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大井川鐡道 1泊目は民宿奥大井

奥大井湖上駅で「駅鉄」さんと楽しい雨宿りのあと、「〽上りのディーゼル~」で標高490mの奥大井湖上駅から368mの奥泉駅まで急勾配を下って、鄙びた民宿=奥大井に投宿


さっそく一風呂、、、と風呂場にいったら、TVでよく見る熱湯風呂みたいな沸かし過ぎ
慌てて水を足してようやく湯船に浸かり、まずは汗を流してから冷たいものでも…と思っても、自販機も無い
で女将さんに尋ねたら「すぐ下に 酒屋さんがあっから~…」と、浴衣にサンダル履きで酒屋さん、、、 まぁ原価で冷たいビールが飲めるのですから、そこは考えようかな?

薄い座布団を枕にしばし大相撲中継を眺めていたら、そろそろ夕ご飯
お料理はほぼ想定内でしたが、山野草の天ぷらは温かくて、あまごの甘露煮も頭から食べられて結構美味しい








甘めの味噌だれでいただくイノシシの陶板焼き?も

桜エビご飯も美味しかったぁ




だのに、トイレが今どき洗浄機能付きでないのがチョッピリ残念でした

「じゃらん」の「アメニティ・施設・サービス」で、「温水洗浄トイレ ○」となってるのは、まさか水洗便所のことと勘違いじゃないですよね???
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大井川鐡道 井川線 「奥大井湖上駅」に到着

長島ダムでアプト式の補機を切り離した後は、再びディーゼル機関車の推進運転でゆるゆると奥大井の勾配を登って、10分ほどで「奥大井湖上駅」に到着。 





乗ってきた列車は、次の「接岨峡温泉」に向けて発車。

最近は動力車の運転士さんにも女性が活躍していますね



さて、「奥大井湖上駅」は名前のとおり、駅の両側はダム湖で 湖底からの高さは70m。晴天ならば深いブルーに見えるはずですが、あいにくの小雨交じりの天候で乳白色に濁って見えるのが残念




鉄道ファンも「乗り鉄」や「撮り鉄」に、先日の「タモリ倶楽部」ではフォントが趣味と言う「もじ鉄」等 最近は色々なジャンルがあるようですが、ホームのベンチで雨宿りをしていたら、「駅名に魅かれて来た」という「駅マニア」さんと遭遇。京都の伏見から来たそうで、『嵐電、ご存知ですか~?いいですよね!』と意気投合 そんな話しをしながら、上り列車を待って この日の宿の「奥泉」まで戻ります
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大井川鐡道井川線 アプトいちしろで、、、

14:15、アプトいちしろ駅に着いた列車は、長島ダム駅までの90‰(パーミル 90/1000)という、国内の鉄道としては最もきつい勾配を登るため、線路の真ん中に敷設された「ラックレール」という歯形レールに機関車側の歯車を噛み合わせる特別な機関車(ED90)を最後尾に連結する作業が見られます 








機関車のボディには歯車の意匠とSYSTEM ABTの文字


「ラックレール」のアップはこんな感じです


最後尾に機関車を連結した後、先頭の制御車からブレーキ系統などの点検作業を行った後、14:19にお隣りの長島ダムを目指し、峡谷にモーター音を響かせて90‰の急勾配を登っていきます









車窓右手に長島ダムが見えてきました。

最後のトンネルを抜けると、アプト区間の終点「長島ダム駅」

ED90とはここでお別れします

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大井川鐡道 井川線  千頭~アプトいちしろまで

蒸機列車の終点・千頭駅でここまで乗ってきた大井川本線から、「南アルプスあぷとライン」の愛称をもつ「井川線」に乗換え、さらに奥を目指します









元は大井川水系のダム建設のために、当初軌間762mmのナローゲージで敷設された「井川線」。 後に貨車を直通させるために他の在来線と同じ1,067mmに改軌しましたが、トンネルなどの車両限界はそのままのため、機関車も妙に細長い形になっていて、客車も遊園地の電車みたいな「3列シート」








スイス等に例はありますが、平地を走る鉄道のように先頭の機関車で牽引すると、急勾配の山岳鉄道では連結器に負荷がかかり過ぎるのと、万一の際に制動を行うため機関車は最後尾に連結され、先頭の客車に備えられた「運転台」で制御しながら、R50(曲率半径‎:50 m)という急カーブを登って行きます






途中の奥泉駅を出て、車窓右手に見えてくるアーチ橋は高さ70mの泉大橋


トンネルをくぐると、日本で唯一のアプト式機関車が待機する「アプトいちしろ」駅です。



左の側線で待機するED90。この後 最後尾に連結されます



「南アルプスあぷとライン」のパンフレット



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70年物の電気機関車 E10

今回行った大井川鐡道、観光用にSLを走らせてる程度のことは知っていましたが、実は結構古い歴史のある地方鉄道なんですね! 会社の創立は大正年間の1925年で、6年かけて今の大井川本線にあたる金谷~千頭間が全通。それまでのイカダと船、峠越えの馬、徒歩以外に交通手段のなかったこの地域の生活を一変させたそうです!
時代は下って1949年(昭和24年)には本線電化!東海道本線の完全電化(1956年)に先立つこと7年!
その時に製造された車齢70年になる電気機関車が、いまだに現役で働いてるってのもすごいですね~

