４月１日。子供のころ、この日はいつも緊張していたことを想い出しました。
エイプリル・フールなので、”どんな嘘を言っても良い日”、我が家では父が率先して遊んでました。
普段は、堅物の父でしたがエイプリルフールだけは、父が率先して楽しんでいました。
何時もの父の言葉、と思ってしまい、毎年大笑いされていたものです。
エイプリルフールの嘘の遊びを、父はなぜかわたしにいつも仕掛けてきました。
男兄弟には、余り仕掛けていなかったような気がします。
母は、○○ちゃんは毎年やられているのに、今年もお父さんにやられたのね…、と、あきれてました。
真面目でしたから、父はそんなわたしを、”からかいたかった”のでしょうね。
４月１日は、朝起きると同時に緊張していましたね。今年こそ、お父さんには気を付けないと…。
そう思いながら、台所仕事を手伝ったり学校に行く準備をしたり、忙しく動いていたものです。
気を付けているのに、父が言った言葉に迷わされ、いつも父を喜ばせてしまいましたネ。
今になりますと、懐かしく良い想い出になっています。
”父がこんなに笑う？”と思う程、お腹を抱えて大笑いしていましたから…。
かなり、ボケっとしていたのでしょうね。いつも、”カモ”になるのはわたしでしたから…。
今日はわたしの３番目の孫の入社式（？）です。会社では無く、医学部ですから病院ですが…。
６年間、勉強も大変だったでしょうが、これからの方がもっと大変になります。
頑張り屋さんの孫息子です。大学時代は弓道部で、毎日弓を弾いていたようです。
これからも、上手に憂さを晴らせる何かを見つけ、頑張って欲しい…、そう願っています。
