平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

芸人・江頭2:50~その過激な伝説の数々!

2012年08月13日 | 監督・俳優・歌手・芸人
 敬愛する江頭2:50さんの伝説。
★トルコでハダカになり、尻にでんでん太鼓を刺して踊り、逮捕された! 日本国内からは「国の恥」と叩かれる。
★借金取りから逃げるためにアパートの下に抜け穴を掘った!
★北朝鮮に行き、よど号ハイジャック事件の犯人と面会。トルコで逮捕されたことを語ると、よど号の犯人は「君も革命家だったか」と言って心を開いてくれた。
★『笑っていいとも!』で大御所脚本家・橋田壽賀子さんにキスをして出入り禁止になった。
★北朝鮮に行き、酔っ払って、たまたまイラクにいた大川興業・大川総裁に「自分は金正日だ」と言って電話。
 大川総裁は、その時、ホテルのラウンジにいたが、その時、呼び出しをしたホテルフロントとのやりとり。
 「大川様、平壌よりお電話です」「誰からだ?」「金正日様です」(笑)
★白ずくめの宗教集団パナ・ウェーブのことを知りたくて単身乗り込んだ江頭さん。
 パナ・ウェーブの代表が「お笑いは嫌いだから会うのはイヤだ」と拒絶すると、江頭さんは例のスパッツ姿になって踊り始め、「俺の踊りを見ろ!」と叫んだ。

 以上はDVD『江頭2:50のピーピーするぞ』で語られたエピソード。
 いずれも実話なのがすごい。
 他の芸人さんもバラエティで面白エピソードを語るが、スケールの大きさでは江頭さんに及ばない。

 スギちゃんもオリエンタルラジオも自分の<ワイルド>や<武勇伝>を語る。
「2リットルのコーラの蓋を開けてそのまま捨ててやったぜえ、ワイルドだろう」
「レンタルビデオ店で2時間かけてDVDを10本選んで借りて、そのまま返却口に返してやったぜ、ワイルドだろう」
「バスの停車場の看板を毎日少しずつ動かして、ついに自分の家の前まで持って来た。武勇伝、武勇伝」

 もちろん、スギちゃんたちはフィクションで、江頭さんは実話で、笑いの種類は全く違う別のもの。これを比較するのはどうかとも思うが、江頭さんの方がはるかに過激。
 しかもそれを実際に行っているのがすごい。
 出没するのも北朝鮮やパナ・ウェーブといったヤバイ場所。その出没動機は<好奇心>と<笑い>。
 また、その根本になるのは<笑いのためには死んでもいい>という覚悟、<伝説>を作るという自己愛にも似た執念。

 元来<芸人>というのは本来、過激でヤバイ存在である。
 社会から忌み嫌われ、時に恐怖される。
 そして一方で、そのパフォーマンスで笑いを提供する。
 サーカスの道化師がその姿だけを見ると怖いのと同じだ。
 江頭さんは、そんな<芸人>の数少ないひとり。
 次に何をしでかしてくれるのか注目せずにはいられない。



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2 コメント

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名言 (江頭3:50)
2013-11-21 22:56:54
努力より先に成功が出るのは辞書の中だけだ
返信する
深いですね (コウジ)
2013-11-22 07:57:31
名言ありがとうございます。
江頭さんの言葉なんですか? いろいろな意味を含んでいそうで深いですね。
返信する

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