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平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

西郷どん 第14回 「慶喜の本気」~今の幕府で本当にこの国を守れると思っているのか!? 俺がこの国の将軍になってやろう

2018年04月16日 | 大河ドラマ・時代劇
 今回は物語が大きく展開しましたね。
・将軍・家定(又吉直樹)の決断。
・一橋慶喜(松田翔太)の決断。
 決断の理由に関しては行間を読まなくてはならないんですけど、僕はこのくらいのテンポが好きです。
 ………………

 家定の決断のキイワードは〝息災〟だった。
 篤姫(北川景子)から「慶喜が将軍になると民が〝無事息災〟になる」と言われると、家定は反応した。
「無事息災か」
「姫もずっと息災でいられるということか?」

 家定はやさしいなぁ。
 子供のようであるけれど、心の底から篤姫を愛している。
 それが滲み出た言葉。

 篤姫といっしょにいられる喜びの言葉はこんなせりふにも。
「御台が笑うと嬉しく思う」
「いく久しく友好を得たいものじゃ」

 大人と子供が同居している家定。
 彼の中には〝政治〟や〝難しい国際情勢〟などはない。
 あるのは篤姫が〝息災〟であることだ。
 家定は別の論理で物事を考え、行動している。
 ………………

 一方、慶喜。
 一橋派と南紀派の権力闘争に巻き込まれ、えらい迷惑。
 慶喜は厄介なことを背負いたくなく〝ひーさま〟として普通に暮らしたいのだ。
 だから「ここではひーさまと呼べ」

 吉之助(鈴木亮平)から、「この国を守れるのはあなた様しかしない」と言われると、
「この志のないどうしようもない男が国を守れると思うのか?」

 今作の慶喜はなかなか魅力的な人物ですね。
〝志〟とか〝国を守る〟とか、吉田松陰を始めとする幕末の志士たちはどうも暑苦しい。
〝志〟は内戦を生み、〝国を守る〟は他国との戦争を生む。

 刺客に襲われたときの慶喜のせりふは、
「だから俺は天下国家に関わりたくないと言ってるんだ!」
 何とも人間的な慶喜様!
 こんなふうに弱さも吐露できる所、僕は好きですよ。

 それと、
 権力闘争から距離を置いているという点で、慶喜と家定は実は同じなんですね。
 ………………

 さて、そんな慶喜の背中を押したのは、吉之助の熱い思いだった。
 自分のためにやりたくもない人殺しをし、それでも思いをぶつけてくる吉之助に慶喜は心を動かされた。

 刺客や権謀術数を使い、徳川家を私物化している井伊直弼(佐野史郎)にも嫌気がさしたのかもしれない。
 だから「次期将軍を慶福に譲ってくれたら紀州を差し上げる」と提案してきた井伊直弼にこのせりふ。

「どうしてお前が紀州に行けと言える? つけあがるな!
 お前の言葉には命がない。
 今の幕府で本当にこの国を守れると思っているのか!? この大馬鹿者!
 俺がこの国の将軍になってやろう」

 決まったね。
 カッケー、慶喜!

 一方、慶喜のこの心変わりについては、勢いで何となく納得させられてしまった感じもある。
 人間、そう簡単に180度変われるものではないと思うから。
 聡明な人なので、国の危機という問題意識は持っていたんでしょうけどね。
 次回、さらに何らかの描写がなされるのだろうか?

コメント (4)
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4/14 国会前デモ・レポート~15時30分、鉄柵が決壊し、道路に参加者があふれ、怒りのコールが飛び交う!

