木曜日です。いつものように長女がやって来ました。
彼女の顔を見ただけで、なんとなくホットします。
昼食を一緒に食べられるだけでうれしいです。
何を食べようが、”娘と一緒”と言うだけで楽になります。不思議です。
彼女がやってきたとき、朝食の後のお茶タイムでした。
午前中は食堂のテーブルの処まで陽射しが入りますので、幸せ感を感じ、
庭を眺めながら、ゆっくり茶をしたり、ラジオを聴き、幸せな一時を満喫。
4月になり暫く”縫物はお休み”し、リコーダーの練習を考えてたのですが、
夫の庭の様子が気になり始めました。
フラフラが酷いこともあり、庭仕事をほとんどしていませんでした。
その為に、なんとも落ち着かない庭になっています。
藤棚を見上げますと、藤の花房がこのところ急に伸び、10㎝はあります。
桜が葉桜になる前に、藤が満開になりそう…、と気づいたのです。
夫は、藤の棚の花房が風に揺れるころに、いつもバーベキューをしました。
家事関連の事は一切しない人でしたが、バーベキューは彼がメインでした。
自分が食べる間がなくても、お肉を焼き娘やわたしにすすめていました。
火とお肉の管理をしながら、ビールを飲み楽しそうでした。
更に、片づけもしっかり夫の指示でした。食器に関してはわたしでしたが、
お肉を焼いた金網の始末や、炭の後始末なども完璧でした。
炭は火消壺に入れ、次回に使うための消し炭を作っていましたし…。
中学・高校時代が山岳部に属していたからでしょうか、手際よかったです。
この頃はしなくなりましたが、夫がいたらバーベキューはしているはず…。
夫は家より庭に関心があったので、坂の上の土地を選んだのです。
その庭の手入れをこのところずっと疎かにしていました。
わたししか、手入れができる人はいませんから、頑張らないと…です。
わたしが何とか動ける間は、庭をキチンとしようと、と思いました。
わたしに残された時間で、庭を整えたくなりました。
娘たちは住む気持ちは無い様ですので、わたしができる間だけでも、
夫の庭の管理を頑張り、元気な庭に戻したくなりました。
夫と二人で、頑張った証拠品です。夫に胸を張って再会したいです。