ゴーヤだけで1時間持たせるとはさすが。
しかもちゃんと『結婚生活にはお互いの<我慢>が必要なこと』が描かれている。
山田姐さん(板谷由夏)の言葉も結婚生活の本質。
「ドラマや小説では結ばれてハッピーエンドになるけど、現実は想いがかなってからが大変なのよ」
関係を維持していくためにお互いが努力する。
これが結婚生活なんですね。
そしてゴーヤをめぐってふたりが努力することで、蛍(綾瀬はるか)と部長(藤木直人)の絆はいっそう強くなった様子。
恋愛ドラマとしても成立している。
というわけで「ホタルノヒカリ」は<変化球の恋愛ドラマ>。
ひかれ合う男女の間に行き違いや障害が生じてハラハラドキドキするというのが、恋愛ドラマの定石で、その障害が恋のライバルというのが<直球の恋愛ドラマ>だろうが、この作品は違う。
何しろ障害が<ゴーヤ>。
直球のドラマの代表作「冬ソナ」と比較すると、「冬ソナ」の場合、障害となるのは<幼なじみのサンヒョク>であったり、<反対する親>であったり、<兄妹という血の問題>であったり、<病気>であったりするのだが、「ホタルノヒカリ」の場合は<ゴーヤ>。
見事な作劇である。
バカバカしいが、それが逆に新鮮さになっている。
観客は今までに見たことのないドラマを見たがっているのだ。
「ゴーヤのことをそんなに悪く言わないで下さい!」
「君はゴーヤをかばうのか?」
こんなせりふを聞けるのも、障害が<ゴーヤ>であったから。
通常の恋愛ドラマなら、このゴーヤの部分に恋のライバルの名前が入る。
「ヒロシのことをそんなに悪く言わないで下さい!」
「君はヒロシをかばうのか?」
みたいな感じで。
最後に今回の名シーン。
我慢していたゴーヤをやけ食いする蛍。
そこへ部長が帰ってきて、蛍はバレない様に庭に隠れてゴーヤを全部食べようとする。
口いっぱい頬ばって、むせて。
それを部長は勘違いして「泣いているのか?」
そして自分の気持ちを告白。
これも変化球の告白シーンである。
一番ロマンチックな部分をぶっ壊す。
やはり新鮮だ。
しかもちゃんと『結婚生活にはお互いの<我慢>が必要なこと』が描かれている。
山田姐さん(板谷由夏)の言葉も結婚生活の本質。
「ドラマや小説では結ばれてハッピーエンドになるけど、現実は想いがかなってからが大変なのよ」
関係を維持していくためにお互いが努力する。
これが結婚生活なんですね。
そしてゴーヤをめぐってふたりが努力することで、蛍(綾瀬はるか)と部長(藤木直人)の絆はいっそう強くなった様子。
恋愛ドラマとしても成立している。
というわけで「ホタルノヒカリ」は<変化球の恋愛ドラマ>。
ひかれ合う男女の間に行き違いや障害が生じてハラハラドキドキするというのが、恋愛ドラマの定石で、その障害が恋のライバルというのが<直球の恋愛ドラマ>だろうが、この作品は違う。
何しろ障害が<ゴーヤ>。
直球のドラマの代表作「冬ソナ」と比較すると、「冬ソナ」の場合、障害となるのは<幼なじみのサンヒョク>であったり、<反対する親>であったり、<兄妹という血の問題>であったり、<病気>であったりするのだが、「ホタルノヒカリ」の場合は<ゴーヤ>。
見事な作劇である。
バカバカしいが、それが逆に新鮮さになっている。
観客は今までに見たことのないドラマを見たがっているのだ。
「ゴーヤのことをそんなに悪く言わないで下さい!」
「君はゴーヤをかばうのか?」
こんなせりふを聞けるのも、障害が<ゴーヤ>であったから。
通常の恋愛ドラマなら、このゴーヤの部分に恋のライバルの名前が入る。
「ヒロシのことをそんなに悪く言わないで下さい!」
「君はヒロシをかばうのか?」
みたいな感じで。
最後に今回の名シーン。
我慢していたゴーヤをやけ食いする蛍。
そこへ部長が帰ってきて、蛍はバレない様に庭に隠れてゴーヤを全部食べようとする。
口いっぱい頬ばって、むせて。
それを部長は勘違いして「泣いているのか?」
そして自分の気持ちを告白。
これも変化球の告白シーンである。
一番ロマンチックな部分をぶっ壊す。
やはり新鮮だ。
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