2018年04月15日 | 事件・出来事
 昨日(14日)、国会前デモに行ってきた。
 歩道に溢れる人、人、人。

 でもね、
 すごく窮屈なんだよな、警察が道を解放しないから。
 アメリカや韓国やヨーロッパのデモの写真を見ていると、しっかり道を開放している。
 なのに日本のデモは鉄柵で囲われて歩道の中でデモ。

 おそらくデモの規模を大きく見せたくないという意図なのだろう。
 窮屈さも参加意識を萎えさせる。
 デモ参加者が分散させられているので熱気も分散する。
 何とも巧みな作戦だ。
 安倍晋三同様、姑息でもある。

 状況が変わったのは15時30分。
 デモの仕切りが、元SEALDsの新団体「Stand For Truth」と「未来のための公共」に代った時。
「前へ、前へ」
 のコールを受けて鉄柵が〝決壊〟した。

 これでデモ参加者が国会議事堂前の道に溢れかえった。

「安倍は辞めろ!」
「総辞職!」
「ウソをつくな!」
「国民舐めるな!」
 と、怒りのコールが飛び交う。
 これで参加者も心がひとつになった。

 これは絵になると思ったのだろう。
 決壊して道路に人が溢れると、新聞社やテレビのヘリも飛んできた。

 
 ※一応、僕が携帯で撮った写真


〝決壊〟については、さまざまな意見があろう。
 ルール違反?
 でもね、外国では当たり前のようにおこなわれている〝道の開放〟がどうして日本では許されない?
 どうして鉄柵の中でコールしなくてはならない?
 安保法制の時もそうだったが、今回、道に人が溢れても、参加者は暴徒化しなかったではないか。

 それにね。
 ルールを破っているのは安倍とその一味だぞ。
・文書を隠蔽、破棄、改ざん。
・国会では、はぐらかしとウソ答弁。
・お友達への優遇と利益供与。
・あるジャーナリストは女性をレイプしたのに官邸に近いというだけで無罪放免。

 僕たちは、安倍一味がルールを守っていないから怒ってるの!
 警察が不正をしたやつを捕まえないからデモをしてるの!
 毎日新聞の報道に拠れば、大阪地検は〝文書改ざん〟や〝8億円の値引き〟について佐川らを起訴しないそうじゃないか?
 警察がちゃんと仕事をしないから、僕たちはデモをしてるわけで、警察の皆さんは現在の状況をどう思ってるのかね?

 現在のこの国には〝怒り〟を表現する場が必要だ。
 そのためには、まず国会前の道を開放しろ。
 そうすれば、もっとたくさんの人が集まる。

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銀河英雄伝説 第2話 「アスターテ会戦」~ラインハルト、中央突破作戦をヤンに逆手に取られて、 「何たる無様な陣形だ!」 

2018年04月14日 | コミック・アニメ・特撮
 銀河英雄伝説 第2話「アスターテ会戦」
 今回は同盟視点でした。

 ヤン・ウェンリーのCVは鈴村健一さん。
 若い感じのヤンになりましたね。

 逆にヤンの温かみがなくなったかな?
 前アニメシリーズでヤンを務めたのは故・富山敬さん。
 富山さんの声は〝温かみ〟や〝やさしさ〟がありましたからね。
 オールドファンとしては、どうしてもヤン=富山敬になってしまう。
 とはいえ、鈴村さんのヤンが回を重ねていくうちに、どう変わっていくか楽しみ。
 ………………

 物語では「アスターテ会戦」の名セリフを聞けました。

★まずはヤン。
 艦隊が指示どおり動かず作戦が失敗したらどうするか? と副官ラオに問われてこう語る。

「頭をかいて謝るさ」

 カ、カッケー!
 ヤンの洒脱な感じがよく現れている。
 ヤンは常にやわらかいんですよね。
 臨機応変、しっかりした戦術眼を持ちながら、物事はなるようにしかならないとも思っている。
 このゆったりとした腹の据わり方。

 私事ですが、仕事でまずい状況になった時、僕はヤンのこのせりふを思い出し、自分に言い聞かせていました。
「頭をかいて謝るさ」

★ラインハルトはこれ。
 中央突破作戦をヤンに逆手に取られ、両軍が互いに追いかけまわす陣形になった時のひと言。

「何たる無様な陣形だ!」

 ラインハルトには美学があるんですね。
 戦術も生活も、あらゆるものが整然として美しくなくてはならない。
 一方、ヤンは、被害少なく勝てばいいので〝無様な陣形〟など気にしない。
 逆にこの無様な陣形を楽しんでいる感じすらある。

