goo blog サービス終了のお知らせ 

平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

正義のセ~99.9%の有罪を確定するために奮闘する検事の物語! ドラマくらいは正義が実現してほしいな

2018年04月12日 | 推理・サスペンスドラマ
 なかなかタイムリーな物語ですね。
 つーか、わざと狙ってるでしょう(笑)

 第1話の事件の内容は、
・暴行傷害事件 →貴乃岩暴行事件
・パワハラ →伊調馨パワハラ事件
・口裏合せ →安倍晋三をめぐる一連の事件

 前クールのドラマ『99.9』も意識している(笑)
 支部長の梅宮護(寺脇康文)のせりふにもあったとおり、
『99.9』が弁護士の物語で、0.1%の無罪の可能性を追求したのに対し、
 今作は検事の物語で、99.9%の有罪を確定する物語である。
 ……………

 主人公の新人検事・竹村凜々子(吉高由里子)はオーソドックスなキャラクター。
 正義感が強く、共感力があって喜怒哀楽がすぐに出る。
 検事として未熟だが、あきらめず地道に、苦労を厭わず、事件に取り組む。

 ヒロインとしてありきたりですが、僕は嫌いではないです。

 一方、その分、脇役が魅力的。

 未熟な凛々子に小姑のように釘を刺し、指導する事務官の相原勉(安田顕)=有能な相棒。
 クールで凛々子に批判的だが、きっちり仕事をして凛々子を助ける大塚仁志(三浦翔平)。
 人情派で、凛々子の強い思いに共感しつつも、検事としての心得も教える徳永太一(塚地武雅)。
 距離を置いて一線を引きつつも温かく凛々子を見つめる上司の梅宮。

 この脇役の配置もパターンと言えばパターンなんですが、僕は嫌いではないです。


〝正義〟という言葉が虚しくなってしまった現代社会。
 強い者は権力を使って罪を免れ、美味しい思いをしている。
 せめてドラマくらいは、正義が実現してほしいものだ。

 事件の解決に関しては、ワンアイディア。
 タクシーのドライブレコーダーでした!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする