フォンテーヌの家  わたしのつぶやき

横浜市南区で趣味の会[フォンテーヌの家」 

鍵が欲しい・・・

2015-06-17 23:03:48 | 読書会
6月17日 水曜日 雨のち曇りのちにわか雨

雨が降っていたので迷ったけれどお洗濯だけした。
今日は10時から読書会なので、早めに家事仕事を片付け、コーヒー・メーカーをスタンバイ。
10杯分なので、2回入れる。続けて入れられるようにコーヒーを計量して、容器に入れる。
テーブルを拭いて、カップやスプーンなど準備。

今日は辻村深月著「鍵のない夢を見る」を読む事になっている。
盗癖がある母親が登場する話、消防団が放火をする話、育児ノイローゼの母親の話等々、
5編に登場してくる人物の先々は全くの闇。疲れて居る時は、読めなかった。

読んで疲れるたり、重たい物をわざわざ背負い考え込むような本は、遠慮したい。
わたしは鍵が欲しい。メンバーの方たちから、どの様な感想が聴けるか楽しみだった。
今日、欠席すると言う方の意見を事前に伺ったら、「面白くない」「好きじゃ無い」とだけ。

ところが、この小説に書かれていることは、現実にあるのだというので、ビックリ。
学校でいじめに遭っている人、子育てで疲れてしまっている人などは、この様な心理と言う。
そうかもしれない。そう思いながら聞いていたけれどやっぱり納得出来ない。

昔は家族全員で食事をするのが当然、と言う家が多かったけど、今は違う。
女学生が何人かで電車に乗って来たとき、以前は周囲を気にせず大きな声で話し笑い転げていた。
でも、今はそれぞれが携帯の画面を見ているだけで、肩を並べていても会話が無い。
傍にいる友人とは、単に一緒にいるだけ…。

子ども連れの母親も、携帯を見て子どもはゲーム機に夢中という景色をよく見る。
子どもと一緒に外の景色を見たり、何か親子で話をしている様子を余り見かけなくなっている。
その結果が、この短編集のような泥沼の題材で小説になっているとしたら…。

何とかしないと…。そう思っても、わたしに何が出来る?と、自問自答。
毎日、少しでも前に進める様に頑張って生きていきたい。

昨日の体調を引きずっていたからか、何とも気が滅入ってしまう。
一時陽射しがあったのに、夕方またにわか雨が降り出した。
こんな風に考えるのはお天気が影響している?
コメント
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