フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

先輩の 私家本読みて 寝もやらず

2014-09-21 23:13:57 | 日記
9月21日 日曜日 晴れ

「幕末の人物点描 開国の先駆者たち」という、私家本としてつくってみた、と言う本が今手元にある。
「素人の装丁、印刷、製本なので見劣りするが、世界に十冊しかない本である事は確かである。
周り持ちで読んでいただければ幸いである。」と、最終ページに書かれている。貴重な一冊。

高校時代の先輩が、書きあげ装丁し製本までお一人でなさったと思うだけで頭が下がる。
18日の夕方ポストに入っていた。送る順番の一覧表があり、わたしは4番目だった。
本の装丁やら、巻末の著者、発行所がどの様に表記されているのかを確かめ、それから目次を見る。

「幕末の鬼才 佐久間象山  その老母も世界を見ていた 」という表題に吸い込まれ読み始める。
佐久間象山は、あるじが尊敬していた人物だ。
不勉強なわたしは詳しい知識を持っていないが、佐久間象山の名前はあるじから度々聞かされている。

読み始めらたのは寝る準備をしてからなので、多分0時近かったのだと思う。
そして夢中になって、2時半頃まで読んでしまう。寝ないといけないと思いベッドに入ったのだけれど
神経が興奮してしまい、わたしは一睡も出来ずベッドに横になりながら寝ず終い。

そして、今日も良いお天気なのに洗濯もせず、時々眠ったけれどずっと読みつづけてしまった。
市販の本では無く、先輩が書いた物と思うとその知識・努力・エネルギーに感動する。
内容はもちろんだけれど、それ以上に「本を作った」こと自体に、読みながら興奮してしまう。

A5版で260ページの立派な一冊の本、私家本には見えないほど立派な装丁に驚く。
先輩のこの本を読みながら、エネルギーを戴けたような気がする。



ただし、この本は10日間位を目標で、次の方に送らなければならないので、早めに読まないといけない。
届いた日にちと発送した日を記入する用紙があり、次の送り先の住所氏名が書かれてある。
素晴らしい先輩の本と先輩の博学さ、そして細やかなお心遣いに感、脱帽、言葉が無い…。
コメント
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