ロシアのプーチンの戦勝記念日の演説は次のようなものだった。
「ドンバス、クリミアを含む我々の領土への侵略準備が公然と進められていた。
危険は日ごとに増していった。
ロシアは侵略に対して先手を打つことにした。
それはやむを得ない唯一の正しい判断だった」
さて、この演説を「ウクライナ」ではなく、「日本」に当てはめてみよう。
「樺太、北方四島を含む我々の領土への侵略準備が公然と進められていた。
危険は日ごとに増していった。
ロシアは侵略に対して先手を打つことにした。
それはやむを得ない唯一の正しい判断だった」
憲法9条を変えて、戦争できる国にするというのはこういうことである。
こちらにその気がなくても、敵に攻める口実を与えてしまう。
ところが憲法9条があれば、相手はこうした難癖をつけられない。
仮にプーチンが「樺太、北方四島を含む我々の領土への侵略準備が公然と進められていた」と言って来たら、
「いやいや、プーチンさん、わたしたちには憲法9条があって侵略戦争などできないんですよ」と言い返せる。
プーチンはこんな難癖もつけていた。
「ウクライナは核兵器の取得までほのめかしていた」
これも「日本」に当てはめてみよう。
「日本は核兵器の取得までほのめかしていた」
現在、日本のタカ派が主張している「核保有論」「核共有論」はこういう難癖の可能性を高くする。
ところが現在の「非核三原則」を堅持していれば、「日本は核兵器を持つことなどできません」と言い返せる。
えっ、こんな理屈、頭のおかしい独裁者の前では無意味?
そうかもしれない。
でも、抑止力にはなり得る。
「日本は憲法9条を盾にして国際世論を味方につけて来るだろう」
「憲法9条があるから言いがかりをつけにくい。こちらに攻める正当性はあるのか?」
侵略者はこんなことを考えるはず。
こんなにお金のかからない抑止力はないだろう。
ちなみに日本の軍事費は世界第5位だ。
安倍晋三を始めとするタカ派は軍備費UPを主張しているが、
世界第5位の軍事費で足りないとすれば、どこかにムダがあるはず。
アメリカの言われるままに使えない戦闘機を買わされていないか?
商社や政治家が中抜きしていないか?
戦闘機や空母よりもドローン100万機の方が有効じゃないの?
「ドンバス、クリミアを含む我々の領土への侵略準備が公然と進められていた。
危険は日ごとに増していった。
ロシアは侵略に対して先手を打つことにした。
それはやむを得ない唯一の正しい判断だった」
さて、この演説を「ウクライナ」ではなく、「日本」に当てはめてみよう。
「樺太、北方四島を含む我々の領土への侵略準備が公然と進められていた。
危険は日ごとに増していった。
ロシアは侵略に対して先手を打つことにした。
それはやむを得ない唯一の正しい判断だった」
憲法9条を変えて、戦争できる国にするというのはこういうことである。
こちらにその気がなくても、敵に攻める口実を与えてしまう。
ところが憲法9条があれば、相手はこうした難癖をつけられない。
仮にプーチンが「樺太、北方四島を含む我々の領土への侵略準備が公然と進められていた」と言って来たら、
「いやいや、プーチンさん、わたしたちには憲法9条があって侵略戦争などできないんですよ」と言い返せる。
プーチンはこんな難癖もつけていた。
「ウクライナは核兵器の取得までほのめかしていた」
これも「日本」に当てはめてみよう。
「日本は核兵器の取得までほのめかしていた」
現在、日本のタカ派が主張している「核保有論」「核共有論」はこういう難癖の可能性を高くする。
ところが現在の「非核三原則」を堅持していれば、「日本は核兵器を持つことなどできません」と言い返せる。
えっ、こんな理屈、頭のおかしい独裁者の前では無意味?
そうかもしれない。
でも、抑止力にはなり得る。
「日本は憲法9条を盾にして国際世論を味方につけて来るだろう」
「憲法9条があるから言いがかりをつけにくい。こちらに攻める正当性はあるのか?」
侵略者はこんなことを考えるはず。
こんなにお金のかからない抑止力はないだろう。
ちなみに日本の軍事費は世界第5位だ。
安倍晋三を始めとするタカ派は軍備費UPを主張しているが、
世界第5位の軍事費で足りないとすれば、どこかにムダがあるはず。
アメリカの言われるままに使えない戦闘機を買わされていないか?
商社や政治家が中抜きしていないか?
戦闘機や空母よりもドローン100万機の方が有効じゃないの?
