなかなかの味。大きなエビフライ2個に卵焼きなどが挟んでありました。


こちらはEARL(アール)のチキンカツバーガー。カイムキの人気店、カフェ・カイラの隣です。UBERで注文すると、"Buy One Get One Free”になりましたヽ(^o^)丿


アラモアナセンター1F、マカイマーケット内のステーキ&シーフードカンパニー。バナナマンの設楽さんは、ハワイに行くと必ずこの店に寄るそうです。設楽さんのお勧めに従って、リブアイステーキのプレートを注文。肉質やわらか、適度にソースが絡んで美味しかったです。


そんなこんなで、瞬く間に過ぎたハワイ旅。いよいよ帰国です。


海に突き出たリーフランウェイ08Rから離陸。すぐにダウンタウンやアラモアナ、ワイキキの街並みが見えてきます。


機体は徐々に高度を下げ、北九州を通り過ぎようとしています。
旅の終わりは一抹の寂しさを感じるものの、「帰る場所があるから旅は楽しい」のですよね。


10月下旬から11月初めにかけてのハワイ旅。腰を落ち着けてゆったりと……とまではいきませんでしたが、マウナケアの夕日や星空、ワイキキのハロウィン、ココクレーター・レイルウェイトレイルなど、楽しい思い出がたくさんできました。
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ハワイ滞在記 2024年10月⑧~夫婦で挑戦!ココクレーター・レイルウェイトレイル

2025年01月12日 | 海外旅行
全国的に真冬並みの寒さが続いた週末。北九州でもうっすらと雪が積もりました。

写真は、妻が作った雪うさぎです🐇

さて、間が空いてしまいましたが、今日は再びハワイ滞在記に戻ります。
写真はオアフ島南東部、ハナウマ湾の少し北東に位置するココクレーター(Koko Crater)。ここには戦時中、山頂の監視所に人員や物資を運ぶために敷かれた線路と枕木が今も残り、「ココクレーター・レイルウェイトレイル」という人気のトレッキングコースとなっています。5月は私ひとりで登ったこのコースに、この日は夫婦二人で挑戦しましたヽ(^o^)丿


朝のうちは時折り小雨が降っていましたが、東の方に晴れ間が覗いていたので予定どおり出発することに……。カハラモールで2番バスから1Lバスに乗り換え、8時半ごろココヘッド・ディストリクトパークに到着。この頃にはすっかり天候も回復しました。
🌈スタート地点に向かって歩いていると、ココクレーター山麓にきれいな虹が出現。私たちのチャレンジを応援してくれているようで嬉しかったですヽ(^o^)丿


ココクレーター・レイルウェイトレイル全景。麓から山頂まで一直線に線路が伸びています。距離わずか1.3㎞(片道)ながら標高差は270m。まさに、心臓破りの急勾配です💦


妻がスタート地点を出発。全部で1048段ある枕木の階段は、初めのうちは緩やかですが次第に傾斜を増していきます。


スタートして5分。再び、西の空に虹が架かりました。


正面にココヘッドとハナウマ湾。眼下に広がるハワイカイの街並みやココマリーナ。西に目をやれば遠くダイヤモンドヘッド。茫々たる太平洋に際だつ水平線。何度でも振り返って写真を撮りたくなる景色です。
次第に息が荒くなってきますが、この頃はまだまだ余裕がありましたヽ(^o^)丿


途中、線路下の地面が崩れ落ちてしまっているところが20mくらい続きます。ここで足を踏み外したら大変。とりわけ、疲れが溜まる下山時は注意が必要です。


枕木の階段を修行僧のようにひたすら登る、単調と言えば単調なコース。でも、振り返れば常に絶景……そんなトレイルって滅多にありません。
線路わきのわずかなスペースで休憩を取りながら、この景色に元気をもらって再び登ります。


