goo

トマトと万願寺のすき焼き

たまたま近所のスーパーがお盆で仕入れを間違ったのか、和牛が4割引きになっていたので、先日、TV(京都人の密かな愉しみ BSプレミアム)で観た「トマトと万願寺のすき焼き」を作ってみました。
料理を紹介するのは 花脊の料理旅館「美山荘」の大原千鶴さん。

割り下を使う関東風と違って、鉄鍋に広げた牛肉に砂糖と醤油で味付け、火が通りかけた肉の脇にざっくり刻んだ万願寺を肉の脂と残った出汁で炒めたところへ実山椒をパラリ。最後に湯剥きしたトマトを入れ、トマトに軽く火が通ればできあがり。


ウチでは、結び白滝と九条ネギも入れてみました

食べなれた関東風のすき焼きとはちょっぴり趣きが異なりますが、トマトの酸味が牛の脂とマッチして、ビックリするくらい美味しくいただきました

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

「分類困難」な美味しさ @Germer

今日も東京は晴れ
京都では 8時から五山送り火が点されますが予報は小雨。戦後70年のお盆に帰ってきた御霊が安らかに帰れればよいのですが、、、

さて、こちらは先月末に立ち寄った銀閣寺に近い白川通りからチョッと入ったところにある「Germer(ジェルメ)

通りに面した窓には 焼きたてのパンが並んでいます

お店の名前の「Germer」は、フランス語で「芽吹く」という意味で、オーナーの岡本さんは パティシエ、ブーランジェ、料理人と、さまざまな立場から食と接して、自分の料理に合うパンを作りたいとの思いで、今の「パン屋・Germer」を始めたという、チョッと変わった経歴をお持ちの方です。

街歩きの途中にフラッと立ち寄って食べたクロワッサンが美味しかったので、翌日の夜の予約を入れて再訪したのですが、お料理はその時々の仕入れによって変わるそうで、私たちが訪れたときは琵琶湖の稚鮎が入ったそうで、それをフリットでいただきましたが、上賀茂の農家で採れた水茄子のサラダや、「まだあまり熟成が進んでない」という自家製の黒豚のソーセージに ハチノスがトロトロに溶けるまで煮込まれたトリッパの煮込みなど、どれをとっても余所で食べるのとは一風変わっていて、素材の活かし方など「アルケッチャーノ」の奥田さんの料理と共通するところがあります

料理にあわせて供されるパンは、その人が食べきれるか持ち帰りになるのかというあたりまで考えてオーブンで温める時間を調整するというバゲットは絶品
ホント、皮はパリッと香ばしく、割ると小麦の香り立ち上るバゲットは、前日立ち寄った時に「ビックリしますよ」というだけのことはある美味しさ

お品書きには どこの産と書かれていないのですが、料理に合わせるワインもなかなか美味しい「Germer」でした


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )