■駅前魔女食堂■

料理を作っては写真を撮る毎日です。「美味しいは正義!」を合言葉に食べ歩きもしています。

魔女風☆ジャージャー麺

2009-02-16 | パスタ/麺類
ジャージャー麺のことを中国人の友達に聞いたことがあります。
ある人は、ジャージャー麺は麺と肉味噌は別盛りだといいます。
ある人は細い麺だといいます。また別の人はやや太めの麺だといいます。
検索してみると、日本のジャージャー麺は細麺を冷たくして肉味噌をかけた状態が多いのです。




スタッフに元中国料理のシェフが居ますので聞いてみました。
彼の故郷(香港から約2時間の中国本土の町)では
『細い麺で茹でたての暖かい麺を丼に盛り、黒い肉味噌はその上にかけます。
麺の暖かさで味噌がゆるくなってスープとなる』のだそうです。


肉味噌はというと、黒いのもあります、茶色いのもあります。
黒い味噌は甜麺醤(テンメンジャン)という小麦粉を醗酵させた味噌で作っています。
茶色いのは赤味噌、八丁味噌、合わせ味噌などなど、大豆味噌を使用したものが多いようです。
盛岡のジャージャー麺の肉味噌は色から判断しておそらく合わせ味噌を使ったもののようですね。
食べたことがないので、次回の盛岡遠征課題にしましょう。


さて、私のイメージするジャージャー麺は
『太い麺で、熱盛り、麺と味噌は別盛り』です。


食べ方はつけ麺とは異なり、麺の丼を正面に置いて肉味噌を麺にかけて食べます。
(写真は便宜上麺が向こう側になってますけど・・・)


ジャーージャー麺を食べたいなと思うときに行く中華料理店があります。
自家製麺のお店です。
席につくとオーダーの前にまずキムチが出てきます。
なぜ中華料理店でキムチが?という質問にオーナーが答えてくれました。
「ボクたちの家族は、北京より北のほうの出身なんだ。
韓国との国境に近い町で、韓国人もたくさん住んでるよ~(^^)
キムチも常備采なんだ。」
ほぉ・・・
その日の朝店で作る麺を茹でてそのまま丼ででてきます。
肉味噌は黒くていろんなものが混在してます。
白菜の芯やアワビの端っこも入ってると思う(笑)
もしかしたらアワビじゃなくて干し海鼠のきれっぱしかもしれません。
真ん中の見栄えのよいところは宴会料理に使い、端っこを全部刻んで投入してるのかもしれません。
なにしろいろいろ入ってて美味しいのです。


私のジャージャー麺の基礎がこのお店ですから、今回の私のレシピはイメージとはちょっと違うジャージャー麺になりました。
スタッフは「黙って一気食い中」と静かに食べてました(笑)
初めて挑戦したジャージャー麺のレシピです。

Cpicon 【レシピ】魔女風☆ジャージャー麺


今回は、海老を使わずに、干し貝柱の出汁にしました。
そして、玉葱を入れてみました。
椎茸は干し椎茸でいいのですが、今回は生椎茸の美味しいのがあったので使いました。
砂糖は少なめです。
使った味噌はCpicon 八丁味噌で甜麺醤(テンメンジャン)
なにしろ初挑戦ですからね(笑)
もう少し砂糖を増やしたほうが美味しいかもしれません。

ジャージャー麺、今度は甜麺醤で挑戦してみます。


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