傾斜が更にきつくなるトレイル後半。半分後ろ向きになりながら下りてくる人も……。


呼吸はますます荒くなり、心臓はバクバクと音を立てています。ここからがココクレーター・レイルウェイトレイルの正念場。山頂を見上げながら、「あと少し、もうちょっとで頂上!」と自分に声をかけながら、枕木を踏みしめて登ります💦


スタートから50分、ようやく頂上に到達しましたヽ(^o^)丿
しんどかったけれど、頑張れば頑張っただけの達成感が得られるのがこのコースの醍醐味。360度遮るもののない景色がご褒美です。


山頂からは、ハナウマ湾のビーチまではっきり見えました。ココヘッドの尾根を辿るトレイルからの景色もよさそう。あのルートも、機会があったら是非歩いてみたいと思います。


デッキに腰を下ろして地上を見下ろす快感! 山頂を吹き抜ける風が最高に気持ちよかったです。


クレーター内部。サンディビーチなど、オアフ島南東部の海岸線がよく見えました。


休憩したり散策したり、20分ほど山頂で過ごしたら下山開始。スタート地点からゴールが、山頂からスタート地点が見えているのも、このトレイルの特徴です。


下りは楽ちんとは言え、勢いを制御しないと止まれなくなってしまうので要注意。特に、線路下の斜面が崩れた場所は、一歩一歩慎重に足を進めないと危険です。


出発地点近くまで戻ってくると、これまでのキツさも忘れて余裕のポーズ(笑) この気持ち、すごくよくわかります。途中で引き返す人も多いなか、よく頑張ったね~♪


トレイル終了後、20分ほど歩いてココマリーナSCに着きました。


この日のランチはモエナカフェ。ハワイを主体に旅の情報発信をしておられる「まほの暮らしvlog」で知り、レイルウェイトレイル後のランチはこの店で……と決めていたのです (^^ゞ


注文したのは、まほさんご夫妻お気に入りのショートリブ・ロコモコ。ご飯は、担当ウェイトレスさんお勧めのフライドライスに変更しました。


目玉焼きの下に隠れたショートリブは、やわらかくてジューシー。デミグラスソースが絡んで、美味しくて食べ応えがありました。


妻が頼んだのはアサイーボウル。こちらも、アサイーやフルーツ、グラノーラがたっぷりで美味。
ロコモコとアサイーボウルは、二人でシェアしてちょうどいいくらいの量でした。


昨年5月の初レイルウェイトレイル直後は、予想以上にキツかったので二度と登らないつもりでした (^^ゞ ところが、私の体験や「まほの暮らしvlog」に感化された妻が、「私も是非チャレンジしたい」と強く希望。そこで、二人でココクレーター山頂を目指すことにしたのです。私自身の記憶も、時間の経過とともに辛さが薄れ、登り切ったときの達成感が強く印象に残っていました(笑)
そこで、まずはラニカイ・ピルボックストレイルで足慣らし。その後ココクレーターに挑戦という日程を組んだのですが、ラニカイ・ピルボックスは悪天候のため断念。いきなりココクレーター・レイルウェイトレイルに挑むことになったのです。前回と同じように、あるいは前回以上にしんどかったのですが、なんとか二人そろって登頂に成功。いい思い出がひとつ増えました。
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週末は男子ごはん~2025年第1弾です

2025年01月06日 | 男子ごはん
今日から仕事始めという方が多いことと思います。休み明けの通勤はちょっと堪えるかもしれませんね。お疲れ様です。
さて、今年最初の男子ごはんです。溜まった写真をまとめてアップします。

《豚肉とピーマンの春雨いため》Nadia「豚肉とピーマンの春雨いため」
豚肉とニンジン、ピーマン、春雨をごま油で炒め合わせました。鶏がらスープの素、オイスターソース、みりん、酒、砂糖、おろしニンニクと水は、あらかじめ混ぜあわせておきます。最後にごま油を振ってでき上がり。寒い時期のニンジンは甘みが増して美味しいですね。