 凡庸な作品なら、ここでのラインハルトのせりふは「敵にもなかなかの戦術家がいるようだな」みたいになったりするんですけど、今作では「何たる無様な陣形だ!」
 ラインハルトが〝美しさ〟で生きていることがよくわかります。

★3つめはキルヒアイス。
 同盟軍の艦隊の2/3を壊滅させたが、ヤンが率いる1/3の艦隊にしてやられたことを悔しがるラインハルトに

「これ以上お望みになるのはいささか欲深いというものです」

 ラインハルトは〝帝国乗っ取り〟というとんでもない野望を抱えているので、完全勝利できなかったことに満足できないんですね。
 それを冷静にたしなめるキルヒアイス。
 アクセルを踏みすぎるラインハルトの良いブレーキ役になっています。
 副官キルヒアイスがいるから、ラインハルトは暴走せずにいられる。
 ………………

 というわけで、今回のアスターテ会戦。
 ラインハルトとヤンが初めて遭遇し、ライバルと認め合ったエピソードでした。

 そう言えば、ラストでこんなやりとりもありましたね。
 
 ラインハルトが伝聞で、
『貴官の勇戦に敬意を表す。再戦の日まで壮健ならん』
 とヤンにメッセージを出したことに対して、ヤンは、
「勇戦と評してくれたか。恐縮するね」
 と言って伝聞に返事をしない。

 これまた、ふたりの性格の違いを表したやりとりですね。


※銀河英雄伝説PV第2弾はこちら
 銀河英雄伝説PV第2弾(YouTube)


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大阪地検、お前もか?~公文書を改ざんの佐川宣寿を立件見送り。かくして、この国は改ざんが当たり前の国に

2018年04月13日 | 事件・出来事
 財務省事務次官のセクハラ発言。
「これが安倍内閣の適材適所か!」
「録音音声が公開されたら『このハゲー!』に匹敵するインパクトになるよな」
 とツッコんでいたら、朝にとんでもないニュースが入ってきた。

『学校法人「森友学園」(大阪市)への国有地売却を巡り、財務省の決裁文書が改ざんされた問題で、大阪地検特捜部は、前国税庁長官の佐川宣寿氏(60)ら同省職員らの立件を見送る方針を固めた模様』(毎日新聞)

 はあ?
 大阪地検、本当か?
 改ざんはあきらかで、改ざんされた文書で国会審議がおこなわれ、総選挙までやったんだぞ!
 公文書偽造という前代未聞の大事件にお咎めなしかよ!

 だとしたら、これから役所は公文書改ざんし放題じゃないか?
 国民も確定申告の書類をゴマかしまくるぞ。
 企業もどんどん改ざんする。
 だって財務省が許されたんだから、自分たちも許されて当然。
 真面目に書類をつくるのがバカバカしくなる。
 かくして、この国は改ざんが当たり前の国に。

 つーか、大阪地検、この件でどれだけ調べたんだよ。
 近畿財務局や財務省理財局にガサ入れした様子もないし、財務省のパソコンを押収したり、メールのやりとりを調べた形跡もない。
 佐川の聴取もどれくらいの時間やったのか?
 一方、籠池夫妻はそろそろ8ヶ月に及ぶ拘留。
 完全に不公平だろう?

 一部のメディアでは、山本真千子とかいう正義の検事がいて、政治家までを視野に入れて捜査しているって報道されていたから期待していたけど、全然ダメじゃん。
 あ~、予想してたとおりね、になっちゃった。

 甘利明の贈収賄や山口敬之のレイプ事件も不起訴だったし、この国の検察は、安倍晋三同様、腐っている。
 無能ならまだ理解できるが、完全に権力側の組織ではないか。

 それにしても、
 権力に近いヤツっていうのはいいね、何をやっても許される。
 誰もが権力にしっぽを振るわけだ。
 佐川もこういう裏取引があったから、証人喚問でとぼけまくったってわけか?

 大阪地検は少なくともこの件について説明しろ!

 報道が誤報であることを願う。


※参照記事
 公文書改ざん:佐川氏、立件見送りへ 虚偽作成罪問えず(毎日新聞)

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正義のセ~99.9%の有罪を確定するために奮闘する検事の物語! ドラマくらいは正義が実現してほしいな

2018年04月12日 | 推理・サスペンスドラマ
 なかなかタイムリーな物語ですね。
 つーか、わざと狙ってるでしょう(笑)

 第1話の事件の内容は、
・暴行傷害事件 →貴乃岩暴行事件
・パワハラ →伊調馨パワハラ事件
・口裏合せ →安倍晋三をめぐる一連の事件

 前クールのドラマ『99.9』も意識している(笑)
 支部長の梅宮護(寺脇康文)のせりふにもあったとおり、
『99.9』が弁護士の物語で、0.1%の無罪の可能性を追求したのに対し、
 今作は検事の物語で、99.9%の有罪を確定する物語である。
 ……………

 主人公の新人検事・竹村凜々子(吉高由里子)はオーソドックスなキャラクター。
 正義感が強く、共感力があって喜怒哀楽がすぐに出る。
 検事として未熟だが、あきらめず地道に、苦労を厭わず、事件に取り組む。

 ヒロインとしてありきたりですが、僕は嫌いではないです。

 一方、その分、脇役が魅力的。

 未熟な凛々子に小姑のように釘を刺し、指導する事務官の相原勉(安田顕)=有能な相棒。
 クールで凛々子に批判的だが、きっちり仕事をして凛々子を助ける大塚仁志(三浦翔平)。
 人情派で、凛々子の強い思いに共感しつつも、検事としての心得も教える徳永太一(塚地武雅)。
 距離を置いて一線を引きつつも温かく凛々子を見つめる上司の梅宮。

 この脇役の配置もパターンと言えばパターンなんですが、僕は嫌いではないです。


〝正義〟という言葉が虚しくなってしまった現代社会。
 強い者は権力を使って罪を免れ、美味しい思いをしている。
 せめてドラマくらいは、正義が実現してほしいものだ。

 事件の解決に関しては、ワンアイディア。
 タクシーのドライブレコーダーでした!

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安倍、終わったな~加計問題で朝日新聞が愛媛県の文書を入手 「本件は首相案件」!

2018年04月10日 | 事件・出来事
 朝日新聞がまたまたスクープ。
 加計学園問題で今治市の職員が首相官邸を訪れた際の面会記録を入手したのだ。

 それがこれ。

 

 柳瀬首相秘書官の主な発言。
「本件は首相案件になっており、内閣府藤原次長のヒアリングを受けるという形で進めていただきたい」

 おわかりだと思いますが、大事な所を繰り返します!

 本件は首相案件!
 本件は首相案件!
 本件は首相案件!
 本件は首相案件!
 本件は首相案件!

 そして獣医学部設立のための懇切丁寧な指導。

 アウトーーーーーっ!!
 もし、この文書が本物なら安倍晋三が獣医学部設立のために何らかの関与をしたことは確か。

 まあ、安倍は「今治市の勝手な見解だ」とか言って、とぼけるんだろうけどね。
 でも、その言い訳はきついよ。
 文書に書いてあることは実に具体的で勘違いや誤解のしようがない。
 あるいは、安倍は「柳瀬秘書官が勝手にやったこと」とか言って逃げるのかね?

