7月24日 金曜日 曇り時々にわか雨
久しぶりにゆっくりした1日でした。10時からの針治療の予約があるだけでした。
この所の忙しさ、それをなんとか消化出来ただけで喜ぶべきなのでしょうね。
とにかく疲れました。先日のリコーダーの演奏はわたしには凄い重圧でした・・・。
ケアプラザで演奏する時も緊張で胃が痛くなりそうになっていますのに、
今回は我が家でそれもよく知っている人が聴衆なのですから、堪りません。
演奏中に、背中には汗が流れ、胃は痛くなって、昼食も殆ど頂けませんでした・・・。
そんなこんなで読書会の報告を忘れていました。
今日針の治療中に先生が何を読みましたか、と言われハッと気がついた次第。
読書家のことに全く触れず、リコーダーのことばかりでした。反省です。
今回は壇一雄著「火宅の人」を読んだのです。
「火宅」とは「三界に平安のないことを火事にあった家にたとえた語」と辞書にあります。
まさに著者の壇一雄さん自身の生き様です。
自身の事を此処まで赤裸々に、客観的な視点で書いている事に驚きました。
自宅には奥様や子ども達が普通の生活をしていますが、著者はあちこちに住処を持つのです。
それが常に女性と一緒なのです。
脳炎にかかって不自由になった子どもも居ましたから、奥様の心境はどうだったのでしょうね。
「もし自分の夫がこのような人だとして肯定出来ますか」と聴いてみました。
なんと4対3。肯定出来ないと言う方が4人でした。肯定する人が3人も・・・。
今回の読書会の参加者が7人でしたから、約半分の方が肯定された事に驚きました。
わたしは平凡で平和な生活が一番と思っていますから、肯定出来ないですね。
嫉妬と言うより、家庭にはやはり両親が居て子どもが居る、これが普通と思っていますから。
転勤で単身赴任も決して良いことではないと思っています。
夫にも妻にも良いはずはありませんし、子どもにとっても両親が揃って居る方が良いはずです。
子どもが中・高校生になりますと、単身赴任をせざるを得なくなるのが現状ですが・・・。
でも著者はサラリーマンではないので、事情が違います。
ただ金銭的な面で、家族に不自由な思いをさせなかった事では、戸主の責任は果たしていますし、
新聞の連載小説などの原稿をどんなことをしても書いて送っているのです。
その面では確かに素晴らしいと思います。
小説家として著者が家族と一緒に住み、平凡で平和な生活をして居ましたら、
もしかしてこんなに沢山の良い作品が書けなかったかも・・・と思ったりもするのですが・・・。
でもわたしはやっぱり嫌ですね・・・。
久しぶりにゆっくりした1日でした。10時からの針治療の予約があるだけでした。
この所の忙しさ、それをなんとか消化出来ただけで喜ぶべきなのでしょうね。
とにかく疲れました。先日のリコーダーの演奏はわたしには凄い重圧でした・・・。
ケアプラザで演奏する時も緊張で胃が痛くなりそうになっていますのに、
今回は我が家でそれもよく知っている人が聴衆なのですから、堪りません。
演奏中に、背中には汗が流れ、胃は痛くなって、昼食も殆ど頂けませんでした・・・。
そんなこんなで読書会の報告を忘れていました。
今日針の治療中に先生が何を読みましたか、と言われハッと気がついた次第。
読書家のことに全く触れず、リコーダーのことばかりでした。反省です。
今回は壇一雄著「火宅の人」を読んだのです。
「火宅」とは「三界に平安のないことを火事にあった家にたとえた語」と辞書にあります。
まさに著者の壇一雄さん自身の生き様です。
自身の事を此処まで赤裸々に、客観的な視点で書いている事に驚きました。
自宅には奥様や子ども達が普通の生活をしていますが、著者はあちこちに住処を持つのです。
それが常に女性と一緒なのです。
脳炎にかかって不自由になった子どもも居ましたから、奥様の心境はどうだったのでしょうね。
「もし自分の夫がこのような人だとして肯定出来ますか」と聴いてみました。
なんと4対3。肯定出来ないと言う方が4人でした。肯定する人が3人も・・・。
今回の読書会の参加者が7人でしたから、約半分の方が肯定された事に驚きました。
わたしは平凡で平和な生活が一番と思っていますから、肯定出来ないですね。
嫉妬と言うより、家庭にはやはり両親が居て子どもが居る、これが普通と思っていますから。
転勤で単身赴任も決して良いことではないと思っています。
夫にも妻にも良いはずはありませんし、子どもにとっても両親が揃って居る方が良いはずです。
子どもが中・高校生になりますと、単身赴任をせざるを得なくなるのが現状ですが・・・。
でも著者はサラリーマンではないので、事情が違います。
ただ金銭的な面で、家族に不自由な思いをさせなかった事では、戸主の責任は果たしていますし、
新聞の連載小説などの原稿をどんなことをしても書いて送っているのです。
その面では確かに素晴らしいと思います。
小説家として著者が家族と一緒に住み、平凡で平和な生活をして居ましたら、
もしかしてこんなに沢山の良い作品が書けなかったかも・・・と思ったりもするのですが・・・。
でもわたしはやっぱり嫌ですね・・・。