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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

立派! 前川氏講演問題で、名古屋市教育委員会が文科省に質問状。おかしいと思うことに声をあげるのが大人の役割

2018年04月03日 | 事件・出来事
 問題続出の安倍内閣。

 文科省が前川喜平・前事務次官が名古屋市立中学校でおこなった講演を調査していた問題で、名古屋市教育委員会は調査の趣旨を問う質問状を複数回にわたって文科省に送った。
 質問状の内容は<問い合わせの意図><講演についての文科省の考え方>。
 だが、何度も問い合わせしたにも関わらず、いまだにその返事はないらしい。

 情けないね、文科省。
 自分が正しいことをしたと思うのなら、堂々と思うところを述べればいいのに。
 何か後ろめたいことがあるのか?
 おそらく返答をすれば、問題が再燃するので、それを怖れているのだろう。

 質問状を出したことについて、名古屋の河村市長はこうコメント。
「それでええということになると日本中で(調査が)頻発する。オールジャパンのために、きちっと考えを聞かないかん」

 立派な考え方だと思う。
 大切なのは、
 こんなふうに大人が「これ、おかしいんじゃないの?」と思うことに声をあげ、問いただすこと。

 そうしないと、河村市長が言うように、
 日本中におかしなことがまかり通ることになる。
 ………………

 こんなこともあった。

 東京労働局の勝田智明局長が3月30日の定例記者会見で、野村不動産の過重労働について質問した記者に対して、
「何なら皆さんの会社に是正勧告してもいいんだけど」
 と脅しとも取れる発言。

 劣化の極みだよなあ。
 過重労働をただすべき東京労働局が問題解決に取り組むのではなく、恫喝。
 行政はここまで傲慢になったのか?
 まさに権力の濫用。
 勝田局長は、
「色々なところに是正勧告が行われていることを、わかりやすく言おうと思って舌が滑った」
 と言い訳しているようだけど、本音はどうか?
 権力は抑制的に使え。

 でもな~。
 行政トップの安倍晋三自体が腐ってるからな~。
 こんなふうに行政が傲慢になり、腐りまくるのは当たり前。

 この件について、野党6党は「前代未聞の暴言だ」「報道に対する圧力になりかねない」と厳しく批判。

 この批判も正しい。
 そうしないと、〝是正勧告による脅し〟がまかり通ることになる。



 というわけで、本日の結論。

〝腐ったミカン〟は、どんどん問題にして、ただしていこう。
 それが現在を生きる大人の役割。
 大人の役割は〝まっとうな社会〟を次世代に譲り渡すこと。

 安倍政権が続けば、社会はもっと腐りまくる。


※参照記事
 前川氏講演、名古屋市教委が文科省に質問状送付(朝日新聞)

 労働局長発言は「報道への圧力」 野党、ヒアリングで追及(共同通信)

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