平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

本当にいたAKBAD その2~何かにハマること

2011年08月09日 | アイドル
 昨日(8/8)のSMAP×SMAPでやっていた『本当にいたAKBAD』。僕が把握してる限りでは第3弾。
 内容はこんな感じ。
 SMAPの曲「not alone」の振り付けの練習をしている稲垣吾郎さん。
 そこへ草なぎ剛さんが演じるAKBファンのAD草山がやってくる。
 一通り、メンバーに関するやりとりをやった後に、話題はAKBの「ポニーテールとシュシュ」の振り付けの話に。
 草山は、「AKBの振り付けは歌詞の内容と動きがリンクしているため、振り付けを間違えることはないのだ」と主張して、実際に「ポニシュシュ」を踊ってみせる。
 すると稲垣さんも面白がっていっしょに踊り始めて、それまで練習していた「not alone」の振り付けを忘れてしまうというオチ。

 面白い。
 AD草山のアイドルオタクの屈折した感じと、それに振り回される一般人・稲垣さんの戸惑いが上手く表現されている。
 われわれAKBファンにしてみれば、<AKBの振り付けは歌詞の内容と動きが一致していること>も<松井姓のメンバーが3人いること(珠理奈・玲奈・咲子)>も常識なんですけどね、稲垣さんは草山の膨大な情報に振り回されている。
 9期生でチーム4に昇格した<ぱるる(島崎遙香)>をリストアップしている所なんかもなかなかマニアック。

 AD草山は非常に偏った人間。
 AKBのことはディープに知っているくせに、SMAPの稲垣さんのことは知らない。ただの<天然パーマのイケメン>としてしか把握していない。
 でもね、今の時代、何かにどっぷりハマることって大切だと思うんですよ。
 広く浅くより数倍楽しい。
 たとえば、テレビを見ていて島崎遙香さんが出ていたら、「あっ、ぱるるだ」と気づける。
 フツーの人だと、「可愛い女の子がいるな」ぐらいにしか思えない。
 AKBの歌を歌番組で見ていても、<歌詞と振り付けがリンクしていること>を知っているのと知らないのとでは、楽しみが違う。

 現代はオタク感性が必要な時代である。
 それは先週のSMAP×SMAPでやっていた『ワンピース王決定戦』でも同じ。
 何でもいいから<ひとつのことにどっぷりハマること>、これで世界は変わってくる。イキイキとしてくる。
 大げさな様だが、空虚な世界から脱して、生きていくことが出来る。


 『本当にいたAKBAD その1』はこちら
 
 

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