平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

トランプ大統領誕生で多極化する世界~試される日本の外交力

2024年11月07日 | 事件・出来事
 ドナルド・トランプ氏がふたたびアメリカ大統領に。

 深い分析は専門家にお任せするとして雑感を述べる。

 アメリカ第一主義のトランプ氏。
 世界は多極化するだろう。
・中国勢力~アフリカなど
・インドなどのグローバルサウス
・ロシア、北朝鮮勢力
・G7~ただしアメリカが独自路線なので、今までのような力はない。
・中東アラブ諸国
・ASEAN
・アメリカ、イスラエル勢力?
 これらの勢力が今後は好き勝手なことを言い出す。
 まさに混沌とした世界だ。

 アメリカと中国の対立は激化。
 何しろトランプ氏、「中国製品に60%の関税をかける」と言っているからなぁ。
 中国側の反発は必至。

 その他の国の製品にも10~20%の関税を課すと言っているが、日本製品は大丈夫か?
 トランプ氏は「ドル安」政策を採るようだから、今の「円安」は「円高」になるかもしれない。
 ただ円高になれば日本製品は売りづらくなる……。
 現状、市場は逆の動きをしているようだけど……。
 
 トランプ氏は
「戦争をやらない」
「ロシア・ウクライナ戦争は大統領就任後、一ヶ月で終わらせる」と言っている。
 つまり、アメリカは現状のウクライナ支援から手を引く。
 おそらくウクライナが領土をロシアに割譲したまま戦争は終結。
 ウクライナのこれまでの戦いは何だったのか?

 中国の台湾併合も、アメリカが文句を言わないので簡単に成し遂げられるかもしれない。
 中国が武力で併合するかはわからないけれど。

「戦争はやらない」と言っているトランプ氏だが、イスラエルと中東の争いには荷担しそう。
 イスラエル・ネタニヤフ首相は強い支持基盤を得た。

 NATOや日米同盟にはさらなる負担を押しつけられるだろう。
 日本の場合は、思いやり予算を上げられ、型落ちの要らない武器を買わされる。
 石破首相が唱える「地位協定の改正」など夢のまた夢。

 さて、この混沌とした世界で、日本はどのように振る舞うのか?
 アメリカについていったら、振りまわされて散々な目に遭わされそう。

 石破首相とトランプ氏は相性が悪そうだしね。
 トランプ氏には石破首相の「正論」は通用しない。
「こいつ、何言ってるんだ?」と思われて終わり。
 かといって、石破首相にトランプ氏と距離を取って「対米自立路線」をおこなう胆力はない。
 それは首相就任後の石破氏のブレを見ていれば明らか。

 さあ、非常に難しい局面だ。
 重要なのは外交。
 今までのアメリカ一辺倒ではダメで、アメリカと一定の距離を置き、なだめつつあしらいつつ、
 中国ともロシアともグローバルサウスともASEANとも仲良くして舵取りをしていく必要がある。


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 「京城クリーチャー」~日本... | トップ | 櫻坂46「Start over!」~ド... »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
確かに (コウジ)
2024-11-09 10:33:56
2020-08-15 21:49さん

いつもありがとうございます。

ヴァンス副大統領。
確かにどうして変わってしまったんでしょうね。
党総裁になってしまった結果、党の論理に従わざるを得なくなった石破茂氏みたいな感じでしょうか。
返信する
ヒルビリー (2020-08-15 21:49)
2024-11-09 00:22:47
Vァンス新副大統領ですが、人違いでなければ、ヒルビリーエレジーで有名なあの人ですよね。
前回Tランプさんが大統領だったときには、Tランプさん的なやり方には、どちらかというと否定的なスタンスだったはずです。なのに、何でここまで変わったんでしょうか?
5年くらい前までは、「わたしは社会的に成功したかもしれないが、運がよかっただけだ」という、謙虚な人柄だったのに、今回の選挙では「わたしはアメリカンドリームを実現した、アメリカ万歳」といったことを大声で叫んでいます。

ところが、日本のマスコミさんは、全くVァンスさんに着目していません。
Iし破さんが学生のころゴルフ部にいたから、Tランプさんとゴルフができるかもしれないとか、そんなことはどうでもいいんです。
返信する

コメントを投稿

事件・出来事」カテゴリの最新記事