 往生際が悪い安倍。
 地位に恋々としがみつく安倍。

 これ以上の恥を晒す前にとっとと辞めなさい。
 あなたは根本が腐っているから、いくらゴマかしても次から次へと同じようなのが出てくるよ。
 さすがに国民もそこまでバカじゃない。

 国家を私物化している安倍一味。
 とんでもない腐敗政権。
 昨年の国会で、よくもまあ、あれだけウソ答弁を繰り返したな、柳瀬、藤原、荻生田、そして安倍!
 将来〝安倍=ウソつきの代名詞〟と国語辞典に記載されるようになるかもしれない。

 戦後最低政権であることが確定した。



※参照記事
 「本件は、首相案件」と首相秘書官 加計めぐり面会記録(朝日新聞)


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西郷どん 第13回 「変わらない友」~忘れもんをした。おはんじゃ、大久保正助を忘れてきた

2018年04月09日 | 大河ドラマ・時代劇
 大久保正助(瑛太)は自負心が強く、プライドが高い。
「おいはおいの力で江戸に行く」
 と、吉之助(鈴木亮平)の助力を断り、怒るのだ。
 吉之助は善意と正助の能力へのリスペクトから殿に進言したのに、「上から見下ろしている」と感じてしまう。

 これは劣等感の裏返しでもある。
〝殿の覚えめでたき吉之助〟
〝江戸での大活躍〟
 下級武士で薩摩の片隅にいた正助がこれを羨み、劣等感を抱いても仕方ない。
「(吉之助が)遠いところに行ってしもうた」
 とも語っていた。

 さまざまな思いが入り乱れる正助。

 実に人間的ではあるけれど、もう少し柔軟であってもいい気もするなぁ。
 妻の満寿(美村里江)が同じようなことを言っていたが、
〝道を拓くために、他人の善意に甘える〟
〝感謝しつつ他人をどんどん利用する〟
〝他力本願で世の中を渡っていく〟
 そんな気持ちを持てれば、もっと楽に生きられるのに。

 斉彬(渡辺謙)だって、老中・阿部正弘(藤木直人)や近衛忠煕(国広富之)を信頼関係を築きつつ利用している。
 大事をなすにはこれだよ、正助どん。
 ちっぽけなプライドなど捨ててしまえ。

 そして、こうした夫の弱点を見抜いた妻・満寿は聡明。
 きっと良い奥さんになるのだろう。
 ………………

 もっとも吉之助が変わったことも確か。

 彼の中に〝国〟の意識が芽生えてきた。
 以前は、地べたの〝生活者の視点〟だったのに、弟妹の内職を見ても昔のような痛みや申し訳なさを感じていない様子。
 やはり吉之助は「遠くに行ってしまった」のだ。

 斉彬の教えもしっかり吸収しているようで、薩摩の西洋化やフランスから軍艦を買うことについて問われ、
「大切なのは戦うことではなく、異国と対等につき合うこと」
 と即座に解答できる。

 これは成長である。
 でも一方、
 いくら産業振興で薩摩が豊かになったとはいえ、フランスから軍艦を買えば、その分、民の生活にしわ寄せが来るんですけどね。
 フォトグラフもぜいたくと言えばぜいたく。

 最後は将軍・家定(又吉直樹)。
 篤姫(北川景子)と初対面した時の言葉が、
「丈夫か? 死なぬか?」

 家定は生命を慈しむ気持ちが強いようだ。

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銀河英雄伝説 第1話「永遠の夜の中で」~不敗の魔術師ヤンの名セリフ 「心配するな。私の命令に従えば助かる。負けはしない」

2018年04月08日 | コミック・アニメ・特撮
 そう言えば、『銀河英雄伝説』のアニメ新作がオンエアされてますね。
 原作を熟読したなあ。
 旧作のアニメも全話見た。
 ファンの間では、帝国派、同盟派で分かれるんだけど、僕は断然同盟派!
 ヤン・ウェンリー推し!