《牛ホルモンと豆腐のキムチ炒め》kurashiru「牛ホルモンと豆腐のキムチ炒め」
牛ホルモンをごま油で炒め、キムチと豆腐、ピーマン(ししとうの代用)、オイスターソース、鶏がらスープの素、塩・胡椒を加えます。全体に味が馴染んだらでき上がり。ホルモンの旨み、オイスターソースのコクが、すっきりと後味のよい焼酎のロックと好相性でした。


《豆腐とねぎのあんかけ》食事処さくらの「豆腐とネギのあんかけ」
フライパンにだし汁を入れて火にかけ、醤油、みりん、砂糖を加えてひと煮立ちさせます。水を切った絹ごし豆腐と長ねぎを加え、再び煮立ったら蓋をして弱火で5分。カニカマを加え、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。滋味あふれる優しい味の豆腐あんかけ。体がぽかぽかに温まりました。


あるYouTube動画で使われていたヘックスクラッドのフライパンが目に留まりました。焦げつきもなく手入れも簡単で、生涯使える優れものらしいのですが、かなり重くて高価。どうしようか迷っていたところ、妻が昨年のクリスマスにプレゼントしてくれました🎄


印象的な六角形のデザインが裏表に施されています。質感がよく見た目にも綺麗ですが、これは飾りではなく、使いやすさや耐久性を向上させるための意匠なのだそうです。これにあやかって、私の料理の腕も向上するといいのですが……(笑)


《豆腐とねぎの和風オムレツ》Nadia「豆腐とねぎの和風オムレツ」
オムレツづくりにこのフライパンを初使用。レシピでは電子レンジで調理するのですが、届いたばかりのフライパンを試してみたかったのです(笑)
溶き卵に豆腐を加えて泡立て器で細かく崩し、刻みねぎ、ピザ用チーズ、白だし、塩・胡椒を加えて混ぜ合わせるところまではレシピどおり。本来なら、ここからレンジで加熱し、下に敷いたラップを使って折りたたむのですが、今回はフライパンで焼きました。焦げつかないだけではなく、熱伝導がよいのもヘックスクラッドの特徴で、少ない火力でより短時間に調理できるのだそうです。


新しいフライパンでの焼き加減は上々でしたが、例によって折りたたみは失敗。そこはフライパンではなく、私の腕のせいなので仕方ありません💦


《鶏皮とピーマンの塩炒め》DELISH KITCHEN「鶏皮ピーマンの塩炒め」
鶏皮をじっくり焼いてピーマンと炒め合わせ、酒と塩、黒胡椒で味つけしました。ジムのレッスンがお休みのため、晩酌の始まりが早くなりがちだった年末年始。男子ごはんも、いつも以上におつまみモード全開でした (^^ゞ


《豚バラ白菜のねぎ塩鍋》macaroni「豚バラ白菜のねぎ塩鍋」
豚バラと白菜を、白だしとレモンでさっぱり味わうねぎ塩鍋です。冬の鍋ものに、白菜は欠かせませんね。
もやしを敷いた鍋にざく切りの白菜をどさっと置き、その上に豚肉をトッピング。スープ(白だし、鶏がらスープの素、酒、醤油、水)を注ぎ、真ん中にねぎ塩ダレ(みじん切りの長ねぎ、黒胡椒、ごま油を混ぜ合わせたもの)を置いて火にかけます。


蓋をして10分ほど煮込んだらでき上がり。レモンの香り、爽やかな酸味が食欲をそそりました。


《豚汁》リュウジのバズレシピ「至高の豚汁」
近ごろ、「リュウジのバズレシピ」を参考にすることが増えてきました。特に、いくつか作った「至高の〇〇」シリーズはどれも妻にも好評だったので、わが家と味の好みが似ているのかもしれません。
ゴマ油を熱してゴボウを炒め、塩・胡椒した豚バラを加えます。色が変わったら大根、こんにゃく、にんじんを順に投入。全体に油が回り概ね火が通ったら、水、白だし、みそ、みりん、酒を加えてひと煮立ち。約20分ほど煮込みます。おろしニンニクとおろし生姜を入れ、最後に長ねぎを加えたら完成です。


