平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

セクハラ野次議員・鈴木章浩のインチキぶりはこんな所にも~言行不一致、報告書コピペ

2014年06月23日 | 事件・出来事
 セクハラ野次を行っていたのは、自民党の鈴木章浩都議だった。

 この人、先週は「私じゃないですよ」と言っていたのにねえ。

 

 今回の野次は「議員辞職に値する」とも言っていた。
 ところが本日の記者会見では、「しっかり反省し、原点に立ち返って頑張りたい」
 言行不一致。
 まあ、政治家の言葉なんか信用していないから、驚きはしないけど。

 ところで、この鈴木章浩氏は「日本人の誇りを!」とか「日本人の義の復活だ!」とか、偉そうにのたまわっていた<憂国の士>だった。(安倍首相も名を連ねている『日本会議』のメンバー)
 こんな潔くない、卑怯な男が<憂国の士>とは聞いて呆れる。
 自分に非があったら真っ先に認めるのが「日本人の誇り」「日本人の義」だと思うんだけどね。
 本当は「自分は間違っていない」と思っているんでしょう?

 鈴木章浩のインチキぶりはこんな所にも。
・大田区議会議員時代、2005年に公費で欧州を視察した時の海外視察報告書で、早大教授の講演を丸写し。
・2006年に公費でアメリカを視察した時の海外視察報告書で、ウィキペディアを丸写し。
 とんでもない税金の無駄遣いの<コピペ野郎>だった。
 大田区民はどうしてこんなやつを当選させたんだろう?

 本日の謝罪記者会見では、「(塩村都議に)早く結婚してもらいたい気持ちで言った」と釈明。
 意味がよくわからない。
 塩村都議にしてみれば余計なお世話だろう。
 あんたは塩村議員のお父さんか?

 鈴木氏は会見で「少子化問題で、女性に早く結婚してもらいたい」という主旨の発言もしたが、これまた大きなお世話だ。
 世の中には、自らの意志で独身を選ぶ女性もいる。仕事に生きたい女性もいる。
 多様な価値観。
 多様な生き方。
 ところが、どうも「日本」「日本」と口にする人たちは、人はかくあらねばならないと決めつける輩が多い。

 というわけで、言行不一致の鈴木章浩さん。
 あなたに本当に謝罪の気持ちがあるなら、
「産めないのか?」
「ほらほら、動揺しちまっただろ!」
「お前、不倫してるんだってな!」
 といった、いじめのような品のないヤジを飛ばして、みんなで笑った他の議員も明らかにして下さい。
 それが「日本人の義」でしょう?

 でも、どうせこれでうやむやにするんでしょうね。

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軍師官兵衛 第25回「栄華の極み」~織田の天下? なるかの? 信長は危うい

2014年06月23日 | 大河ドラマ・時代劇
 前半は、三人の人物の信長評。

・光秀(春風亭小朝)は荒木村重の気持ちを代弁して、
「怖ろしかったのじゃ、上様が。同時にお慕いする気持ちもあった。だが、ついには怖れる気持ちの方が勝っていた」
・公家の吉田兼和(堀内正美)は、
「新しき世にわれらの居場所はあるのかの? 古き者が心安らかに生きていける世はあるのかの?」
・梟雄・宇喜多直家(陣内孝則)は、
「織田の天下? なるかの? 信長は危うい」

 古きこと(=既得権)を壊して新しい世をつくろうとする信長(江口洋介)には当然、吉田兼和のような抵抗勢力がいる。
 力と恐怖で人を支配しようとする信長には当然、村重や光秀のようにその圧迫から逃れようとする者がいる。
 歴史とは、新しいものと古いもの、改革勢力と抵抗勢力のせめぎ合いだ。
 自分をおびやかす抑圧者への反抗でもある。
 こうして歴史は動いていく。

 これを現代で言えば、
 <脱原発>と<原子力で飯を食べている原子力ムラ>の対立。
 <憲法9条の平和国家勢力>と<集団的自衛権で戦争の出来る国勢力>の対立かな?
 微力ながら、僕は歴史に参加したいと思っている。

 信長については権力者の孤独も描かれた。
「世界は驚きに満ちている」と世界を見てまわることに目を輝かす信長。
 信長にとっては、日本など狭すぎる。
 一方、「人間、五十年~」なので、自分に残された時間は少ない。
 だから邪魔をする抵抗勢力は蹴散らしていく。
 帝の権威などもどうでもいい。
 しかし、突っ走る信長の速さについていける者は少ない。
 ついていけるのは、秀吉(竹中直人)と官兵衛(岡田准一)くらいだ。
 だから信長は言う。
「わしの真の心中をわかっているのはその方らだけじゃ」
「光秀、そちは何もわかっておらぬ」
 突っ走る権力者は誰にも理解されず、孤独なんですね。
 信長は凡人と見ている世界が違う。

 最後は黒田家。
 黒田長政(松坂桃李)誕生!

 そして、官兵衛、渾身のボケ!
 光(中谷美紀)に「やや(子供)が出来ました」と言われて、
「善助の所か?」
「父上か? いい歳をして」←父上、まだ、そんな元気があったのか!

 こういうことに関しては、軍師・官兵衛の洞察力もイマイチのようです。

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