 この作品、人物設定の言葉のチョイスがすごい。
 帝国元帥ラインハルトが<常勝>。
 では、ライバルの同盟軍提督ヤン・ウェンリーは何かというと<不敗>。
 この言葉のチョイスができた時点で、この作品は画期的なものになった。
 さすが田中芳樹先生。
 ………………

 さて新作アニメの第1話「永遠の夜の中で」。

 何とヤンが最後の最後で出てくる。
 しかも、やっと登場したと思ったら背中だけ。
 なるほどね、こういう登場のさせ方もあるのか。

 その前には、全艦隊に向かってのアナウンスせりふ(=つまり声だけ)があるんですけどね。
 帝国軍ラインハルトの各個撃破作戦で壊滅的な打撃を受けた同盟軍。
 その際にヤンは全兵士に告げる。

「私はパレッタ総司令官の次席幕僚のヤン・ウェンリー准将だ。
 旗艦パトロクロスが被弾し、パレッタ総司令官は重傷を負われた。
 総司令官の命により私が全艦隊の指揮を引き継ぐ。
 心配するな。私の命令に従えば助かる。
 生還したい者は落ち着いて私の指示に従ってほしい。
 わが艦隊は現在負けているが、要は最後に勝てばいいのだ。
 負けはしない」

 カ、カ、カッケー!
 まさに<不敗>ヤン・ウェンリーならではのせりふ。
 兵士の命を大事にして、出来る限り被害を少なくしようとする姿勢にも共感できる。

 見事な司令官だよね、ヤンは!

 一方、同じ同盟軍・第6艦隊の司令官ムーア中将は、ヤンの友人であるラップ少佐の忠告を聞かず艦隊を壊滅させ、帝国が降伏勧告すると、こう語る。

「降伏だと? 俺は無能であっても卑怯者にはならん」

 ったく、この人は兵士の命をどう考えているんだろうね?
 そんなに死にたいのなら自分ひとりで死んでくれと言いたい。


※銀河英雄伝説のPVはこちら。
『銀河英雄伝説 Die Neue These』第1弾PV(YouTube)


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安倍晋三が企む放送法改悪~かくしてテレビは大本営発表、「安倍首相がんばれ!」「安倍首相万歳!」番組ばかりに?

2018年04月07日 | 事件・出来事
 安倍晋三という男はとことん批判が嫌いなようだ。

 そこで企んでいるのが、放送法の改悪。
 つまり放送法4条に定める以下の事項の撤廃だ。
(1)公序良俗を害しない。
(2)政治的公平さを失わない。
(3)事実をまげない。
(4)意見が対立する問題は多角的に論点を明確にする。

 安倍、すげえな。
 よくもまあ、こんなことを思いつくな。
 要するに、自分を批判しないヨイショする番組だけをテレビで流したいだけだろう。

 彼が嫌いなのは、『報道ステーション』『報道特集』『サンデーモーニング』などの批判的な番組。
 一方、大好きなのが右翼が集まる『そこまで言って委員会』←近々また出演するらしい。

 一応、改悪をおこなう理由としては、
「インターネットテレビは放送法の規制はかからないが、見ている人には地上波などと全く同じだ。日本の法体系が追いついていない状況で、電波での大きな改革が必要だ」
 ということらしいんだけど、全然、理屈になっていない。
 インターネットと地上波が同じである必要はどこにある?

 つーか、そもそもメディアって権力をチェックし批判するものだろう。
 批判がなければ権力はやりたい放題。
 文書改ざんもOKなら、お友達優遇もOK。
 いくらでもゴマかせる。

 番組作りに関しては、領主書の要らない官房機密費を使えば電波を買えて「安倍首相万歳!」番組を好きなように作れる。
 企業にもさまざまな利権や優遇措置を与えて、提供させるかもね。
 かくしてテレビは北朝鮮や中国のような大本営発表番組ばかり。

 安倍って、ほんと頭おかしい。
 報道が間違っているのなら、番組に出て、堂々と反論したり説明すればいいじゃないか?
 なのに彼が出るのは『そこまで言って委員会』。
 ……………

