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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

銀河英雄伝説 第1話「永遠の夜の中で」~不敗の魔術師ヤンの名セリフ 「心配するな。私の命令に従えば助かる。負けはしない」

2018年04月08日 | コミック・アニメ・特撮
 そう言えば、『銀河英雄伝説』のアニメ新作がオンエアされてますね。
 原作を熟読したなあ。
 旧作のアニメも全話見た。
 ファンの間では、帝国派、同盟派で分かれるんだけど、僕は断然同盟派!
 ヤン・ウェンリー推し!

 この作品、人物設定の言葉のチョイスがすごい。
 帝国元帥ラインハルトが<常勝>。
 では、ライバルの同盟軍提督ヤン・ウェンリーは何かというと<不敗>。
 この言葉のチョイスができた時点で、この作品は画期的なものになった。
 さすが田中芳樹先生。
 ………………

 さて新作アニメの第1話「永遠の夜の中で」。

 何とヤンが最後の最後で出てくる。
 しかも、やっと登場したと思ったら背中だけ。
 なるほどね、こういう登場のさせ方もあるのか。

 その前には、全艦隊に向かってのアナウンスせりふ(=つまり声だけ)があるんですけどね。
 帝国軍ラインハルトの各個撃破作戦で壊滅的な打撃を受けた同盟軍。
 その際にヤンは全兵士に告げる。

「私はパレッタ総司令官の次席幕僚のヤン・ウェンリー准将だ。
 旗艦パトロクロスが被弾し、パレッタ総司令官は重傷を負われた。
 総司令官の命により私が全艦隊の指揮を引き継ぐ。
 心配するな。私の命令に従えば助かる。
 生還したい者は落ち着いて私の指示に従ってほしい。
 わが艦隊は現在負けているが、要は最後に勝てばいいのだ。
 負けはしない」

 カ、カ、カッケー!
 まさに<不敗>ヤン・ウェンリーならではのせりふ。
 兵士の命を大事にして、出来る限り被害を少なくしようとする姿勢にも共感できる。

 見事な司令官だよね、ヤンは!

 一方、同じ同盟軍・第6艦隊の司令官ムーア中将は、ヤンの友人であるラップ少佐の忠告を聞かず艦隊を壊滅させ、帝国が降伏勧告すると、こう語る。

「降伏だと? 俺は無能であっても卑怯者にはならん」

 ったく、この人は兵士の命をどう考えているんだろうね?
 そんなに死にたいのなら自分ひとりで死んでくれと言いたい。


※銀河英雄伝説のPVはこちら。
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第1弾PV(YouTube)


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