私の乗った列車が千頭に着いたとき、隣のホームで待機していたE10型1号機がその中の1台


歴史を感じる運転台や、車内の抵抗器など間近に見られるなんて、まるで鉄道博物館




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大井川鐡道 101列車

新金谷駅を11:52に発車した蒸機列車は千頭までの37.2kmを1時間17分かけてゆっくりと進みます。
30分ほど走った途中の家山駅(柱や梁まで純木造の風情のある上屋)で運転停車。この先は徐々に勾配もきつくなっていくので、機関士さんたちも一休みです





家山駅からはカーブも徐々にきつくなり、大井川を左右に見ながら鉄橋を渡ったり、吊り橋をくぐったり





ダム湖を眺めたりしながら終着駅の千頭に到着。

途中の「塩郷の吊り橋」(塩郷駅徒歩2分)は、大井川に架かる一番長い吊り橋で、長さは220m


ここから先はトロッコのような「井川線」に乗換えてさらに奥を目指します

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汽車の旅のお供は、、、

11:52新金谷発車の列車に乗り込んで、まずは先頭の蒸機をパチリ



先頭の蒸機のキャブ 窓を開け放っても50℃を超えます

私が乗ったのは蒸機のすぐ後のスハフ42形2186

2000番台は後に電気暖房に改造された車両の番号です。
旧国鉄のスハ43系と総称されるグループで、興味のあるかたは「こちら(Wikipedia)も参照


照明は蛍光灯になっていますが、他は昔ながらの網棚、扇風機、通路側頭もたせに、窓側座席テーブル下には「灰皿」も
 

写真では分かり難いのですが、テーブル中央には「栓抜き」もありましたね  


それと、尾籠な話しですが汽車の旅に欠かせない「トイレ」。段差のついたいわゆる『汽車便』
 
今のようなタンク式水洗便所ではない「生放流」ですので、停車中は使用厳禁
昔、東北本線で帰って来るとき、荒川の鉄橋を渡る頃には「トイレの使用はご遠慮ください…」なんて放送もありました

ちょうどお昼を挟んでの運転ですから、車窓の景色を眺めながらのもう一つのお楽しみは お弁当

本当は東海軒の「元祖 鯛めし」(鯛めし+沢庵2切れ?)にしたかったのですが、静岡駅の売店で見当たらなくって、鯛の切り身+野菜の煮しめも付いた「豪華」な「特製 鯛めし」に、、、


C10がプリントされたワンカップ




車窓に広がる茶畑を眺めながら、どちらも美味しくいただきました
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新金谷で、蒸機と再会 (^^♪

金谷から4分ほど南海21000系に揺られて新金谷。ここが蒸機列車の始発駅です。

ホームの反対側にはすでにC10が入線中




大井川鐡道で一番古い1930年製。C10形で唯一現存する機関車です。(大井川鐡道 C10 8
要領が良い私は、人だかりができる前に素早く撮影しちゃいましたが、あっという間にワラワラと人垣が、、、


私を乗せて来た元南海の電車は引込線に…


運用上の都合でしょうか? C10も一旦引込線に…


12時近くの発車まで時間があるので、駅周辺をブラリ
転車台には今は休車中のC12


待機線に停まる展望車は旧国鉄車両風に改造した元は西武の電車だった「スイテ」
「ス」は車両の重さの区分、「イ」は一等車(昔はイロハで、今のグリーン車は「ロ」、普通車は「ハ」と表示してましたから、今風に直すと『特1等車』に当たりますね)、「テ」は展望車のこと

飲み物を買おうと売店をのぞくと、「うなぎコーラ」
ごめんなさい、買う勇気はありませんでした


一旦引込線にいた蒸機が戻ってきました! 座席指定ですが、そろそろホームに戻ります





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大井川鐡道に行ってきました

蒸機列車に乗りたくなって、毎日SLが運行されている大井川鐡道に行ってきました。
現役時代の熱海や箱根の会議のときは、小田原まで小田急を使うことが多かったので、「ひかり」に乗るのはホント久しぶり。「のぞみ」と違って運転間隔が空くので、暇を持て余してホームでパチリ





途中の車窓からの富士山は雲間からちょっとだけ… 

静岡から、安倍川、用宗、焼津…と大昔乗り慣れた東海道本線を各駅に停まって金谷で大井川鐡道に乗換え。


短い単線のホームで待っているのは、「ズームカー」で知られる1958年製の南海21000系



 「鉄」の血が騒ぎます


現役時代は旧国鉄の「こだま」と同じ110キロという国内最速を誇った「ズームカー」ですが、ここから1駅隣、SL列車の起点の「新金谷」までは大井川に沿った緩いカーブをゆったりと走ります。





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