昨日の様な陽ざしはありませんでしたが、外を歩いていますとすっかり春の空気になっていました。
毎日曜日、伺っています洋裁の師をお尋ねする時、長袖の上着ではなくベストで丁度良かったです。
それでも、家で針仕事をしてい居ますと何となく足元が寒くなり、ひざ掛けをしていました。
此の処、ずっと着物を解いた大島紬で、フード付きコートに再生を楽しんでいました。
トータル、6着仕立てたようです。このあたりでコート作りは一休みしたくなりました。
先日、子供の頃からの友人から、”刺繍を教えて欲しい”といわれました。
元々、洋裁より、刺繍の方が好きなのですが、亡くなった母の着物を妹が沢山送ってきました。
フラフラが酷くなり、和服での生活より洋服の方が、安全なのでは?と思うようになっています。
以前のような酷いひどい浮腫みにはならなくなりました…
出来れば母の着物は処分せず、何かに加工してでも残して置きたい、と思いました。
家庭科が嫌いで、高校は家庭科の無い男子系の高校に進んだのですが、何故か今では趣味になっています。
その変貌には、わたし自身が驚いています。ただ、外出するより家に居る方が好みですので、
何となく縫物を始め、試行錯誤しながら何とか着られるものが出来、その達成感を楽しむ日々に
まだまだ再生したい着物はありますが、洋裁は小休止して、刺繍をしてみたくなりました。
無地の帯を選んで刺繍をし、日常的に使える手提げ袋を作ってみたくなりました。
数十年前に刺した刺繍の手提げ袋や娘たちに作った手提げ袋、どれも布地が変色したり、
シミなどで汚れてしまっています。刺繍では無いですが、頂いた袋も有ります。
袋と言えば最近は、不要の傘でエコバッグを作っていました。
我が家の不要の傘は無くなり、下駄箱がすっきりしました。
大振りの婦人洋傘で、リュックのような形状のものも作ってみました。
数日前から、閃いている形状の袋があります。
うまく出来るかどうかを心配しながら、四苦八苦する時間も貴重、そう思っています。
近日中に、試作してみます。
頭の中はすでに試作を始めています。帯での再生が成功すれば、着物の再生より楽なはず。
楽しみです。
子供の頃からの、悪戯好きなわたし。いつまでも続けていたい…。乞うご期待!!