予報通り朝から好天気。
ギャラリーから案内状を頂いていましたので何となく気に成っていました。
ギャラリーの主に電話を掛け、お礼を言いながら様子を伺おうと電話を。
何時ものようにギャラリーの様子を伺いましたら、案内状を出したけれど、
殆ど反応が無く、何故か寂しい状態と言われ、更に素晴らしい企画展を、
”是非、観ていただきたい”との、珍しい彼女の言葉。
思わず、”明日、伺わせていただきます”、と…。
今朝、着替えを済ませ、出かける準備をしてテーブルに着き、朝食…。
何時も朝食は簡単に済ますのが常でしたが、今朝は違いました。
何となく、独りで外食をしている気分になったのです。
わたし自身にも判断できませんが、余所行き気分に浸っていたのかも…。
そんな気がしています。
子供の頃、ままごと遊びをしていませんが、多分そんな気分だったのでは…
ギャラリーの主のお言葉通り、素晴らしい作品でした。
学生時代、恩師に連れて行っていただいた個人のお宅で、見せて頂いた
作品を想い出していました。
作品の色使いもすべてに、繊細な一面がはっきり見る事が出来、感激。
わたしも痛切に ”欲しい” と思いました。
ずっと眺めていたい…そんな気分になっていました…。
わたしの年齢になれば、物を増やすのではなく、減らさないと…です。
”欲しい”と思ったのは、数点ありました。
買ってはいけないと思っていましたから、お値段も見てきませんでした。
何となく、”もう一度見たい”と思っていますが、明日で企画展はお終いです。
全神経を集中させて作り上げたはず、年齢は確か43歳と言っておられた…
全神経を作品に投じている、その様子がわたしにも見えるようでした。
作品作りに熱中している時、もしかしたら息を止めていたのかも…。
作品への思い入れ を、感じさせられ、暫く忘れられない…そんな気がします
ギャラリーだったら、写真をとっても良かったのかも…。残念です。