友人のコンサートに行って

６月１８日　土曜日　曇りのち雨

友人が以前メンバーだった男性コーラスの発表会が蒲田であった。
友人は体調が悪くなってしまい、もう歌うことが出来なくなってしまったのです。
彼のカンツォーネはすばらしかったのです。もう聞くことが出来ないと思うと淋しいです。

会場にご夫婦で来ておられました。思ったより元気そうで安心しました。
ステージに立って歌っている方達はわたしの友人の仲間ですからほとんどわたしと同年齢です。
歳のせいでしょうか、皆さん、大分声量が落ちていました。それがちょっと残念でした。

コンサートは２時からでしたので、その前に池上の病院へ義兄のお見舞いに行ってきました。
義兄のお見舞いと言うより、ずっと看病している姪のお見舞いと言った方が良いのかも知れません。
義兄は多少意識はありますが、ぼんやりしている感じでした。

そんな父親を付きっきり看病する独身の姪のお見舞いのつもりでした。
わたしが代わって病院に居ても良いと思っていましたが、それは姪からきっぱり断られました。
最後まで自分で看たいのでしょうね。気持は解りますが大変なことです。

わたしも祖母の世話をしましたが、両親が居ての事です。一人は大変です。
それに義兄が亡くなってから、彼女は一人で生活をすることになるのです。
わたしもですが、一人で生きていくことの寂しさや辛さは言葉になりません。

彼女は若いだけに気の毒です。
わたしには同居していませんが娘も居ますし・・・。それだけでも心強いです。
あるじや母を思い出し、あるじならどうするとか母ならどうするかと考えることばかりです。

毎日あるじや母のことばかり思っているのですが、不思議なことに夢に出てきません。
ぐっすり寝ていて夢を見る間が無いのかしら・・・と思うことがあります。
でも微睡んでいることもよくあるのです。でも夢に出てきてくれません。夢でも良いから会いたいです。