goo

ふらっと飛び込んで、、、うなぎの白焼き

ふらっと飛び込んだ「高田屋」さんのお通しがこの「枝豆」

2~3粒口に運ぶと塩加減も良いのかもしれませんが、濃い枝豆の風味と甘さが際立つこの枝豆は、箱根西麓の寒暖差のある環境で育つため、豆の風味が強いのが特徴の「はこね枝豆」という品種だそうです

まずは「肝焼き」を頼んでおいて… チョッと時間が掛かりそうなのでつなぎでお願いした「キハダマグロ」


清水や焼津・沼津などの遠洋漁業の港を抱える静岡県は、マグロの水揚げはダントツの1位で全国の15~16%が静岡県で水揚げされています。クロマグロに比べればピンク色であっさりとしている「キハダ」は、割りと淡白なのでツナ缶などの加工用に回されるのが多いそうですが、夏場でも脂の乗りが悪くなる度合いが少ないため夏場は珍重されていて、これで500円はお値打ちかも

「キハダ」でつないでいる間に運ばれてきた「肝焼き」

辛目のタレがこんがりとして美味しい

ここで〆の蒲焼き…と行きたいところですが、他のお店の鰻も食べてみたいので、涙を呑んで断念して、こちらでは「白焼き」に挑戦
しばし待って運ばれてきたお重の蓋を取ると ふっくら焼けた分厚い鰻の白焼き


こちらも静岡特産の山葵に ポッチリお醤油をたらして、美味しくいただきました

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

大井川鐡道の帰り道、、、三島で1泊

大井川鐡道SL旅の帰り道。大井川本線の始発駅・千頭~金谷間は18駅 乗車時間1時間12分。金谷で9分の待ち合わせでJR東海道線各駅停車に乗換えますが、この時間帯は三島までの直通電車はないので、静岡乗換(12分待合せ)で三島まで1時間43分(実乗車時間1時間31分)23駅。3時間近くを掛けた大移動。東北新幹線の「はやぶさ」なら東京~新青森間ですね。
予定よりは大分早く三島の宿にチェックイン。夕食まではチョッと時間があったので、まずは展望露天風呂で旅の疲れを癒し、予約は出来ないと知ってはいましたが、いま考えれば「虫の知らせ?」、念のため三島で一番と云われる「うなぎ桜家」に電話したら、なんと臨時休業
お休みじゃ仕方ないのでネットで調べたら、ホテルからも近いお店で「うなぎの白焼きはわさびで味わうシンプルで贅沢な一品。肝焼きもお酒のつまみに最高…海鮮メニューも充実」って云うお店を発見して、途中にある「菰池公園」を散策…




この公園の周りは真菰(まこも)が多くはえた、のどかな湿地帯だったことから、この名が付いたといわれていますが、(お腹が空いてきたこともあってか)あまりパットしない公園でした。でも、菰池公園から楽寿園そばの白滝公園を流れる桜川は、こんな街中でも川底まで綺麗な水が流れていて、富士の伏流水の豊富さが感じられました



ふらっと飛び込んだ「高田屋」さんはこの次に
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

駿河徳山で蒸機と交換

12:55 途中の駿河徳山で 昨日新金谷から乗ってきたSLと列車交換  
単線の勾配区間を登ってくるC10は黒煙を上げながらホームを通過








後補機のE10もモーター音を響かせていました




タヌキの焼き物が並ぶ神尾駅までくると 列車は間もなく終点の金谷。


この2日間、鉄道だけじゃなくてバスにも乗れる「大井川周遊フリーきっぷ」には大変お世話になりました。

これだけ乗り回せば¥4,400も高くはないかも?
ここで東海道本線に乗り換えて、三島に向かいます。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

往年の近鉄特急で、、、大井川本線各駅停車の旅

接岨峡温泉の「若返りの湯」でリフレッシュして、放し飼いのワンコに見送られて井川線と大井川本線の接続する千頭に到着。駅前のお蕎麦屋さんでノンビリ蕎麦でも手繰ってから金谷に戻ろうと思っていたのですが、「臨時休業」
他に目ぼしいお店も無く、15時近くのSL列車を予定していたので、「どうしようか??」と迷っていたら、ホームに往年の近鉄特急16000系が停まっているじゃないですか  


