あけましておめでとうございます。本年も当ブログをよろしくお願い致します。新年一発目はまずは今年のJRについて展望してみたいと思います。今春には西日本を中心に大規模なダイヤ改正が行われます。九州新幹線全通がまずは大きなトピックです。既報の通りN700系7000番台によるみずほ・さくらが運転されますが、意外に本数が少ないように思います。まずは様子見で毎時1本の運転と言ったところなんでしょうか。レールスターも残存しているので、これを置き換える形で九州新幹線列車も増発され、最終的には30分毎の直通運転を行うものと思われます。速達型のみずほが増発されるのか、さくらが30分毎になるかは利用動向次第決まるのではないかと思われます。
N700系7000番台登場により、いよいよ山陽新幹線では100系の去就も注目されるようになります。既に2012年には引退と報じられていますが、N700系7000番台の増備とこだまに格下げ使用されるであろう700系7000番台の改造次第では前倒しもあるのではないでしょうか。東海道ではN700系の急速な増備により300系の去就が注目されており、山陽区間でも用途次第では300系の去就にも影響が出てきそうです。新幹線第2世代の100系、第3世代の300系まで一気に姿を消すのかどうか注目される年になりそうです。
在来線では新幹線開業により九州で大きな変化があります。リレーつばめ、有明に使われていた787系が各地へと転属し、それに伴い485系が引退します。かもめ、みどり、きりしま、ひゅうが、にちりんなどにも787系が進出し、485系のみならず783系も置き換えていく模様です。これにより九州では一気に特急車はJR型で統一されることになります。新幹線とリンクする観光特急の新設なども行われ、来春には九州の特急網が激変します。
西日本では485系雷鳥がいよいよ引退となります。683系4000番台の増備により全ての列車がサンダーバードで統一されます。これにより北陸筋では東側に485系北越が残る以外は全て681系・683系特急車に統一されます。国鉄色の生粋の485系がこれにより姿を消します。雷鳥を置き換えたサンダーバードのダイヤはしばらくダイヤ据え置きの形で485系のスジで運転されていたでしょうから、サンダーバードへの統一によりスピードアップも行われるものと思われます。
また西日本では北近畿地区に287系が投入されます。これに伴い特急北近畿の愛称がこうのとりへと改称されます。183系を全て置き換えるまでには至らず、半数程度は183系で運転されます。485系なき後、183系国鉄色はファンに注目される存在となりますが、国鉄色が残るのかどうかは微妙なところです。一部スジでは381系の福知山転属も噂されています。紀勢線にも2012年夏以降の287系の投入が予定されており、381系で183系を置き換えるということも十分考えられます。新型車両の投入はあるものの、特急タンゴエクスプローラ、特急文殊の廃止もあり、高速道路1000円、無料化の影響の大きさを感じさせる面も端々に見られます。
アーバンネットワークでは225系の増備が目立つ一年となりそうです。来春の改正では225系の導入に合わせて阪和線、大和路線、大阪環状線でダイヤが大改変されます。従来の20分サイクルから15分サイクルに変更され、関空紀州路、大和路快速が増発されます。その一方でデータイムの関空特急はるかの一部廃止が正式な形で行われ、普通は実質減便となります。JR宝塚線では東西線快速の塚口までの短縮が行われ、代わりに大阪発着の快速が増発されます。大阪ステーションシティ開業に合わせた大阪駅への利便性の向上を行うということですが、現状の輸送実態にも即した改変となっており、今改正では触れられていないものの直通快速の去就についても今後注目されるところです。
JR東日本では今のところ春のダイヤ改正の発表はありませんが、昨冬開業した東北新幹線にE5系はやぶさが来春デビューします。3月5日デビューと報じられているので、3月12日にデビューする九州新幹線みずほ・さくらよりも1週間早いデビューとなります。この辺りは被りを意識したデビュー日の設定なのかなと思われます。グランクラスと呼ばれるスーパーグリーン車の設定が売りで、300km/h運転、将来的には320km/h運転を行い、東京~新青森間を3時間05分程度で結ぶことが予定されています。