いつも不満ばかり書いている最近の『相棒』だが、今回のは悪くない。
まずトリックがある。
監視カメラがある中、いかにして蜂矢克巳(稲健二)の所持品をゴミ袋に入れたのか。
蓋を開けてみれば、「何~だ」という単純なトリックだったが、しっかりミステリーになっている。
蜂矢克巳を誰が殺したか? という謎も「そう来たか」という内容。
容疑者の米穀販売会社タキガワの社長はイタリアに行っていて、絶対的なアリバイがあり、犯行をおこなうことは不可能。
通常のミステリーなら探偵はアリバイ崩しに頭をひねる所だが、実は別の真相があった。
犯人の動機もしっかりしていた。
前科者の烙印を押された者の社会からの疎外。
娑婆に期待するほどバカをみる。
警察も信じられない。
権力を持つ者は犯罪を揉み消すことができる。
そんな中でのやむにやまれぬ、正義の執行。
犯人の叫び自体が社会派のドラマになっている。
…………
冠城(反町隆史)の恋愛話は要らなかったかなぁ。
こういうのは陣川さんに任せた方がいいと思う。
ただ、女性に対する身の処し方は、冠城らしい。
女性の過去の過ちを責めず、女性がなおも別れた男を信じている発言をすると、それすらも受け入れる。
自分がフラれたとわかると、クールに転身。
カッコいいよ、冠城。
でもなぁ、ドラマとしては消化不良。
コーヒー好きなど、キャラクターをいろいろ作ろうとしているのはわかるんだけど、無理矢理入れ込まなくてもいいと思う。
まずトリックがある。
監視カメラがある中、いかにして蜂矢克巳(稲健二)の所持品をゴミ袋に入れたのか。
蓋を開けてみれば、「何~だ」という単純なトリックだったが、しっかりミステリーになっている。
蜂矢克巳を誰が殺したか? という謎も「そう来たか」という内容。
容疑者の米穀販売会社タキガワの社長はイタリアに行っていて、絶対的なアリバイがあり、犯行をおこなうことは不可能。
通常のミステリーなら探偵はアリバイ崩しに頭をひねる所だが、実は別の真相があった。
犯人の動機もしっかりしていた。
前科者の烙印を押された者の社会からの疎外。
娑婆に期待するほどバカをみる。
警察も信じられない。
権力を持つ者は犯罪を揉み消すことができる。
そんな中でのやむにやまれぬ、正義の執行。
犯人の叫び自体が社会派のドラマになっている。
…………
冠城(反町隆史)の恋愛話は要らなかったかなぁ。
こういうのは陣川さんに任せた方がいいと思う。
ただ、女性に対する身の処し方は、冠城らしい。
女性の過去の過ちを責めず、女性がなおも別れた男を信じている発言をすると、それすらも受け入れる。
自分がフラれたとわかると、クールに転身。
カッコいいよ、冠城。
でもなぁ、ドラマとしては消化不良。
コーヒー好きなど、キャラクターをいろいろ作ろうとしているのはわかるんだけど、無理矢理入れ込まなくてもいいと思う。