蒸機列車も魅力ですが、自然換気と天井の扇風機しかないので、暑い時期は往復とも旧型客車に付き合わなくてもいいか?と近鉄特急に路線転換

ホームの立ち食い蕎麦で小腹を満たして、いざ大井川本線各駅停車の旅へ








コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

大井川鐡道の旅(2日目) 奥泉から接岨峡温泉へ

大井川鐡道の旅(2日目)は奥泉の民宿で朝食の後、奥泉駅で9:41の始発まで、ノンビリ読書。


ローカル線の一人旅に文庫本は欠かせませんね

ところで、静岡と言えば「登呂遺跡」が有名ですが、奥泉の駅前に古墳時代の銅像と竪穴式住居を模した公衆トイレがあって、そばに昭和26年(1951年)に藤枝高校(現在の藤枝東高校)郷土研究部が発見し、奥泉遺跡として紹介されたそうです。現在は「下開戸(したのかいと)遺跡」と呼ぶようですが、縄文時代前期~晩期(約6000~2300年前)の遺跡が駅前一体に広がっていたそうです。

文庫を読んでいるとドヤドヤと団体さんが入ってきました。ローカル線の風情とはちょっと異質な感じがしますが、色々な方に利用していただかないと採算も取れないので、経営的には仕方ないですね…


さて、昨日も通過した「アプトいちしろ」でアプト式機関車の連結シーン  昨日も見ているので私は遠くから見物していますが、東北新幹線でも列車の連結・解放のシーンは結構人が集まりますね




団体さんは奥大井湖上駅で下車して、ガランとした列車の運転台の後ろに移動  
やっぱり子どもに帰っちゃいますね






トンネルや鉄橋をいくつか過ぎると「接岨峡温泉」

最初は井川線の終点「井川」まで行くつもりでしたが、天候がいま一つなので、歩いて15分ほどの場所に日帰り温泉があると聞いて、接岨峡温泉で下車。

渓谷に架かった橋を渡ると「接岨峡温泉会館」へ。


泉質はナトリウム炭酸水素塩冷鉱泉で、皮膚の分泌を促進し老廃物を取り除いてくれることから、「若返りの湯」と呼ばれています。 券売機で入浴料500円也のチケットを買って、広々とした湯船で手足を伸ばします

 昨夜の民宿のお風呂は手足を伸ばすにはちょっと狭かったので…

小一時間ほどお湯に浸かって、「さて どうやって帰ろうかな?」と時刻表を眺めていたら 会館のご主人が「千頭まで出るなら、バスが早いよ」と教えてくれたので、急ぐ旅でもないのですが、バスに乗れば「奥大井湖上駅」の全景も見られると思って、温泉会館から再び橋を渡ってバス停へ、、、 
その道すがら 後ろにヒタヒタと足音がついてくるので振り返ると、都内では見ることのない放し飼いのワンコ! この1頭だけかな?と思っていたら、バス停近くにさらに2~3頭の放し飼いの犬! 私は犬好きだから一向に構いませんが、犬が苦手な人がいたらパニックかも? 条例で放し飼いが認められてる地域なのかなぁ?




 
最後の写真は、バスの車窓から見下ろした「奥大井湖上駅」


駅からこのバス停までのハイキングコースもあるようですが、上りは結構きついかな
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )

大井川鐡道 1泊目は民宿奥大井

奥大井湖上駅で「駅鉄」さんと楽しい雨宿りのあと、「〽上りのディーゼル~」で標高490mの奥大井湖上駅から368mの奥泉駅まで急勾配を下って、鄙びた民宿=奥大井に投宿


さっそく一風呂、、、と風呂場にいったら、TVでよく見る熱湯風呂みたいな沸かし過ぎ
慌てて水を足してようやく湯船に浸かり、まずは汗を流してから冷たいものでも…と思っても、自販機も無い
で女将さんに尋ねたら「すぐ下に 酒屋さんがあっから~…」と、浴衣にサンダル履きで酒屋さん、、、 まぁ原価で冷たいビールが飲めるのですから、そこは考えようかな?