《おでん》リュウジのバズレシピ「至高を越えたおでん」
大晦日は、おでん作りに初挑戦。正月に備えて、おでんに良さそうな具材をたくさん揃えておきました (^^ゞ
かつお節でだしを取り、塩、醤油、みりん、酒、味の素を加えます。最初に煮込む具材は、大根、ゆで卵、こんにゃく、しらたき、牛すじ、手羽先、つくね、ロールキャベツ。寸胴鍋に、これら大量の具材とだしを入れてコトコト煮込みます。味がしみ込んだら、厚揚げ、さつま揚げ、ごぼう巻き、だし巻き卵、カニカマ、はんぺんを追加。火が通ったら第一弾のでき上がりです。


翌日は、別鍋でじっくり煮込んでおいたたこを追加しました。


具材全般にしっかり味がしみ込み、たこもやわらかくて美味しかったです。


《たこのから揚げ》Asahiズバうま!おつまみレシピ「タコの揚げないから揚げ」
残りのたこは半分は刺身に、もう半分は生姜を効かせたから揚げに。1.2kgもあるコストコの大きなたこを1杯まるごと堪能しました。


《豚ニラ混ぜそうめん》揖保乃糸「豚ニラ混ぜそうめん」
揖保乃糸の公式HPで紹介しているアレンジそうめんを二つ作りました。
一皿目は、ゆでて水気を切ったそうめんと、炒めた豚バラ、白ねぎ、ニラを、合わせ調味料(みそ、砂糖、麺つゆ)で和えた混ぜそうめんです。最後に卵黄をトッピングするのを忘れました (^^ゞ


《カレーそうめんチャンプルー》揖保乃糸「カレーそうめんチャンプルー」
もうひとつは、そうめんと鶏もも肉、ニンジン、ししとうをカレー(麺つゆ、水、カレー粉)で炒め合わせたチャンプルーです。


《きつねうどん》リュウジのバズレシピ「至高のきつねうどん」
バズレシピを参考に作ったきつねうどん。きつねうどんのお揚げを自分で作ったのは初めてです。淡い色にするため、醤油は淡口醤油を使いました。


《鶏だしかき玉うどん》Nadia「鶏肉とふわふわ卵のかき玉うどん」
ほっこり優しい味のかき玉うどんです。レシピどおりにやった(つもり)からか、単に運がよかっただけなのか分かりませんが、自分史上一番のふわふわかき玉になりましたヽ(^o^)丿


暮れに帰省した姪からのお土産、HOLLANDISCHE KAKAO-STUBE(ホレンディッシェ・カカオシュトゥーベ)のバウムクーヘン。


さっそくカフェタイムです。甘さ控えめで生地はしっとり。美味しいバウムクーヘンでした。コーヒーは、ハワイ島のドトールコーヒー農園(Mauka Meadows)で購入した"Peaberry"です。


Mauka Meadowsのコーヒーの木。
一般的なコーヒー豆は、ひとつのコーヒーの実の中に向き合って2粒の生豆が入っていますが、稀に1個しか入っていない丸っこい形をした豆があり、これを「ピーベリー」と言います。本来なら2個の豆に分配されるはずだった栄養素が1個に集中することから、通常のコーヒー豆よりも油分や必須ミネラルが格段に多く含まれているため、風味が凝縮され味わいが豊かになるのだそうです。


コナコーヒーは、完熟して赤くなった実だけをハンドピック(手摘み)するため、そもそも生産量が限定的なのですが、中でもピーベリーは、1本の木から5~20%しか収穫できない稀少な豆。Mauka Meadows "Peaberry"は、そんなピーベリーだけを選別して袋詰めしたものなのです。ドトール農園で試飲して美味しかったので買ってきました (^^ゞ
コメント (6)
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