平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「聖戦だ 己れ殺して 国生かせ」「税で報国 身で護国」~国策標語を集めてみた

2014年07月10日 | 名セリフ・名言集
 戦争中の日本の『国策標語』

★国の矢となれ 盾となれ(東京標語研究会、昭和12年)

★聖戦だ 己れ殺して 国生かせ(読売新聞社、昭和14年)

★税で報国 身で護国(横浜市福富町納税組合、昭和15年)

★進め一億 火の玉だ(大政翼賛会、昭和16年)

 ファシズムの時代というのは<個人の自由がなくなり、国家の力がやたら強くなる>。
 <国家のためなら個人の自由や人権は制限される>のが当たり前とされる時代。

 そう言えば、
 自民党の町村信孝・元外務大臣は『秘密保護法』の時、同様の発言をしていましたね。
・個人より国家
・人権より国家
 一部、保守政治家の中には、こうした考え方がDNAとして受け継がれているのだろう。
 ちなみに町村氏の父親・金吾氏は元・内務省官僚で、特高警察の警保局長を務めていた人。

『聖戦だ 己れ殺して 国生かせ』『税で報国 身で護国』なんて時代が来ないことを強く望みます。
 でも、国民から多く税金を集めたい権力者は、危機を煽り作り出して、これをやって来るんだろうな。
 現在の国民の中にも、やっと獲得した人権を簡単に手放そうとする人たちがいるみたいだし。


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