薄い座布団を枕にしばし大相撲中継を眺めていたら、そろそろ夕ご飯
お料理はほぼ想定内でしたが、山野草の天ぷらは温かくて、あまごの甘露煮も頭から食べられて結構美味しい








甘めの味噌だれでいただくイノシシの陶板焼き?も

桜エビご飯も美味しかったぁ




だのに、トイレが今どき洗浄機能付きでないのがチョッピリ残念でした

「じゃらん」の「アメニティ・施設・サービス」で、「温水洗浄トイレ ○」となってるのは、まさか水洗便所のことと勘違いじゃないですよね???
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

大井川鐡道 井川線 「奥大井湖上駅」に到着

長島ダムでアプト式の補機を切り離した後は、再びディーゼル機関車の推進運転でゆるゆると奥大井の勾配を登って、10分ほどで「奥大井湖上駅」に到着。 





乗ってきた列車は、次の「接岨峡温泉」に向けて発車。

最近は動力車の運転士さんにも女性が活躍していますね



さて、「奥大井湖上駅」は名前のとおり、駅の両側はダム湖で 湖底からの高さは70m。晴天ならば深いブルーに見えるはずですが、あいにくの小雨交じりの天候で乳白色に濁って見えるのが残念




鉄道ファンも「乗り鉄」や「撮り鉄」に、先日の「タモリ倶楽部」ではフォントが趣味と言う「もじ鉄」等 最近は色々なジャンルがあるようですが、ホームのベンチで雨宿りをしていたら、「駅名に魅かれて来た」という「駅マニア」さんと遭遇。京都の伏見から来たそうで、『嵐電、ご存知ですか~?いいですよね!』と意気投合 そんな話しをしながら、上り列車を待って この日の宿の「奥泉」まで戻ります
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

大井川鐡道井川線 アプトいちしろで、、、

14:15、アプトいちしろ駅に着いた列車は、長島ダム駅までの90‰(パーミル 90/1000)という、国内の鉄道としては最もきつい勾配を登るため、線路の真ん中に敷設された「ラックレール」という歯形レールに機関車側の歯車を噛み合わせる特別な機関車(ED90)を最後尾に連結する作業が見られます 








機関車のボディには歯車の意匠とSYSTEM ABTの文字


「ラックレール」のアップはこんな感じです


最後尾に機関車を連結した後、先頭の制御車からブレーキ系統などの点検作業を行った後、14:19にお隣りの長島ダムを目指し、峡谷にモーター音を響かせて90‰の急勾配を登っていきます









車窓右手に長島ダムが見えてきました。

最後のトンネルを抜けると、アプト区間の終点「長島ダム駅」

ED90とはここでお別れします

コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

大井川鐡道 井川線  千頭~アプトいちしろまで

蒸機列車の終点・千頭駅でここまで乗ってきた大井川本線から、「南アルプスあぷとライン」の愛称をもつ「井川線」に乗換え、さらに奥を目指します









元は大井川水系のダム建設のために、当初軌間762mmのナローゲージで敷設された「井川線」。 後に貨車を直通させるために他の在来線と同じ1,067mmに改軌しましたが、トンネルなどの車両限界はそのままのため、機関車も妙に細長い形になっていて、客車も遊園地の電車みたいな「3列シート」








スイス等に例はありますが、平地を走る鉄道のように先頭の機関車で牽引すると、急勾配の山岳鉄道では連結器に負荷がかかり過ぎるのと、万一の際に制動を行うため機関車は最後尾に連結され、先頭の客車に備えられた「運転台」で制御しながら、R50(曲率半径‎:50 m)という急カーブを登って行きます






途中の奥泉駅を出て、車窓右手に見えてくるアーチ橋は高さ70mの泉大橋


トンネルをくぐると、日本で唯一のアプト式機関車が待機する「アプトいちしろ」駅です。



左の側線で待機するED90。この後 最後尾に連結されます



「南アルプスあぷとライン」のパンフレット



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

70年物の電気機関車 E10

今回行った大井川鐡道、観光用にSLを走らせてる程度のことは知っていましたが、実は結構古い歴史のある地方鉄道なんですね! 会社の創立は大正年間の1925年で、6年かけて今の大井川本線にあたる金谷~千頭間が全通。それまでのイカダと船、峠越えの馬、徒歩以外に交通手段のなかったこの地域の生活を一変させたそうです!
時代は下って1949年(昭和24年)には本線電化!東海道本線の完全電化(1956年)に先立つこと7年!
その時に製造された車齢70年になる電気機関車が、いまだに現役で働いてるってのもすごいですね~

私の乗った列車が千頭に着いたとき、隣のホームで待機していたE10型1号機がその中の1台


歴史を感じる運転台や、車内の抵抗器など間近に見られるなんて、まるで鉄道博物館




コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ 次ページ »