 この件については、安倍晋三のお友達からも批判が出ているらしい。

 見城徹 幻冬舎社長
「僕の想像ですが、安倍さんは報道ステーションやサンデーモーニングが気に食わないのでしょう。しかし、それとこれとは話が別だと思います」

 渡邉恒雄 読売新聞主筆
「首相がその気なら全面対決だ」

 自民党からも、

 野田聖子 総務相
「仮に4条が撤廃されれば、公序良俗を害するような番組や、事実に基づかない報道が増加する」

 岸田文雄 自民党・政調会長
「放送法の役割、この政治的な公平性とか、公序良俗の維持とか、さまざまな役割があるといわれています。慎重に議論すべきものではないか」

 石破茂 自民党・元幹事長
「報道のあり方は、健全な民主主義にとって極めて大事なことだと思っていて、放送法4条の改正は慎重であるべきだ。正しい民主主義のあり方とは何なのかを議論していきたい」

 繰り返すけど、ほんと安倍晋三って頭がおかしい。
 もはや物事を客観的に見られず、権力の亡者になっているのだろう。
 あとは、
「ボクちゃんのやることは全部正しい。批判をするヤツは大嫌い」
 という幼児性。

 批判を真っ正面から受け入れる度量を見せてほしいんだけど、無理だろうな。
 一刻も早く辞めていただこう。


※参照記事
 テレビ制圧! 放送法改正を本気で目指す安倍政権の暴言を総ざらいする (文春オンライン)

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ラブコッチ 「青春シンフォニー」 MV公開!~愛梨、守里、ほのぴーが後ろに下がる時の謎の動きは何なのだろう?(動画あり)

2018年04月06日 | アイドル
 昨夜(4/5)21:00。
 全国のラブコッチファンはパソコン、携帯の前で正座していたに違いない。
 Love Cocchiの『青春シンフォニー』のMVが公開されるからだ!(笑)

 そして21:00

 

 来たーーーーーーっ!!

 第一印象は、ひねりやストーリーなどを絡めることなく作りがシンプル。
 奇をてらわず、歌とダンスとメンバーの魅力──パフォーマンスだけで勝負している感じ。
 まさに、つんく♂ さんの教えどおりだ。

・愛梨は、広島アクターズスクール仕込みで歌とダンスがしっかりしてる。
 不器用で感情の起伏も激しいようで、前田敦子のようなセンター資質十分。

・守里は圧倒的な妹感!

・なっちゃんは将来、絶対いいお母さんになるだろうなあ ←どういう評価だ?

・おーりおは、これからどんどんきれいになる。

・んでもって、ほのぴー。
 可愛さぱねえーーーーっ!
 でもグループのいじられ役で、日刊スポーツのインタビューで、なっちゃんからこんなツッコミ。

 西村 私は「目標に向かってどうすればそれが達成できるか、まず考えよう」って1人1人に言って、鼓舞していく役目です。
 石川 つんく♂さんみたいだよね。そういえば、見た目もつんく♂さんに似てるような…。
 西村 違うでしょ~!
 一同 (爆笑)
 …………

 歌のテーマは〝自己肯定〟
 困難にぶつかって落ち込みながらも努力し、あがきながら、ラストで〝私がいる〟〝私が今ここにいます〟と絶対的な自己肯定を歌い上げる。
 物語性のある感動的な曲だ。

 MVのディティルに関して言えば、
 曲の1番から2番の間奏の時に、愛梨、守里、ほのぴーが後ろに下がるんだけど、あの謎の動きは何なのだろう?
 イモ欽トリオか? ←古っ!
 でも、可愛い!

 2番で守里がセンターで歌う時は、千手観音。

〝出会いをありがとう〟の所では、メンバー同士で「ありがとう」と言い合う振り付けから、ファンに向かって「ありがとう」と頭を下げる振り付けに変えた。
 そう。
 これからは、ファンとの出会いをありがとう、と言うべき時だから、この振り付けの変更は正しいと思う。

 というわけで、
 Love Cocchiの「青春シンフォニー」のMVがお披露目になりました!
 いろいろ見所があって、これはライブで見るしかない!

 MVはこちら
 Love Cocchi「青春シンフォニー」MV(Short ver.)(YouTube)
 
 日刊スポーツインタビューはこちら
 つんく♂指令実行 ラブコッチが登山で絶叫+ダンス 

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