記事の作成お疲れ様です
正にコウジさんのおっしゃる通りです。 憲法9条を盾にして十二分 世界は
日本を支持します。本とに憲法9条は平和を齎しますね。 右派のような
短絡的無謀論は日本の破滅を意味しています…
いつもありがとうございます。
いきなり核武装まで行ってしまう所が安易なんですよね。
侵攻の口実を与えなかったり、経済で密接な関係を作って攻めてもデメリットしかないようにしたり、外交で密接な関係を構築したり、やるべき細かいことは山のようにあるのに。
まあ、改憲論者はただ9条を変えたいだけなんでしょうね。
そのプラスマイナスも考慮せずに。
憲法9条は、侵略戦争を正当化させないソフトウェア上のファイヤオールみたいなものですから、日本を守るにはこれしかない。
飛べない戦闘機や打てない核を買っても”穀潰し”になるだけで、憲法9条というセキュリティソフトを次々と更新していくべきだと思うんですが。
こうした有事の時代は、脊椎反射系のタカ派が威張り腐るんですよね。
セキュリティソフト いい例えですね。
これには「外交」も「経済」も「文化」も「人的結びつき」なども入ると思いますが、武器以外に「この国と戦争すると損だぞ」と思わせることが重要なんですよね。
とは言え、僕が今回戸惑っているのは、明らかにマイナスでしかない戦争を仕掛けて来るプーチンのような存在が登場したこと。
とは言え、憲法を改正した軍事国家よりは、憲法9条を盾にした専守防衛の国の方が有効だと思っています。
平和は、かくして破れたり。
日本の憲法9条は、神社のお守りみたいなもので、抑止力にはなるかもしれませんが、こんかいのロシア侵攻で無意味と知りました。
もっとも、GNPの3%を軍事費にするそうですから、世界第3位になります。
ご意見ありがとうございます。
別に日本もウクライナも非武装ではないですよね?
おっしゃるとおり、憲法9条にもマイナスはありますが、9条をなくすことにもマイナスがある。
そのプラスマイナスを僕たちはよく考えるべきだと思います。
僕は本文にも書いたように「侵攻の口実を与える」という点でマイナスの方が大きいと考えています。
中国・ロシア・北朝鮮は仮想敵国として脅威を感じるようになるでしょうし。
それなのに今回のウクライナ侵攻は愚挙を通り越して醜態としか言いようがないです。
ただ、プーチンがすべて悪と断定も出来ません。
奴は前エリツィン政権が欧米から外貨を得るためにガスや石油の利権をグローバリストに売り飛ばしてたのをプーチンは国営化に戻してましたからね。
実際に今回のウクライナ侵攻の発端はバイデンがゼレンスキーにウクライナもnatoに加盟すると仄めかしたのが原因でしょうね(子分のウクライナがアメリカの傘下に入ったら、死活問題ですからね)
現に親ロシア派だったヤヌコーヴィチ政権は腐敗していたダメ政権で、最終的にデモで崩壊しました。
しかし、あのデモなどはアメリカが深く関与してた可能性もあります。
私はプーチンを擁護はしてません。
しかし、プーチンより酷い悪党はアメリカを中心としたグローバリストたちに思えてなりません。
現にバイデンとゼレンスキーはグローバリストの狗ですからね。
トランプ大統領が仕切っていたら、タリバンの盛り返しやウクライナ侵攻は起きなかったと思います。
いつもありがとうございます。
おっしゃるとおり、ロシアの視点に立てば、ウクライナのNATO入りは脅威なんですよね。
日本に例えれば、九州が中国と軍事同盟を結んだようなもの。
しかし、21世紀に20世紀の戦車を使った電撃戦をするとは……。
戦術で完全に間違っていて、現在の劣勢は当り前ですよね。
あとは一般市民を巻き添えにしたり、虐殺したこと。
これでは大義は立ちません。
ウクライナの人々も降伏すれば虐殺されたり収容所に送られるのですから必死に抵抗するでしょう。
戦争論で言えば、この2点でプーチンは完全に間違えましたね。
戦争は基本、攻め込んだ方が負けるんですよね。
・戦線が伸びて補給が出来ない。
・占領統治に莫大なエネルギーが必要になる。
こんなことも知らないプーチンは愚かです。
>親ロシア派だったヤヌコーヴィチ政権は腐敗していたダメ政権で、最終的にデモで崩壊しました。
この事件のドキュメンタリー映画がnetflixのUPされていたので、今度見ようと思っています。
>プーチンより酷い悪党はアメリカを中心としたグローバリストたちに思えてなりません。
この件は僕は不案内なので、もしよかったら教えていただけるとうれしいです。
私は知床斜里に住んでいるので北方領土にはぜひ行きたいと思っており、またロシアが革命で分解さらるコトを期待しております。
今回の戦乱でその期待は高まったかと思い、あわよくば中国もドミノ倒しで分解するのではないかと、期待を高めております。
それは民主化という地球の進化の方向性に従うコトだと思いますが…
コメントありがとうございます。
おっしゃるとおり、ロシア・中国そして北朝鮮の体制を崩壊させるには内乱・民主派勢力によるクーデターあるいは革命だと思います。
他国が戦争を仕掛けて崩壊させるというのは反撃も喰らいますし、労多くして益少なし。
ただ中国は人民がそれなりに経済成長を享受しているようなので、内乱・革命は難しい?
となると共産党内の派閥争いですが、ある報道に拠ると、習近平体制も揺らいでいるようですね。