平成エンタメ研究所

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『機動戦士ガンダム』と『ガンダムSEED』を徹底比較!~SEEDはファースト・ガンダムを越えた!?

2024年07月19日 | コミック・アニメ・特撮
『機動戦士ガンダムSEED』全48話をイッキ見した!
 面白かった!
 僕にとって『ガンダム』と言えば「ファースト・ガンダム」で
 それ以降の『ガンダム』もいろいろ見たが「ファースト」を越えるものはほとんどなかった。
 同じことを『ガンダム』制作陣も考えたんじゃないのかな?
 ここは原点に戻るべきではないか、と。
 歳月が経ち、ファースト・ガンダムを見ていない世代も出て来ただろうし。
 ……………………………………………………

『機動戦士ガンダム』と『機動戦士ガンダムSEED』

 基本的なストーリーラインは同じである。
・コロニー脱出→追って来る敵→地球へ→迫り来る敵→地球軍基地壊滅→宇宙へ。

 登場人物やメカも
・宇宙艦ホワイトベース→アークエンジェル
・シャア→ラウ・ル・クルーゼ
・アムロ→キラ・ヤマト
・ブライト→マリュー・ラミアス
・ランバラル→アンドリュー・バルトフェルド
・ララァ→ネタバレになるので書けない。

 ストーリーラインとキャラクター配置はファーストと同じにして、
『機動戦士ガンダムSEED』はオリジナルのテーマを展開している。

 では両者の違いは何か?

『機動戦士ガンダム(ファースト・ガンダム)』
・地球政府VSジオン公国
・地球に住む者VS宇宙に住む者
・人類の革新~ニュータイプの登場

 戦いがもたらしたニュータイプ誕生。
 この展開は激アツ!だった。
 人類は覚醒し、新たな段階に進む。
 この展開は希望のもてるものだった。
 まあ、それ以降の『ガンダム』でグチャグチャになるんですけど……。

『機動戦士ガンダムSEED』
・地球連合軍VSザフト(プラント)
・ナチュラル(人類)VSコーディネイター(遺伝子強化された人類)

 SEEDでは「ニュータイプ」という概念は登場していない。
 最初からナチュラルとコーディネイターは対立し、憎み合っている。
 両者の対立は激化し、憎しみの連鎖で惨劇が次々と起こるのだが、
 SEEDでは「ニュータイプの誕生」という展開にはいかない。
 主人公のキラたちは「どうして自分たちは戦っているんだろう?」と悩み、別の展開に進む。
 ネタバレになるので具体的には書かないが、この展開も激アツだった。

 シャアに該当するラウ・ル・クルーゼもな……。
 シャアの行動目的は「ザビ家への復讐」から「人類の覚醒」へ変化するのだが、
 ラウ・ル・クルーゼはまったく別の動機で行動している。

 というわけで『機動戦士ガンダムSEED』面白かった!
 今は『DESTINY』を見ているが、どんな展開になるのだろう?

 ちなみに僕が「見ないと人生の損」と考えているアニメは以下の三作品だ。
『機動戦士ガンダム』
『進撃の巨人』
『銀河英雄伝説』


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